山中湖ウォーキング
2009年10月31日(土) 晴れ
本日は、周囲13.5㎞の山中湖を歩き、紅葉を楽しむ。
10時に、車で三島の自宅を出発。
御殿場から国道138号に入る。いつも休日は渋滞するこの道、今日も例外に漏れることなく大渋滞である。
いつもなら、須走(すばしり)から東富士五湖自動車道に乗るのだが、この日は有料道路は使わず、下の一般道の方を走ることにした。辺りの紅葉を楽しむためである。
やがて篭坂(かごさか)峠を越えると、道は下りに転じ山中湖湖畔に出る。
渋滞がなければ1時間足らずで着く山中湖も、本日は1時間半を要してしまった。
少し早いが、ランチを取ってからウォーキングを開始することにし、交差点にあるジョナサンで昼食。ここ旭日丘地区では、昨日から紅葉祭りが開催されており、夜には紅葉がライトアップされるそうである。
旭日丘地区の湖畔の駐車場に車を留め、左回りのウォーキングを開始。道路沿いに歩こうかとも思ったが、せっかく歩くのだからと思い、水辺を歩くことにした。
海岸ほどの強い波では無いが、それでも風が起こしたのか小さな波が打ち寄せて来る。足下は小さな粒の石の砂浜なので、足を取られて歩きにくいが、それでも踏み固められた砂地を選びながら歩く。
振り返れば雄大な富士山の全容が目に入る。ただし、雨上がりの澄んだ空気の中ではクッキリと浮き立つ富士山も、ここのところ晴天が続いているせいか、薄いフィルターが掛かった様な空気の色の中にあっては、富士山も霞んで見える。
山中湖では、湖岸から投げ釣りをする人、胸まで湖に入って釣りを楽しむ人、小舟を出して釣り糸を垂れる人と、様々な形の釣り人がいるかと思えば、モーターボートに引っ張られて水上スキーをする人、スワンの遊覧船でクルージングを楽しむ人など、いろいろな人が休日を楽しんでいる。飛び石連休を利用して泊りがけで行楽に来ている人も多いことだろう。
平野地区、ここは若い頃に、よく泊まり掛けでテニスをしに来たところである。
最近は、なかなかテニスの様な激しいスポーツには身体が付いて行かなくなり、もっぱらウォーキングであるが。
平野地区を過ぎた先の方で、水辺はいよいよ湿地帯となってしまったので、道路に上がり自転車道を歩く。
黄色や朱色、赤といった紅葉が真っ盛りであり、歩いていても楽しい。
3時間弱のウォーキングで山中湖を一周。それほどの疲れもなく、ちょうど良い運動量である。
車に乗り込み、日帰り温泉のある平野地区へ。
道路沿いの紅葉が実に見事であり、これなら水辺を歩くより道路沿いに歩くべきだったかと一瞬後悔したが、まあ、水辺と道沿いの紅葉の両方楽しむ事ができたと思うことにした。
日帰り温泉「石割の湯」に来たところ、何と本日は臨時休業とのこと。
それではと、もう一つの日帰り温泉「紅富士の湯」へ。
こちらは、大勢の来客で賑わっており、中には外人さんも混じっていた。大衆浴場、裸の付き合いという文化は多分、現代の西洋には無いのではないかと思われるのだが、「郷に入っては郷に従え」と言うことなのだろうか、外人さんも勿論、裸で臆する様子もなく、浴室内を歩き回っている。
ここの露天風呂からは目の前に聳える富士山を楽しむことができる。何とも極楽々々である。
湯浴みのあとは、本日最後の予定である水汲みのために富士吉田へ。
富士吉田の道の駅にある富士山の湧き水汲み場。ここは、いつ来ても行列が出来ている。陽が傾いたこの時間でも、やはり行列が出来ていた。
バナジウムを豊富に含むここの水はとても美味しく、一度飲み始めると止められない。我が家では、毎月1回はここに水汲みに来て、18リットル入りタンク×6個に水を汲んで帰る。コーヒーや炊飯には必ずここの水を使う。多分、もうカルキ臭い水道の水で淹れたコーヒーはもう飲めないだろうと思う。
順番が来て、水を汲み終わった時には、辺りはもう暗くなっていた。
帰り道は、それでも若干の渋滞はあったものの、往路ほどの時間は掛からず自宅に到着。夫婦でお疲れさんの乾杯!