続・東京23区の旅 (12) 〜江東区〜
2013年3月24日（日） 曇り
更新：2023年11月13日（月）
お花見ウォーキングの二日目は、仙台堀川と木場公園の桜を楽しむことにした。どちらも、ちょうど7年前の今頃に歩いたところである。
東銀座のホテルを10時にチェックアウトし、地下鉄日比谷線、地下鉄東西線と乗り継いで、本日の出発点である南砂町（みなみすなまち）へ。
電車を降りて少し西に進み、明治通りとの交差点を右折して、しばらく歩くと仙台堀川公園の地点に到達する。
公園は、明治通りの下を流れる川沿いの公園であり、遊歩道が木場公園近くまで続いているので、車を気にすることなく歩くことが出来る。
この仙台堀川公園の桜が見事なのである。
7年前に歩いた時は、1日違いの3月25日であったのだが、その時の桜は、まだ二〜三分と言った開花状況だったので、満開の桜を見るのは初めてである。
桜を楽しみながら歩くうちに、アッと言う間に、木場公園に到着。
木場公園は、仙台堀川と葛西橋通りを挟んで、南北二つのスペースに分かれているが、北側のイベント広場と南側のふれあい広場の間は、大きな吊り橋で繋がっている。
北側から公園に入り、吊り橋を渡って南側に渡る。
振り返ってみたところ、何と、真正面に東京スカイツリーが見えた。
曇り空の中、ツリーの頂点には、雲が掛かっている様にも見えた。
橋を渡り、ふれあい広場に降りて来ると、正面に、こんもりとした桜の森が広がっている。
手前には、ピンクの強い枝垂れ桜が、後ろには白が強いソメイヨシノが広がっている。
広場では、多分、恒例になっていると思われるフリーマーケットが開催されていた。
お昼が近くなったので、ランチは人形町で取ることにし、地下鉄で2駅先の茅場町に移動。
そこから人形町までは、歩いてもすぐの距離である。
人形町に来てみると、予想外に定休日の店が結構多かった。
親子丼で有名な「玉ひで」の前には、相変わらず長蛇の列が出来ていたが、以前訪れた時に並んだ鯛焼き屋さんの行列は見当たらなかった。
どこで食事をしようかと甘酒横丁を歩いてみたが、休みの店が多く、明治座の方向に暫く歩いていると、行列の出来ている店があった。「とんかつ伊勢」と言う店である。
それじゃあ並んでみるかと思ったら、店の前には日曜定休の札が出ており、肩すかしを食らった。
それでは、何で行列が出来ているのだろうかと思っていたら、どうやら、テイクアウトのヒレカツサンドを買うための行列だったらしい。
そんなに美味いのなら、一度は食べて見たいものである。
結局、ラーメン屋さんくらいしか見つからず、久しぶりに外でラーメンを食べることに。赤味噌のラーメンを注文したら、これが結構美味かった。
「夜のお食事会」で会う子供達へのお土産にと思い、お煎餅の店に立ち寄って、濡れ煎を買ってから人形町を後にした。
地下鉄半蔵門線で日本橋に出て、日本橋三越を散策したあと、東京駅まで歩く。
数日前に、丸の内側にKITTEと言う新しいショッピングエリアがオープンしたと言うので、行ってみたところ、目新しいモノは殆ど無かった。
名前から想像してはいたのだが、やはり、丸の内側にあった郵便局のビルの地下に出来たショッピングモールであった。KITTEは、即ち、「切手」をもじった名前なのだろう。
時間を持て余したので、夜のお食事会の店に先に行って待ってることにし、東京駅前にある東京ビルTOKIAの2階に上がったところ、都合の良いことに、窓際にソファが並んでいたので、外の景色を眺めながら休憩することにした。
そうこうするうちに、18時には姪と子供3人の全員が集まり、総勢6人で夕食。
お店は、2階にあるスペイン料理の店「バル デ エスパーニャ ムイ」。
「飲み放題」付きの2時間のディナータイムである。
我が家の家族5人が一同に集まるのは、昨年の正月以来なので、1年と３ヶ月振りの顔合わせである。
一昨年の秋頃から、長期出張で東京に出て来ている姪（兄の娘）は、もう暫く東京で勤務することが決まったらしいので、また、一緒に食事会などで集まれそうである。
今日のお食事会のために、浜松から駆け付けた二男は、今晩は長女のアパートに泊めて貰うらしい。親と一緒に三島の実家に帰るより、姉弟のアパートの方がいいらしい。カミサンは残念がっていたが。
と言う訳で、今年のお花見は、1泊2日の「お花見ウォーキング」。
内容も盛り沢山の二日間であった。かなり財布が軽くなってしまったのも事実であるが。まあ、たまにはいいか（笑）。
