東京23区の旅 (16) 板橋区
2006年5月4日(木) 晴れ
◆JR埼京線浮間舟渡(うきまふなど)駅を出発。 8:46
駅前のローターリーを出るとすぐ正面に、浮間公園が広がる。ゴールデンウィーク中のお天気日和とあって、公園の池には沢山の人が釣り糸を垂れている。今日は、どこの行楽地も人出で一杯ではなかろうか。
北区と板橋区の境に広がる浮間公園のすぐ後ろは、荒川の土手である。
土手の内側には、河川敷スペースを利用して赤羽ゴルフ倶楽部のコースが連なっている。朝から名(迷?)ゴルファー達がプレーを楽しんでいる。荒川の対岸は埼玉県である。
土手沿いに西に進み、戸田橋の高架下を潜るとむと、やがて河原は荒川戸田橋緑地と呼ばれるエリアとなり、野球のグランドや多目的競技場が造られている。戸田橋には国道17号が、隣の鉄橋には埼京線と東北・上越新幹線が併走している。
◆前谷津(まえやつ)川緑道 9:45
荒川の土手に別れを告げて、高島平の町に入る。
「東京23区の旅」を始めてから凝っているのが、緑道(りょくどう)と呼ばれる歩行者専用の遊歩道を歩くことである。だいたいが、元々は川であったところの上に造られているので、道路の並びなどお構いなしに町中をくねくねと伸びている。緑道からの眺めは、住宅や企業の建物などの、まさに裏側(背面)を見て歩くといった具合で面白い。
前谷津川緑道は、高島平の町から赤塚の町まで伸びており、季節柄、いろんな種類の花が咲き誇っていた(写真参照)。
普段の生活では、野に咲く花など見ている様で目に入っていないものだが、こうして、花々に目を向けると、どこにでも咲いている花でも一つ一つが、とても美しい。
◆赤塚植物園 10:54
板橋区立の赤塚植物園に立ち寄った。
こちらも、沢山の種類の花が咲いており、まさに春爛漫である。
◆赤塚山乗蓮寺(じょうれんじ)/東京大仏 11:13
赤塚植物園の隣にある赤塚山乗蓮寺。ここには、東京大仏がある。昭和52年に建立されたと言うから、まだまだ新しい大仏様である。
乗蓮寺の奥には赤塚公園が広がっており、その中に赤塚城趾がある。登ってみたが、まさに「広っぱ」があるだけであった。
本日のメインは、前谷津川緑道と東京大仏であったが、午前中で回ってしまい、あとは板橋区内を適当に歩くだけとなったので、予定を変更して、成増(なります)まで出て帰途に着くことにした。