お散歩五郎の徒然草 (10) 〜浦安散策〜
2007年3月10日(土) 晴れ
3月に入り、ようやく暖かくなってきたので、遠出のお散歩を再開することにした。
新幹線、地下鉄東西線と乗り継ぎ、浦安の駅に降り立つ。
駅前は賑やかであり、食事処、買い物の店も多い。ここなら、きっと住むにも困らないであろう。と言うのは、実は、4月から、息子がこの地で一人暮らしを始めるのである。今日は、街の様子を見るのが目的の一つなのである。
息子のアパートは、東京メトロ東西線の浦安駅と南行徳駅の中間点辺りであり、どちらに歩いても7〜8分という便利な場所にある。また、SEIYUもダイエーも徒歩10分圏内である。
アパートの前の道を北に進むと、やがて船圦(ふないり)緑道に入る。昔の船圦川が現在では緑道となっている。
現在の浦安は、その殆どが埋め立て地であるが、元からあったのが この船圦川の辺りであり、昔は漁師町であったとか。
500メートルほどの船圦緑道を進むと、旧江戸川にぶつかる。
東京都と千葉県の境を流れる旧江戸川は、嘗ては江戸川の本流であったが、今では市川を流れる方が本流となっている。
寅さんに出てくる江戸川の風景とは異なり、この旧江戸川には河原もなく、両岸は堤防作りとなっている。それでも、堤防の内側には遊歩道が造られており、朝夕の散歩を楽しむことは出来そうである。息子も、ジョギングコースとして使うに違いない。
旧江戸川を遡り、今井橋を渡って東京都(江戸川区)に入る。
今度は環7を葛西方面(南方向)に進む。
地下鉄東西線のガードを潜り、暫く南下すると、道を横切る帯・総合レクリエーション公園が東西に伸びている。
暖かくなった昼下がり、大勢の家族連れが公園のひと時を楽しんでいる。中には、下着姿で噴水池の中に入って水遊びしている元気な子供の姿も見られる。いよいよ春間近と言ったところか。
公園を東に進むうちに、小高い芝生の丘になっている地点に到達した。なぎさ公園である。
ここから、旧江戸川の流れと、対岸の浦安の街を見下ろすことが出来る。
しばらく公園からの眺めを楽しんだあと、本日のゴールである「湯処葛西」へ。
散策の最後は日帰り温泉を楽しむ というのが定番になって来たようである。最近では、歩くのが目的なのか温泉が目的なのか分からなくなってきた。まあいいか。