さきたま古墳を訪ねて 〜行田散策~


さきたま古墳を訪ねて 〜行田散策~
2006年9月16日(土)
 
今回は、職場の同僚を誘ってのウォーキングである。まあ、歩く事と、その後の温泉浴+アルコールが目的である(笑)。
 
◆JR赤羽駅より湘南ライナーに乗り込み、埼玉県へ。 
 
やがて北鴻巣(きたこうのす)の駅に到着。
駅前から北東に10分ほど歩くと、武蔵水路に沿って緑道(りょくどう)が始まる。「さきたま緑道」である。
埼玉は「さきたま」と読んだ時期があるのだろうか。
 
緑道の両側には水田が広がり、収穫前の稲穂が黄金色にキラめいている。何とも、のどかな風景である。
それにしても、武蔵水路の水量と流れの早さは驚くほどである。東京都民の生活を支える大事な水路であり、コンピュータにより流量が管理されているとか。
 
ここのところ涼しい日が続いたが、今日は久しぶりに日差しのある暑い日であり、少し歩いただけで汗ばんできた。
緑道では、ウォーキングを楽しむ老夫婦やジョギングする青年など、それぞれの時間を楽しむ人々の姿を見ることができる。また、彫刻作品やいろんな植物と、それにちなんだ万葉集の和歌が随所に配されており、緑道の散歩に楽しみを加えてくれる。
 
1 北鴻巣に向かう電車にて。ウォーキングに誘った二人の職場同僚
 
2 北鴻巣駅に到着
 
3 駅を出発
 
4 さきたま緑道 (2006.09.16撮影) 埼玉県鴻巣市赤見台
 
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6 さきたま緑道橋とオブジェ (2006.09.16撮影) 埼玉県鴻巣市
 
7 早速、飲んでます(笑)
 
8 オブジェの並ぶさきたま緑道 (2006.09.16撮影) 埼玉県行田市
 
 
10 風のかたち(さきたま緑道) (2006.09.16撮影) 埼玉県行田市
 
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12 埴輪(さきたま緑道) (2006.09.16撮影) 埼玉県行田市
 
13 森のひと(さきたま緑道) (2006.09.16撮影) 埼玉県行田市
 
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◆行田(ぎょうだ)・湯本天然温泉「茂美(もみ)の湯」 
 
5㎞弱の緑道の旅を終えると、行田の街である。
 
緑道終点のすぐ左手に、行田湯本温泉「茂美(もみ)の湯」が見える。古墳を訪れる前に、温泉で汗を流すことにした。
 
茂美の湯は、重曹泉100%%掛け流しの日帰り温泉であり、洞窟風呂や香り風呂など、面白い露天風呂を揃えている。850円というお手頃な料金で楽しめるのも嬉しい。緑道をひと歩きしたあとには最高である。
 
入浴後に、持参した麦焼酎「神の河(かんのこ)」のボトル1本を空けてしまった(笑)。
 
15 日帰り温泉 茂美(もみ)の湯 (2006.09.16撮影) 埼玉県行田市
 
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◆さきたま古墳 
 
茂美の湯から数百メートル歩いたところに、さきたま古墳群がある。
 
辺りには、前方後円墳のこんもりした丘が幾つも見える。国内でも、これほどの古墳が残っているのは珍しいらしい。
地元では、世界遺産に登録しようと頑張っているそうである。
 
古墳の近くに、「古墳うどん」の案内が出ていたので、店に立ち寄ったところ、4時前であったが、残念ながら今日はもう火を落としてしまったとのこと。
しかしながら、老夫婦が相談して、せっかく来て貰ったのだからと、また湯を沸か直してくれることになった。地元の人達の暖かい計らいに感謝。
 
20分ほど古墳を歩いてから、手打ちのうどんを戴くことにした。醤油仕立てと胡麻仕立ての2種類のつゆで食べる冷やしうどんであったが、コシが強く、なかなかの味であった。
 
18 さきたま古墳公園
 
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20 さきたま古墳群 (2006.09.16撮影) 埼玉県行田市
 
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29 古墳うどんの店 古墳亭 (2006.09.16撮影) 埼玉県行田市
 
 
5時を回ったところで、そろそろ帰途につくことにした。
 
2㎞ほどの道のりを歩き、秩父鉄道行田市駅へ。
 
ローカル線の、のどかな佇まいの行田市駅から、僅か2駅で熊谷駅に到着。古(いにしえ)の旅から、現実の世界に戻った瞬間である。
 
日帰りの短い旅であったが、温泉、古墳、地元の暖かい歓迎と、本当に思い出に残る有意義な一日であった。
 
30 秩父鉄道行田市駅 (2006.09.16撮影) 埼玉県行田市
 
31 秩父鉄道の電車(行田市駅) (2006.09.16撮影) 埼玉県行田市
 
32 JR熊谷駅