北海道銀婚旅行(1日目)


北海道銀婚旅行(1日目)
2012年4月25日(水)~4月28日(土)
更新:2023年10月9日(月)
 
私は、過去に6回、北海道旅行をしているが、今回の銀婚旅行として、またもや、7回目の北海道旅行を選択した。
TVドラマ「北の国から」を視聴して以来、北海道に魅せられたと言う事である。このブログのハンドル名「黒板五郎」を見ても分かる通りである(笑)。
因みに、過去6回の北海道旅行は以下のとおり。

時期
訪問地 (青字は初訪問)
記事名
1 1984/7/29~8/5
(7泊8日)
旭川 神居古潭(かむいこたん) 富良野 稚内 利尻島 宗谷岬 札幌 北海道サイクリング1984
2 1985/8/10~8/18
(8泊9日)
函館 襟裳(えりも)岬 帯広 十勝川温泉 池田町 根室標津(ねむろしべつ) 尾岱沼(おだいとう)温泉 野付(のつけ)半島 弟子屈(てしかが) 摩周湖 硫黄山 川湯温泉 阿寒湖 美幌(びほろ)峠 網走湖 網走 札幌 北海道サイクリング1985(1)
北海道サイクリング1985(2)
3 1986/8/10~8/17
(7泊8日)
網走 能取(のとろ)岬 能取湖 サロマ湖 北見枝幸(きたみえさし) 宗谷岬 稚内 礼文島 稚内公園 幾寅(いくとら) 富良野 札幌 北海道サイクリング1986
4 2002/8/17~8/24
(7泊8日)
函館 昭和新山 有珠山(うすざん) 洞爺(とうや)湖 ニセコ 積丹(しゃこたん)半島 神威(かむい)岬 積丹岬 島武意(しまむい)海岸 小樽 層雲峡 能取湖 能取岬 網走 知床 オシンコシンの滝 知床五湖 知床峠 羅臼 野付半島 開陽台 弟子屈 摩周湖 川湯温泉 美幌峠 硫黄山 阿寒湖 オンネトー 然別(しかりべつ)湖 足寄(あしょろ) 狩勝(かりかち) 富良野 美瑛の丘 支笏(しこつ)湖 地球岬 函館 北の夏 2002 (1) 家族旅行
北の夏 2002 (2)
北の夏 2002 (3)
北の夏 2002 (4)
北の夏 2002 (5)
北の夏 2002 (6)
5 2007/12/16~12/22
(6泊7日)
登別温泉 十勝川温泉 帯広 虹別 多和平 摩周湖 美幌峠 屈斜路湖 硫黄山 養老牛(ようろううし)温泉 札幌 結婚20週年&勤続30週年記念旅行 北海道2007冬(1) 夫婦旅行
結婚20週年&勤続30週年記念旅行 北海道2007冬(2)
結婚20週年&勤続30週年記念旅行 北海道2007冬(3)
結婚20週年&勤続30週年記念旅行 北海道2007冬(4)
結婚20週年&勤続30週年記念旅行 北海道2007冬(5)
6 2009/4/26~4/29
(3泊4日)
函館、トラピスチヌ修道院 大沼公園 洞爺湖 昭和新山 登別温泉 富良野 美瑛 小樽 北海道2009春 (1) 夫婦旅行(ツアー参加)
北海道2009春 (2)
北海道2009春 (3)
北海道2009春 (4)

 
今回の銀婚旅行(ツアー参加)の行程は、以下のとおりである。
 

日程
行程 (青字は初訪問) 宿泊
4月25日(水) 三島〜(バス)〜羽田空港〜(飛行機)〜新千歳空港〜(バス)〜占冠(しむかっぷ)〜上富良野[昼食]〜美瑛〜上川町〜銀河・流星の滝〜宿 層雲峡温泉「ホテル大雪」
4月26日(木) 宿〜(バス)〜北きつね牧場端野(たんの)〜網走[昼食]〜北浜駅〜(JR釧網線)〜網走駅〜(バス)〜オシンコシンの滝〜知床世界遺産センター〜宿 ウトロ温泉「知床プリンスホテル風なみ季」
4月27日(金) 宿〜(バス)〜硫黄山〜摩周湖〜釧路[昼食]〜釧路湿原丹頂の里〜宿 阿寒湖温泉「あかん遊久の里 鶴雅」
4月28日(土) 宿〜(バス)〜足寄〜日勝(にっしょう)[昼食]〜新千歳空港〜(飛行機)〜羽田空港〜(バス)〜三島  

《1日目》
 
午前0時を回っているが、旅行の集合時刻が早朝であり、今眠ると起きられない可能性があるため、夫婦ともに、時間を潰して出発時間を待つ。
私は、パソコンで写真の整理をしたり、届いたばかりのIPADを開梱して初期設定したりして、睡魔と戦う。
そうこうするうちに、時計が2時を回ったので身じたくを始め、2:40に予約していたタクシーが来たので、乗り込んで集合場所の三島駅南口へ。
集合時刻は3:10であったが、3時前に到着すると既にバスが待機しており、早速乗車。
 
