いい湯だな (7) 天然温泉「駿河の湯」


いい湯だな (7) 天然温泉「駿河の湯」
時期:2007年9月15日(土) 晴れ
更新:2023年1月4日(水)
 
今週も関東地区を歩こうと思っていたのだが、ワインを飲み過ぎてしまったのか、昨夜はウォーキングの計画を錬ることなくバタンキュー。朝起きると三島は小雨模様、計画を練る気力も削がれてしまったので、本日は地元のウォーキングに切り替えることにした。
 
昼食を取ったあと、カミサンに三島駅まで送って貰う。自宅から歩き始めても良いのだが、いつも通っている道を歩くのは何とも味けないので、三島駅からウォーキングをスタートすることにしたのである。
 
最近、三島駅北口前の通りで新しい道を作る工事をしているのが気になっていたので、今日はこの新しい道がどこに繋がるのかを歩いて見届けることにした。
 
併走する旧道を歩くうちに、新しい道はJR御殿場線下土狩(しもとがり)まで直結することが分かった。いつも夕方になると混む道が、これで少しは緩和されるかもしれない。
 
JR御殿場線の踏切を渡ると、旧国道246号線鮎壺(あゆつぼ)交差点である。
国道246号線と言えば、渋谷青山通りまで続いている あの「ニーヨンロク」である。この国道の西の起点は沼津なのである。昔、起点から車で、とにかく道がぶつかる地点まで走ってみた事がある。そしてぶつかった。そこは、皇居のお堀(三宅坂辺り)であった。
 
話をウォーキングに戻す。鮎壺交差点のすぐ傍に、鮎壺の滝という標識が立っていることに気がついた。これまで、車で通る時には全く気がつかなかった。
車も入れない その小径を進んでみたところ、何と流れている黄瀬川に、落差7〜8メートルの滝があった。身近での新しい発見である。
【2023/1/4追記】
2021/7の大雨により、熱海の伊豆山で土石流災害が発生したが、あの時には、沼津でも黄瀬川が氾濫したため、民家が流されたり、旧国道1号線に架かる黄瀬川大橋がV字形に折れ曲がる被害が出た。
 
しばらく歩いていくと、右手に大きな池が見えてくる。門池(かどいけ)である。
こちらも、普段、車で通る時には気が付かなかったのだが、池のまわりには遊歩道が整備されており、なかなか広い公園であった。
車の運転中とは違い、歩く目線だと普段には気付かなかった何かが発見できるものである。
 
門池を過ぎると、やがて「ぐるめ街道」に出る。
東名高速沼津ICを降りると、沼津市街に向かって延びているのがぐるめ街道である。名前の由来は容易に想像が付くと思うが、道の両脇には沼津名物「ひもの」の店、レストラン、ラーメン店などが軒を並べているのである。
 
このぐるめ街道沼津ICに向かって登っていく途中にあるのが、本日のゴール、天然温泉 駿河の湯である。
 
この温泉は、こじんまりとした日帰り温泉であるが、テレビ付きマッサージチェアが並ぶ仮眠室(無料)もあり、なかなか落ち着ける温泉である。言うまでもなく、私はここの会員である。
 
本日は、先週の埼玉ウォーキングとはうって変わって10㎞足らずのウォーキングであったが、なかなか良い運動になった。