紅葉の蓼科高原


紅葉の蓼科高原
2010年10月30日(土) 雨
 
紅葉の中、ウォーキングを楽しむ目的で蓼科高原に1泊2日の旅行をした。今回は、カミサンに加えて、帰省している娘も連れて行く。太り過ぎの娘を歩かせるのも目的の一つだったのである。
 
予定では、早起きして5時過ぎに出発し、午前中に横谷(よこや)峡谷をウォーキングする計画であったのだが、台風14号が接近中と言うあいにくの天気とあってはやむなし。1日目のウォーキングは諦めて、出発を10時に変更した。
 
御殿場から、富士五湖道路、中央高速道河口線と経由し、大月JCTで中央高速道本線に合流して諏訪湖方面へ。雨の中の走行である。但し、太平洋沿岸ではないため台風の影響は無く、風は無風に近かった。
 
双葉SAで休憩したあと、先に進み、諏訪南ICで高速を降りる。
本日は、出発を遅らせたので宿に直行するつもりであったが、高速を降りてしばらく走るうちに雨が殆ど上がったため、1日目の計画の一つであった御射鹿池(みしゃかいけ)に立ち寄ることにした。
 
御射鹿池は、奥蓼科温泉郷に向かう途中の道沿いにある人造の溜め池であるが、神秘的な佇まいと背後の森の紅葉が素晴らしいことから、最近人気が出て来た紅葉スポットである。
また、日本画家の東山魁夷が絵のモデルにした池としても有名である。現地に到着してみると観光バスが止まっており、先客が絶景を楽しんでいた。
 
1 御射鹿池(みしゃかいけ)(2010.10.30撮影)長野県茅野市北山奥蓼科
 
紅葉と神秘の御射鹿池を堪能したあとは蓼科高原へ。
途中のイタリアンで遅めのランチを取った後、宿に向かう。
 
2 蓼科高原のイタリアン「PIZZERIA Mangia Tanto」 (2010.10.30撮影) 長野県茅野市
 
宿はピラタスロープウェイ乗り場に ほど近い所にある会社の保養所である。
チェックインの後、まずは温泉で身体を温めてから、部屋に戻りワインを開ける(空ける 笑)。ワインは、ロープウェイ乗り場の売店で調達してきたばかりのものである。
 
夕食は、午後の6時から。ワインを既に部屋で1本空けていたので、夕食ではハーフボトルに留め、会席料理を楽しむ。
食後は、予約しておいたカラオケルームで久しぶりに歌いまくった。
 
3 ピラタスロープウェイは霧の中 (2010.10.30撮影) 長野県茅野市北山
 
4 保養所玄関 (2010.10.30撮影) 長野県茅野市北山
 
5 鹿のフン(?) (2010.10.30撮影) 長野県茅野市北山
 
6 雲海を望む (2010.10.30撮影) 長野県茅野市北山
 
7 紅葉の中に建つ保養所 (2010.10.30撮影) 長野県茅野市北山
 
2010年10月31日(日) 雨
 
台風が去り、本日は晴れるという昨夜の予報であったのだが、一夜明けてみると、次の低気圧が近づいているとかで「曇のち雨」の予報に変わっていた。
窓の外は、霧が掛かって小雨が降っている。
 
8 翌朝は小雨模様 (2010.10.31撮影) 長野県茅野市北山
 
朝食のあと、とにかく予定していたウォーキングポイント・八島ケ原湿原に向かう。
ビーナスラインを走るうちに雨が上がり、ラッキーという気分になったのだが、霧ヶ峰高原に入ると再び霧が出て来て、小雨が降り出した。
 
10時過ぎに八島ケ原湿原に到着。
霧雨は降っていたが、何とかウォーキング出来そうな天気になっていたため、湿原のウォーキングを開始。
 
八島ケ原湿原には木道が整備されており、一周1時間半の道のりである。
始めのうちは、肌寒さを感じながらのウォーキングであったが、一周歩いたら汗ばむほどになり、なかなかの運動量であった。
また、後半は霧もかなり晴れて湿原が見渡せる様になり、諦めずにやって来た甲斐があった。
 
9 八島ケ原湿原にて (2010.10.31撮影) 長野県下諏訪町
 
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11時を少し回ったところであったが、八島ケ原湿原を後に早々と帰途に付く。
日曜の午後は、いつも渋滞が出来る中央高速道の「上り」と、山中湖から御殿場までの国道138号を早めに通過すべく、寄り道をすることなく三島に向かって走る。お陰で、渋滞に捕まることもなく、14時前には三島の自宅に到着。
まあ、雨には降られたが、御射鹿池の紅葉と、八島湿原ウォーキングを楽しむことができ、まずまずの旅行であった。