北海道は、私にとっては7回目の訪問となるが、今回は、最近常連になりつつある読売旅行のパック旅行である。
3泊4日の北海道旅行、しかも、宿泊は3泊とも2食付の温泉ホテルであり、これに、東京〜新千歳の往復航空運賃と三島〜羽田空港のバス送迎まで付いて、49,800円/人という激安ツアーなのである。
 
5時半に羽田に到着し、出発ロビーの集合場所に行くと、添乗員さんより搭乗券が配られる。
今回の参加者は、我々の乗ったバスで来た静岡県東部地区の参加者の他に、浜松など静岡県西部地区からの参加者、長野県からの参加者など、総勢40数名の陣容である。
 
出発までには十分な時間があるので、出発カウンターに荷物を預けて、朝食を取る。6時前とあって、開いている店は1軒だけであった。
 
1 閑散とした早朝の羽田空港出発ロビー
 
8:00発のANA53便に搭乗してみると、かなりの空席があり、我々団体客は後部中央エリアに座席が割り振られていたのだが、窓側座席が結構空いていたので、我々夫婦は、素早く窓側席に移動。
 
2 雪が残る東北の山々
 
3 機内にて
 
4 機内からの風景(北海道?)
 
飛行機は、定刻通り9時半に新千歳空港に着陸し、早速バスに乗り込む。
それにしても、暑い北海道である。数日前に、読売旅行より わざわざ連絡があり、「北海道は寒いとの予報なので、真冬の恰好で来るように」と言われたので、セーターの上にハーフコートまで着込んで来たのだが、現地は、シャツ1枚で十分な気候であった。
 
道東自動車道で占冠(しむかっぷ)ICまで進み、占冠町の道の駅で休憩したあと、上富良野へ。
 
5 ツアーのコース
 
6 占冠村の通りと残雪
 
 
8 テレビドラマ「北の国から」の第1話、東京から引き揚げて来た黒板五郎と子供の純、蛍が降り立った駅・JR根室本線布部(ぬのべ)
 
ドライブイン「フラノーブルマツオ」でジンギスカンの昼食を取る。
ここは、3年前のツアー旅行で訪れた同じドライブインである。多分、沢山の旅行会社と契約をしているドライブインなのであろう。
 
9 フラノーブルマツオからの十勝連峰の眺め
 
10 昼食はジンギスカン
 
昼食後は、すぐ近くにある「フラワーランド上富良野」を訪れて、熟成ジャガイモを味わう。
名前はフラワーランドであるが、時期的に、花の季節はこれからと言う事で、花畑に花を見ることは出来なかった。
ただし、食した熟成ジャガイモと言うのが、焼き芋の様な甘さであり、とても美味しかったので1箱注文した。
 
11 フラワーランド上富良野からの眺望
 
12
 
13 ラベンダー
 
14 花に囲まれて
 
15 熟成ジャガイモが、焼き芋の様な甘さ。
 
16 上富良野の畑
 
17 JR富良野線
 
バスが次に向かったのは、美瑛の丘の「パッチワークの路」
車窓からの観光ではあったが、オフシーズン・平日の観光と言う事で、10年前に訪れた時の様に観光客が群がって興ざめすると言うことはなく、ケンとメリーの木セブンスターの木など、広大な丘陵に一本立ちする木の風情がなかなか良かった。
 
18 ケンとメリーの木
 
19 美瑛の丘
 
次に訪れたのは、上川町にある「北の森ガーデン」。
ここにあるアイスパビリオン内は、室温が、凍ったバナナで釘が打てると言う-20℃に保たれており、天井からは、氷柱が幾つも垂れ下がっている状態である。
また、一部スポットでは、-41℃の寒風を受けることができ、まさに極寒状態を体験することが出来た。
 
20 アイスパビリオン(上川町)
 
21 まずは、防寒服を選んで
 
22 館内に入場
 
23 タオルも凍る寒さ(北の森ガーデン・アイスパビリオン)
 
24 ボタンを押すと-41℃の冷風が
 
25 バナナで釘打ち
 
26 ピンクのボトルはアイスクリーム製造中
 
最後に、本日の宿泊地・層雲峡温泉に到着したが、翌朝に予定していた滝見物を、前倒してチェックイン前に済ませることになり、銀河の滝流星の滝へ。
 
ここで思わぬハプニング。道の脇にある林の中から、野生のエゾシカが現れたのである。それも、立派な角を生やした雄鹿である。何ともラッキーなハプニングであった。
 
27 層雲峡の柱状節理
 
28 銀河の滝(雌滝)
 
29 流星の滝(雄滝)
 
30 野生のエゾシカ(雄)に遭遇
 
本日の宿は、層雲峡温泉「ホテル大雪」。
 
露天風呂から見える柱状節理の山肌が素晴らしかった。
それにしても、旅の初日は長い長い一日であった。
 
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