東京23区の旅 (10) 荒川区
2006年3月18日(土) 晴れ
◆JR山手線・日暮里駅を出発。 9:25
駅前から伸びる日暮里中央通りを東に進む。この通りは、布の街、繊維の街と言うらしい。
道の両側には巻いた布地を店先に置いてある繊維商店がズラリと並んでいる。
◆都電荒川線・三ノ輪橋駅 9:53
明治通りを渡り、JR常磐線のガードを潜ったところに、南千住の商店街がある。
都電荒川線の始点の駅・三ノ輪橋駅はここにある。
国道4号線(日光街道)を渡り、明治通りに沿って東へ。目指すは、区の境を流れる荒川の土手である。
◆白髭(しらひげ)橋 10:20
白髭橋。対岸は墨田区である。
土手に登ったところで、ようやく勘違いに気が付いた。荒川区と言うくらいだから、区の境界を流れる川は当然、荒川だと思い込んでいたのだが、流れているのは隅田川(すみだがわ)であった。お恥ずかしい。
土手の上には歩行者用の道が整備されており、ジョギングを楽しむ人達や、犬を連れて散歩する人達で賑わっていた。隅田川沿いにしばらく北上する。
◆水神(すいじん)大橋/汐入(しおいり)公園 10:33
隅田川に架かる水神大橋。
橋のたもとに広がる汐入公園。
携帯している地図にはまだ掲載されていない土手の道が、左に大きくカーブする隅田川に沿って伸びている。出来上がったばかりの遊歩道らしい。
◆千住(せんじゅ)大橋 11:02
日光街道の千住大橋。
ちょうど荒川区の右半分を境界沿いに歩いたことになる。1時間半で右半分を歩けるのだから、荒川区は狭い。
◆荒川自然公園 11:23
三河島水再生センターに隣接する荒川自然公園。
荒川区の人に叱られそうだが、この公園は、自然公園といいながら、ビルの屋上に作ったという感じの、地上より高いところにある公園であり、どう見ても人工の公園である。
「東京23区の旅」では、広大な敷地の公園を沢山訪れてきたが、この公園はちょっと堅苦しい感じを受けた。
◆尾久の原(おぐのはら)公園 12:05
京成本線・町屋駅を抜けて北西に進み、再び隅田川沿いに出たところに尾久の原公園がある。
こちらは広大な敷地の公園である。西には、首都大学東京が隣接している。余り馴染みのある名前では無いが、最近出来た大学であろうか。
◆あらかわ遊園 12:33
大通りからは、ちょっと奥まった住宅街にある遊園地である。どちらかと言うと幼稚園から小学校まで向けの遊園地であろうか。
大人が一人で入る雰囲気では無かったので、外から眺めるだけにした。
本日の荒川区の旅は、これで終了。
先週の大田区とは正反対に、とても小さな区であった。ちなみに、広さは23区中21番目だそうである。