お散歩五郎の徒然草 (11)  〜富士山の湧き水〜


お散歩五郎の徒然草 (11)  〜富士山の湧き水〜
2007年3月17日(土) 雨
 
今朝の三島は、小雨が降る寒い朝である。真冬に逆戻りしてしまった様だ。
 
雨の中、車で富士吉田を目指す。三島からは1時間ほどの圏内である。
国道246号線を北上し、御殿場の街に入ると、雨が雪に変わった。
ぐみ沢の交差点を左折して、山中湖方面に進む。道の両側の木々は、白く雪化粧しており、下ってくる対向車も屋根に雪を積んでいる。
 
須走(すばしり)交差点から急勾配の山道に入り、駕籠坂(かごさか)を越えると山中湖村である。
 
道の駅「富士吉田」に到着。かつて富士山頂にあった白い球形のレーダーが、取り外されて今はここに設置されている。
 
ここの道の駅には、もう一つ、知る人ぞ知る有名なものがある。富士山の湧き水である。バナジウムを多く含む富士山の湧き水は、血糖値を下げる効果や、動脈硬化を押さえる働きがあると言われており、ここの道の駅には、いつ来ても水を汲みに来ている人の列が出来ている。
我が家でも、噂を聞いた一昨年の秋から、月に一度のペースでポリタンクを提げて水を汲みに来ている。
どこかの大臣が、「今時、水道水を飲む人はいない」という発言をして物議を醸し出しているが、我が家では、飲料水は勿論のこと、コーヒーやお茶、冷蔵庫の氷、毎日炊く御飯にもこの湧き水を使っている。
 
 
帰りに、山中湖村の平野地区にある日帰り温泉「石割の湯」に立ち寄る。ここは入浴料が700円と安く、また、ぬるめの湯加減にしてある(ひのき)の露天風呂が、何時間でも浸かっていられそうで気に入っている。本当に「あ〜極楽、極楽」の気分である。
 
一時間ほど温泉を楽しんだあと帰途に着く。12時半には無事、自宅に帰還。
午前中で温泉を楽しんで帰って来られるのだから、本当に極楽、極楽である。