ウォーキングシューズ
2013年11月2日(土) くもり
更新:2023年12月28日(木)
肌寒い季節になってきた。
6月頃から、雨が降ってなければ、夫婦で毎朝散歩をする様になったが、ここのところ、夜明け前の空に星が綺麗に見える日が増えた。
まだ、放射冷却が発生するほどの季節ではないと思うが、夜明け前の気温が 段々と低くなり、雲も出来にくい気候になって来たのだろう。
もう、「晩秋」と言ってもいい季節なのかもしれない。
さて、今日はウォーキングシューズの話をしたいと思う。
先日、新しいウォーキングシューズを買い、昨日から新しいシューズで散歩を始めた。
ウォーキングシューズとしては、これが三代目となる。
思えば、初めて私がウォーキングシューズを買ったのは、2005年の9月。私が、「イベントウォーキング」を始めた時である。
イベントウォーキングという言葉は、私が作った造語であるが、散歩の様に近場をただ歩くのではなくて、テーマを決めて知らない場所を歩くことを、一つのイベントにするウォーキングのことである。
若い頃には、「運動不足」などという言葉は、私には無縁であったが、40歳を過ぎた頃からか、運動不足が気になり始め、休日にプールに通ってみたり、朝や夜にジョギングをしてみたりと、色々やってみた。
しかしながら、どれも定着するまでには至らず、何か「無理のない」、「苦にならずに長続きする」運動はないものかと思っていた。
そんなある日、2005年の夏が終わった頃であったが、
「歩くことにテーマを設定して、毎回、知らない場所を歩いてみよう。そうすれば、毎回歩くのが楽しくなるのではないか」
と言うアイデアがひらめいたのである。
これが、イベントウォーキングの始まりである。
最初のテーマは、「国道1号線を、始点である東京の日本橋から、我が町・三島まで歩く」と言うテーマであった。
そして、早速、9月10日(土)から、「国1の旅」と名付けたイベントウォーキングを始めたのである。
「国1の旅」の旅を始めるに当たって、履く靴については特に考慮はなく、自宅にあった運動靴を、そのまま履けば良いと思い、その靴を履いて初日を歩いた。
ところが、その初日に、とんでもないハプニングが発生したのである。
意気揚々と日本橋を出発し、皇居の前を通過して、桜田門の交差点までは順調に歩いて来たのだが、虎ノ門の官庁街に入った辺りで、何やらピチャピチャと言う違和感のある音が耳に入り始め、それが、段々と大きくなってきたのである。
そこで、靴を脱いで確かめたところ、何と、靴底のラバーが剥げてきていたのである。
しばらく履いてない靴だったために、ゴム糊(のり)がダメになっていたのだろう。
やむなく、新橋、銀座と寄り道をして、スニーカーを売っている店を探したのだが、オフィス街の靴屋に並ぶのは、革靴が殆どであり、しっくり来るスニーカーが見つからなかったため、結局この日は、開き直ってラバーを引っ張って剥がし、靴底(ラバー)なしの靴で歩くことにした。
「国1の旅」は、次の土曜日にも続けるので、翌日の日曜日に早速スポーツ用品店に行って買い求めたのが、私にとって初代となるウォーキングシューズである。(下の写真2)
この靴は、その後も色々なイベントウォーキングをこなし、最後はカミサンと二人で完歩した「旧東海道ふたり旅」までお世話になった。
記憶では、靴底にヒビが入ったので、「旧東海道ふたり旅」の途中でリタイヤしたと思っていたのだが、先ほど写真でチェックしたところ、ゴールの三条大橋(京都)まで初代がきっちりと役目を果たしてくれた様である。
二代目のウォーキングシューズは、2009年8月の「横浜ウォーキング」がデビュー。この靴も東京、鎌倉、長野、山梨、・・・と色々なイベントウォーキングを支えてくれた。
まだ、十分に履ける状態ではあるが、指の部分の靴底がかなり薄くなってきたのと、靴が原因かどうかは定かではないが小石が中に入ることが時々あるので、大事を取って、このほど三代目を購入した次第である。
ただし、リタイヤにはまだ早いので、しばらくは、二代目と三代目を併用するつもりである。
最近は、三島近辺でも、JR東海が企画している「さわやかウォーキング」など、私が言うところのイベントウォーキンに相当する企画が出て来ているので、三代目の活躍の場も広がりそうである。
[参考]
初代: ミズノ製 (2005年9月〜2009年7月)
二代目:アシックス製 (2009年8月〜現役)
三代目:ロックポート製 (2013年11月〜現役)
【参考】
上記のウォーキングシューズを履いて歩いたイベントウォーキングの一覧は以下。