東京23区の旅 (4) 江戸川区
2005年12月17日(土) 晴れ
9:07、京成本線・京成小岩駅を出発。
今朝は空気が冷たく、手を出すのが辛い。小岩商店街を通り抜け、江戸川の土手に向かう。
◆江戸川運動公園小岩緑地 9:23
江戸川の河原は広い。野球、サッカー、ラグビーのコートが何面も取られており、朝から野球のゲームが盛んに行われている。
散歩に連れて来られた犬たちも、気持良さそうに走り回っている。
この川の1㎞ほど上流には、矢切の渡し、寅さんでお馴染みの柴又帝釈天(しばまた たいしゃくてん)がある。
対岸は埼玉県であるが、こんもりとした森が続いている。
◆小岩菖蒲(しょうぶ)園 9:40
緑地の中に小岩菖蒲園がある。土手を下りて菖蒲園の中に足を踏み入れた。
時期が時期だけに勿論、菖蒲を見ることは出来ないが、その代わり、面白い光景に遭遇。屋根の上で沢山の鳩が日向ぼっこしているのである。何故、日向ぼっこかと言うと、屋根の西側斜面には一羽も留まっていないのに、日当たりの良い東側斜面に固まっているからである。
京成本線、JR総武本線の鉄橋をくぐり、江戸川に沿って、土手の道を南下。河口までは15㎞だそうである。
京葉道路の鉄橋のところで江戸川に別れを告げ、国道14号線に沿って、今度は江戸川区を東から西に横断。
東京の川の位置(順番)は、ずっと前からどうしても覚えることが出来なかったのだが、今回歩いたお陰で、ようやく記憶に焼き付けることが出来た。
東から、江戸川、(新中川、中川)、荒川、隅田川の順である。寅さんに出て来るのは江戸川、3年B組金八先生に出てくるのは荒川である。
◆小松川運動公園 11:43
小松川橋を渡ってから左折し荒川の土手の道に入ると、荒川に沿って小松川運動公園が続いている。この辺りは、右側に高層マンションが沢山建ち並んでいる。
荒川の河原は、江戸川に比べると少し幅が狭く、ススキが生い茂っているので、野球やサッカーのコートは取られていない。
◆大島小松川公園 11:55
土手の道の右側にあった高層マンション群が切れた辺りから、右手には広大な芝生スペースが広がっている。大島小松川公園である。
左手に小松川運動公園(荒川の河原)、右手に大島小松川公園を見ながら土手の道を先に進むと、荒川に架かる船堀橋がある。
船堀橋は、江戸川区内で対岸(東岸)に架かる最後の橋であるため、この橋を渡って東岸の江戸川区の旅を続ける。
◆船堀街道 12:10
葛西の町を目指して道を右折し、船堀街道に入る。
宇喜田公園、行船(ぎょうせん)公園を過ぎると西葛西の町である。
地下鉄東西線のガードを潜って暫く進んだところの左手にわかくさ公園がある。ここから左に緑道が伸びており、緑道を進んでいけば、やがて本日のゴール・葛西臨海公園に到達する筈である。
◆葛西(かさい)臨海公園 13:52
葛西かもめ橋を渡り、緑道を暫く南下して行くと、首都高速湾岸線、その向こうに葛西臨海公園の大観覧車が見えてきた。
本日のゴール、葛西臨海公園に入園。
園内は親子連れが多い。昔は、我が家も子供を連れて良く公園に行ったものだが、行かなくなって久しい。
せっかくここまで来たので、大観覧車に乗ることにした。しかしながら、一人で乗ったためバランスが悪く、ゴンドラが傾いた状態で回っている(笑)。
眺めは非常に良いのだが、高度が上がると、さすがに足がすくんで来た。
園内を散策したあと、JR葛西臨海公園駅に向かい、帰途に着いた。
本日は、昼食を取りそびれてしまった。電車で東京に戻り、遅い昼食を取ることにした。ビールがさぞ美味いことだろう。