渋谷お食事会


渋谷お食事会
2024年3月31日(日) 晴れ
 
昨日(3月30日)、夫婦で一年ぶりに東京に出て来た。本日と同じく、気持ちの良い晴天であった。
実は、カミサンが、六十★歳の誕生日を近々迎える事になっており、昨日、東京在住の長男が、「カミサンの誕生祝いのお食事会」を催してくれたのである。
ちょうど一年前にも、東京の自宅(用賀)に我々夫婦を呼んでくれて、誕生祝いをしてくれたのだが、それに続く二回目の誕生祝いは、渋谷のお寿司屋さんであった。
 
三島駅13:54発の「こだま」で東京に向かうべく、充分な余裕を持って、自宅を車で出発した。
 
私は、切符を買うために、三島駅前で先に車から降ろして貰い、カミサンは近くのコインパーキングに駐車しに行ったのだが、三島駅構内の新幹線チケット販売機の前は、予想外に大混雑しており、相当数の外国人観光客が販売機前に列を作っていた。
十数分並んだあと、13;45頃には往復のチケットを買えたのだが、車をパーキングに入れて駅に戻って来ていると思っていたカミサンの姿が見えず、電話したところ、「駅近辺の駐車場が、どこも満車で空きがない」との事であり、「もう少し探してみる」との事であった。
この時点で、三島駅13:54発の「こだま」にも、その次の13:58発の「ひかり」にも乗れない事が確定した。
次の、14:27発の「こだま」で行くしかない。
まあ、息子との渋谷(お寿司屋さん)での待ち合わせ時刻は、17:30であるから、それには全く支障はないが。 
 
我々夫婦が、新幹線で東京に出る時間帯と言えば、殆どは朝(9時前後)なので、こんな混雑に出くわす事は全く無かったのだが、週末の午後という時間帯は、伊豆観光の玄関口でもある三島駅が、いつもこの様に大混雑しているのか、偶然この日だけ混雑していたのかは、分からない。 
 
品川駅で新幹線を降り、山手線で渋谷に向かう。
お食事会までには充分な時間があるので、渋谷に出来たという高層ビル「SHIBUYA SKY」の屋上を見学しようと思い、その方向に向かったのだが、とにかく人の流れが予想以上に多く、何とか、屋上への上り口と思われる場所まで辿り着いたところ、何と、「本日の入場チケットは完売」と書かれたプラカードが目に入った。
「時間があったら、何処かに寄り道して時間を潰せば良い」くらいに軽く考えていたので、「下調べ」など全くしておらず、従って、
 ●新しく出来たと言う高層ビルの名前がSHIBUYA SKYという名前だった事も、
 ●屋上に上るのが有料だった(チケット購入が必要だった)と言う事も、
 ●ましてや、チケットの一日の発売枚数が限定されていた事も
全く知らなかった(笑)。 
 
1 確証は無いが、多分、これがSHIBUYA SKYだろうと思う(笑)
(追記)ビルは、「渋谷スクランブルスクエア」と言うのが正しい名前らしい。このビルの最上階の展望部分をSHIBUYA SKYと言うらしい。
 
孫にお土産を買っていこうと思い、西武デパートに向かったのだが、あの有名なハチ公前のスクランブル交差点だけではなく、どこの歩道も、行き交う人の波で思う様に前に進まず、田舎の三島から出て来た夫婦には、とても疲れる渋谷散策であった(笑)。
私が現役時代の頃(十数年前)の渋谷は、スクランブル交差点以外は、これ程までの人出では無かった様にも思うが、田舎の風に慣れてしまって、「混雑」に耐えられなくなってしまっただけなのかもしれない。
 
西武デパート内(隣接?)のLoFtで孫へのお土産を買ったあと、地下鉄(東急田園都市線)の渋谷駅から一駅先の池尻大橋駅に移動し、息子との待合場所であるお寿司屋さんに向かった。首都高速3号線、国道246号沿いの道を渋谷方面に少し戻った辺りにある「三宿の鮨 えん 別邸」という店である。
 
道沿いに少し歩いたのだが、該当する店が見つからず、一つだけ、和風の佇まいの入口の様な、店と思えなくもない「扉」があり、店の前には何人かの人が並んで待っている様だったのだが、店名の表示物が何もなかったので通り過ぎた。
暫く歩いたが、「Google Mapで調べていた店の場所」よりも先に進んでしまった感があったので、踵(きびす)を返して池尻大橋駅方向に戻って来たのだが、ちょうど交番が目に入ったので、立っていた警察官の人に尋ねたところ、スマホに表示されていた寿司屋の住所を見て、「この辺り(十数メートル以内)、見えているあの歩道橋よりもコチラ側に間違い無い」と言われた。
 
言われた通りに池尻大橋駅方向に戻ってみると、やはり、店名が分かる様な店は無かったが、どう考えても、最初に目に止まった「和風の佇まいの入口の様な店」しか無いので、そこに違いないと思い、入口に近づいてみたら、今度は店内に灯りが点いていて、よく見ると、カウンター席と、カウンター内に立っている板前さんの様な人影が見えたので、「これは中に入って、聞いて見るしかない」と思い、戸を開けて、「お寿司屋さんですか?」と尋ねたところ、「予約されている摩須さんですか? 開店は17:30なので、もう少し外でお待ち下さい。」との事であった。
 
定刻の少し前に扉が開き、入口に店名の書かれた暖簾(のれん)が掛けられた。最初に通った時点では暖簾が掛けられてなかったので、店名が分からなかった訳である。 
 
店の奥の個室に案内され、少し待っていると、長男の家族三人が到着。宴が始まった。
 
まずは、生ビールで乾杯。懐石料理が次々と運ばれて来て、その後はお寿司のコースである。
アルコールの方は、ビールのあと、ハイボール(ウィスキー)を飲み、最後は日本酒である。日本各地の銘柄の辛口の日本酒が次々と出され、結構な種類の日本酒を飲んだ様に思う。
お寿司の方は、ひとつ一つに工夫がされていて、どれも美味しかった。大満足である。
 
2 お食事会は、店内の奥にある個室にて。
 
3 記憶が曖昧だが、確か蟹の料理だったと思う。
 
4 もずくの料理
 
5 雲丹(うに)と奈良漬けの巻物
 
6 菜の花の酢味噌和え だったかな?
 
7 ホタル烏賊(いか)
 
8 出て来る銘酒に合わせて、お猪口も変わる
 
9 漬物
 
10 太刀魚
 
11 海老と・・・何だったかな?
 
12 赤貝(まぐろ)
 
13 鮪トロ小鰭(こはだ)
 
14 雲丹(うに)
 
15 車海老(食べた跡 笑)
 
16 烏賊(いか)
 
17 鯨
 
18 鯛
 
19 アイスクリーム
 
20 孫からの花束
 
21
 
22 孫が描いた我が家の愛犬・マメちゃん
 
お開きは何時頃だったか憶えていないが、店を出ると、二手に分かれてタクシーに乗車。息子の奥さんと孫は用賀の自宅へ、我々夫婦は、息子が品川駅まで送ってくれた。
 
品川駅発21:52の「こだま」に乗り、三島駅に着いたのは22:35であった。