都会の散歩 (1) 〜渋谷から新宿へ〜


都会の散歩 (1) 〜渋谷から新宿へ〜
2008年12月20日(土) 晴れ
 
旧東海道の旅を春まで中断し、2週間ほど歩いていないので、今日は久々に東京の街を歩くことにした。
 
カミサンは、学生時代の4年間、東京(練馬区小竹町)に住んでいたのだが、東京の街を殆ど知らない。そこで今日は、先週の恵比寿ガーデンプレイスに続き、渋谷から新宿にかけて大きな公園を巡るコースを選んでみた。
 
品川で新幹線を降り、山手線で渋谷に移動したあと、京王井の頭線に乗り換えて駒場東大前へ。
 
1 駒場東大前
 
駅を出て、高級住宅街をしばらく歩いたところに、旧前田侯爵邸がある。
前回訪れた時には、庭の銀杏の大木が見事に色付いていたが、12月も下旬とあっては、葉はすべて落ちてしまっている。手前にある和館を見学したあと、奥の洋館に回る。
幾つ部屋があったか分からない程の部屋数であり、部屋と部屋がドアで繋がっているので、廊下に出なくても部屋から部屋へとグルッと回れるようになっている。「グルっと回れてウチと同じね」とカミサン。おいおい、ウチのウサギ小屋と一緒にしないでよ。(^^;)
 
2 前田侯爵邸(和館)の庭
 
3 前田侯爵邸(洋館)
 
旧前田侯爵邸の正門を出て、住宅街を北の方向に歩いて行くと、井の頭通りに出る。この通りを右に曲がり500メートルほど進むと、代々木公園の入口である。公園前の交番には、異様に背の高いお巡りさんが立っていた。
代々木公園には既に沢山の人出があり、ジョギングを楽しむ人、犬とじゃれ合う人など、休日を楽しむ人達の光景が心を和ませる。
 
4 代々木公園
 
ここでカミサンの携帯に娘からの電話。大学のレッスンが終わったので、一旦アパートに戻ったあと合流するとのこと。実は、前日、一緒に歩くならランチを奢ってやるというメールを娘と長男に流しておいたのである。息子からの返信は「終日バイトで行けない。良かったらランチを食べに来て」、娘からの返信は「午前中はレッスンで行けない。ランチに合流する」である。
もともと、太りすぎの娘を歩かせるのが目的で流したメールなので、「歩かない者はランチ奢らない」と意地悪く返信しておいたのだが、ランチに釣られた訳でもなかろうが、歩く気になったらしい。良い傾向である。
 
代々木公園から明治神宮に回り、南参道の途中を左折して西参道方向に歩く。この道は歩く人が殆どおらず、こんもりとした森林の中を歩けるので穴場である。
西参道との合流点を右折すると正面に神宮本殿がある。結婚式を挙げる新郎新婦の行列が、ちょうど入って来たところであった。
夫婦で参拝したあと、絵馬を買って次男の大学合格を祈願した。
 
5 明治神宮
 
6 明治神宮では結婚式が
 
北参道から神宮の外に出ると、JR代々木駅はすぐ先である。
12時頃に着くという娘の電話があり、代々木駅前で待ち娘と合流。
代々木駅のガードを潜り、千駄ヶ谷方面にしばらく歩くと、新宿御苑の千駄ヶ谷門に到着。娘はもう疲れたと言っている。
 
7 新宿御苑にて
 
 
 
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新宿御苑を縦横に歩き回ったあと、新宿門から退出。ちょうど1時を回ったところである。娘にはもう少し歩かせたかったのだが、まあ歩きに出て来ただけでも良しとしよう。
 
新宿門を出て左を向くと、正面に白いビルが目に入る。「CICI」の丸井ビルである。今日のランチは、ここの8階にあるイタリアンレストラン「TO THE HERBS」で取ることにしていた。
幸い待たされることなく座席に案内された。
 
メニューを持ってきた店長に、カミサンが「いつも息子がお世話になってます」と挨拶。そう、ここは息子のバイト先なのである。
そして、注文を取りに来たのは息子である。親子の間でも、今は客と店員。息子は決して店員の口調を崩さない。「他人行儀な」とカミサンが言っても「勤務時間中ですから」と息子。なかなか教育が行き届いている店である。料理とビールのピッチャーを注文。歩いた後のビールが実に美味い。
料理もピッチャーも無くなり物足りないので、ビーフシチューとワインをデカンタで注文。出てきたのはフルボトルのボルドーワインであった。店長からのサービスとのこと。
 
しばらくすると、休憩時間になった息子が、着替えてまかないのパスタを持って座席に来た。普段は裏で食べるのだが、今日は表(客席)で食べるので着替えをしてきたとの事である。ケジメである。
 
食事のあと、伊勢丹で買い物をしてから娘と別れ、地下鉄で東京駅に出る。
 
12 娘とカミサン
 
大丸のデパ地下で惣菜を買い、1階のキースマンハッタンで受験勉強中の二男へのお土産に栗入りのロールケーキを買う。カミサンは、ねんりん家のバームクーヘンも買うと言っていたのだが、今日の待ち行列は半端じゃなく長いので諦めたようだ。
 
新幹線で三島に帰還。カミサンは東京歩きが気に入った様であり、これからも時々連れて来ることになりそうである。