続・東京23区の旅(6) 中央区
2012年2月4日(土) 晴れ
更新:2023年9月29日(金)
本日は、寒波の狭間で久しぶりに最高気温が10度を超えると言う予報であったため、今年の「続・東京23区の旅」の歩き初めをすることにした。
久しぶりのウォーキングとあって、本日は、軽く日本橋近辺の七福神めぐりをすることにした。まあ、歩いても3km前後の道のりである。
関西の雪の影響で新幹線のダイヤが乱れる中、9:49発のこだまで三島を出発。三島駅ホームからは、真っ青な空に白雪の富士山がクッキリと聳えたっているのを見る事ができた。
東京駅からJR総武線に乗り換え、1駅先の新日本橋駅へ。
日本橋に一番近いだろうと思って、このルートを選んだのだが、結局、本数の少ない総武線のため東京駅で7分待ち、新日本橋駅で降りたあと国道17号線を日本橋まで戻って来たので、東京駅から直接、日本橋まで歩いて来た方が早かったと思う。
ところで、「七福神めぐり」の前に日本橋までやって来たのは、実は、カミサンが日本橋の「麒麟」を見たいと言ったためである。
何でも、放映中の映画「麒麟の翼」の宣伝をテレビで見て、麒麟の実物を見たくなったそうである。
日本橋は、これまで何度も渡っているが、麒麟のことなど全く目に入っていなかったので、私は日本橋に麒麟が付いていたことも知らなかった。
現地に行くと、大勢の人が日本橋の欄干の中央に付いている麒麟の周りに集まっており、写真を撮ったり、ガイドさんの説明を聞いたりしていた。
昨年のテレビドラマ「新参者」で、阿部寛さんが刑事・加賀恭一郎役を演じて高視聴率を取ったが、同じシリーズの映画化とあって早速この人出であり、大した人気である。
日本橋をあとに、七福神めぐりの最初の訪問地は、日本橋小網(こあみ)町にある小網神社である。
ここに祀られているのは、福禄寿(ふくろくじゅ)である。
最近は、七福神めぐりが流行っているのか、この小さな神社にも訪れる人の姿が絶えない。
小網神社をあとに、次に目指したのが、歩いて10分足らずのところにある椙森(すぎのもり)神社。
こちらには恵比寿(えびす)さまが祀られている。
その次は、人形町通りを南下したところにある末廣(すえひろ)神社。
こちらは、毘沙門天(びしゃもんてん)が祀られている。
その先300メートルにあるのが寿老人(じゅろうじん)を祀る笠間稲荷神社の東京別社。
そして、道を南下し新大橋通りまで出ると、三つの神社が、約100メートル間隔で存在する。
最初に訪れたのが、大黒天(だいこくてん)を祀る松嶋神社。
次に訪れたのが、水天宮(すいてんぐう)の先にある茶の木神社。布袋尊(ほていそん)を祀ってある。
七福神めぐりの締め括りに選んだのは水天宮。弁財天(べんざいてん)が祀られている神社である。水天宮は地下鉄の駅名にもなっているくらいであり大きな神社である。子宝、安産の神様としても有名な神社である。日本橋七福神めぐりは1時間足らずで終了、楽勝であった。
12時を回っているのでお腹が空いて来たが、食事は、銀座に出て定番の銀座ライオンビアホールで取ることに決めていたので、日比谷線・人形町駅に向かう。
途中、お煎餅の店で客引きをしていたので店内に入ったところ、色々な煎餅が割安価格で並んでいたので、2千円分を選んで買い求める。帰って食べたが、なかなか美味であった。
地下鉄で築地(つきじ)まで移動したあと、銀座7丁目へ。
わざわざ築地を経由して歩いたのには訳がある。カミサンが、長男が勤めている会社の前を歩きたいと言ったためである。
会社は、銀座7丁目にある「G7ビル」の中にある。G7は銀座7丁目から来ている名前である。
カミサンが、地下鉄の中から長男にメールで「今から会社の前を歩く」と伝えたところ、返事が返ってきて、何でも、熱を出したので病院に行ってきたところとだとか。
途端にカミサンはソワソワし始めて、食事を早めに切り上げて、葛西(江戸川区)に住んでいる長男のところに行こうかと言い出した。
会社の寮なので、夫婦で押しかけるのは止そうと宥めながら、取りあえず銀座へ。
銀座ライオンのビアホールは、思ったほど混んでなくて、すぐに席に座れた。
いつもの様に、カミサンは黒ビール、私は琥珀(こはく)の大ジョッキを注文。歩いた後のビールが実に美味かった。
阪急デパートで買い物をしたあと、新幹線で帰途に着く。今日はお天気も良く暖かく、今年最初のウォーキングは順調な滑り出しと言うところであった。