北の夏 2002 (1)


北の夏 2002 (1)
2002年8月17日(土) 自宅~函館
 
04:30、起床。洗顔して支度を始めるうちに、子供達も起きて来た。
 
05:50、三島の自宅を出発。エスティマのメータが4,000kmのカウントを始める。
国道246号を進み、裾野ICより東名高速に乗る。この時間でも結構車が多い。
少し小雨が落ちて来た。今日は雨模様か。横浜町田ICで東名高速を下り、国道16号線保土ケ谷バイパスに乗る。最初はスキスキだった交通量が、道が合流するたびに増える。この道は、合流・分岐が多いので標識が見逃せない。狩場から首都高速・神奈川3号狩場線に合流し横浜方面へ。
 
横浜ベイブリッジを渡り、一直線の湾岸線を突っ走る。
やがて、トンネル内を東京湾アクアライン方面に分岐。アクアラインはまだ走ったことが無かったので、今回敢えて寄り道することにしたのである。川崎側から海ほたる(パーキングエリア)までの10kmは海底トンネルである。
 
07:20海ほたるに到着。初訪問と言うことで、駐車場の混み具合が分からず心配していたのだが、何とか駐車できた。
東京湾のど真ん中・海ほたるは小雨が降っており、真夏と言うのに異様な肌寒さ。車を降りエスカレータで上のデッキへ。
「ロイヤルフードコート」に入り窓際のテーブルを確保。東京湾の景色を眺めながらの朝食は何とも贅沢な気分である。
食後は、しばし海ほたる散策タイム。デッキを一周したあと、旅の最初の記念写真となる1枚を撮影。
記念館で海ほたる完成までのビデオを観賞したあと、09:30、いよいよ北海道に向けて出発。折り返して川崎側に戻る予定であったが、東京湾上を走る魅力も捨て難く、急遽予定を変更して木更津側に抜けることにした。
 
1 「海ほたるは曇り空」 (2002.08.17撮影) 東京湾上・海ほたるデッキ
 
2 「東京湾上での朝食」 (2002.08.17撮影) 海ほたる「ロイヤルフードコート」
 
3 「海ほたる 川崎方面」 (2002.08.17撮影) 東京湾海ほたるデッキ
 
 
5 「トンネル掘削の刃」 (2002.08.17撮影) 東京湾海ほたるデッキ
 
6 「海ほたる木更津方面」 (2002.08.17撮影) 東京湾海ほたるデッキ
 
7 「海ほたるで記念撮影」 (2002.08.17撮影) 東京湾海ほたるデッキ
 
海ほたるから木更津方向は、橋上を走る快適なコースである。あっと言う間に木更津金田JCTに到達。
ここから館山自動車道を北上して都内に戻る。走る車は殆どなく、貸切道路状態である。
 
市川から首都高湾岸線に分岐。段々と交通量が増えてきた。
葛西JCTで小菅方面に分岐。コースを木更津経由に変更した割には、葛西JCTをほぼ予定時間で通過した。
東北方面に行く場合、いつもなら川口から東北自動車道に乗るのだが、今回は敢えて常磐自動車道を選んだので、そのまま直進して三郷(みさと)ICへ。
ところが、常磐自動車道に入った途端、事故のアナウンス。徐々に渋滞が始まる。前途多難の様相である。余裕を持ったスケジュールを組んではいるが、青函フェリーの時刻が気になるところである。
しばらく渋滞が続いたが、11:30にほぼ予定どおり友部SAに到着。少し早いが昼食を取る。ここで1回目の給油をして12時過ぎにSAを出発。
 
8 友部SAにて
 
途中、JRAの競走馬運搬車を何台も追い越す。東北のどこかでレースがあるのだろうか。
磐城(いわき)から分岐して磐越自動車道へ。また小雨が降り始める。磐越自動車道は一車線のところが多く、追い越しが出来ないので、のろい車が前を走っているとストレスが溜まる。
 
ようやく郡山JCTに着き、東北自動車道に合流。
 
国見SAで休憩を取り、2回目の給油。運転をカミサンと交替。いつもの事なのかもしれないが、仙台のあたりは反対車線が大渋滞していた。相変わらず雨が降ったり止んだりで天気は今ひとつである。
 
途中、紫波(しわ)SAで休憩。予定ではここで夕食の筈だったが、跳ばし過ぎなのか予定時刻より1時間早いため、このまま青森まで走ることに。運転を替わり青森を目指す。
 
遠くに岩木山の山並みが見えて来た。青森まではもう少しのところであるが、ガソリンが心配になってきたので津軽SAに寄って3回目の給油。青森で沼津ナンバーは珍しいらしく、サービス員がしきりに話しかけてくる。
 
SAを出たあたりから段々陽が暮れて薄暗くなってきた。
青森IC18:35に下り、青森市内に向かう。
 
市内を通り抜け、青森港に到着。
今日は早朝から良く走った。さしたる遅れも発生しなかったため、フェリーの出発までには相当の時間がある。どうやって時間を潰すか悩ましいところである。
まずは、港の近くにあるファミレスでゆっくりと夕食を取る。なかなか時間が過ぎない。
21時過ぎに青森港に移動し、乗船手続きを済ませる。青函フェリー「3号はやぶさ」の出発時刻23:30までには、まだまだ時間がある。
 
23時を過ぎて、ようやく乗船案内が流れた。車の列に並びスタンバイ。先にトラック、次に乗用車の順で積み込む様である。
船倉に車を止め客室に上がる。二等客室は絨毯敷きの広間である。備え付けの長い枕を並べて、家族でゴロ寝。貴重品は腕に回し毛布を掛けて寝る。朝が早かったせいか幾らかウトウトできた。
 
9 「青函フェリーの船倉 いよいよ津軽海峡を渡る」 (2002.08.17撮影) 青森港
 
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