お散歩五郎の徒然草 (12) 〜神田川と善福寺川〜


お散歩五郎の徒然草 (12) 〜神田川と善福寺川〜
2007年4月14日(土) 晴れ
 
神田川善福寺川。どちらも杉並区を流れ、中野区との境界地点で合流している。
 
善福寺川は、吉祥寺(きちじょうじ)の北東にある善福寺公園の池を源流とし、この神田川との合流点までの全長10.5kmの川である。
 
一方の神田川は、吉祥寺の南西にある井の頭公園の池を源流とし、両国橋のところで隅田川に合流するまでの全長24.6kmの川である。
 
本日のウォーキングは、吉祥寺駅を出発し、井の頭公園から神田川を下り、途中で善福寺川を遡るコースである。
 
10時半、吉祥寺駅を出発し、井の頭公園へ。幸いなことに天気予報は外れ、朝から快晴の空、夏を思わせる陽気である。
 
公園内の弁財天では、法被を纏った地元の人達が奏でるお囃子(はやし)が流れている。家族連れ、カップル、ジョギングを楽しむ人、中には、LPレコードをプレーヤーで聴きながら読書を楽しむ人もいたりで、とても和やかな土曜の朝の風景を目にすることができる。
公園を訪れるたびに いつも感じることであるが、ゆっくりと流れる時間を楽しむ人々の姿を見ていると、本当に自分の心も和んでくる。もっとも、そう感じるのは、自分自身が心豊かな気持でいることの裏返しかもしれない。
 
1 井の頭公園 (2007.04.14撮影) 東京都三鷹市
 
 
 
4 井の頭公園の弁天堂
 
 
 
 
 
 
井の頭公園内の井の頭池の東端にあるひょうたん橋。ここの下から水がこぼれて下流へと流れ出している。神田川の始まりである。
 
10 神田川の源流・ひょうたん橋 (2007.04.14撮影) 東京都三鷹市
 
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13 井の頭線ガード下を流れる神田川 (2007.04.14撮影) 東京都三鷹市
  
京王井の頭線・井の頭公園駅のガードをくぐり、神田川に沿って歩く。
 
神田川は桜の名所であるが、残念ながら桜はもう散ってしまった様だ。
 
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15 京王井の頭線 (2007.04.14撮影) 東京都三鷹市
 
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17 神田川沿いの風景 (2007.04.14撮影) 東京都三鷹市
 
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明治大学和泉校舎の辺りまで下ったところで、神田川とは別れを告げる。この先から善福寺川との合流点までは、昨年9月に既に歩いているためだ。
 
井の頭通りを西に進み、今度は善福寺川に向かう。
 
西永福の交差点を右折し、方南通りを400mほど進むと、大宮八幡宮がある。
参拝を済ませて境内を右奥に進むと、下には善福寺川が流れている。善福寺川の水は澄んでとても美しいのだが、川面には沢山の桜の花びらが浮かんでおり、いつもの透き通った川面を見ることはできなかった。
 
今度は、善福寺川を遡り、荻窪を目指す。
善福寺川については、源流の善福寺公園から荻窪までの間と、ここから神田川合流点までの区間は、昨年既に歩いているので、本日歩く区間を合わせると足掛け2年で善福寺川の全区間10.5kmを完歩することになる。
 
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20 大宮八幡宮 (2007.04.14撮影) 東京都杉並区
 
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22 善福寺川の流れ (2007.04.14撮影) 東京都杉並区
 
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荻窪忍川上橋善福寺川に別れを告げ、環8を南下して本日のゴールである高井戸天然温泉美しの湯」を目指す。褐色透明の温泉にしばし浸かり疲れを癒す。
 
いつもなら、日帰り温泉でウォーキングは終了となるのであるが、本日はまだ続きがある。杉並に住む初恋の人(笑 東京地区同窓会のメンバ)とのデートである。1時間ほどお茶(私はビール)をして歓談。久々の東京ウォーキングは楽しい一日であった。