北の夏 2002 (2)
2002年8月18日(日) 函館~小樽
函館 |
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03:20、函館港に入港。
船内アナウンスで起床。外は真っ暗である。船倉に下りて出発準備。
前のトラックから順番に下船し、いよいよ北海道の地に降り立つ。雨の降る寒い朝(夜)である。
青函フェリーの待合い事務所に立ち寄ったあと、暗い雨の夜道を走り函館市街地へ向かう。
まずは、函館山に登り夜景(早朝景)を見るべく、函館山に向かう。
山頂まで登ってきたが、雨と雲で下界は全く見えない上に、吹き上げる風が強かった。
山を下りる途中、函館市街を見渡せるポイントがあったので、車を止めてしばし楽しむ。早朝の薄明るい函館の街(雨模様)もなかなかの眺めである。
朝市が開く5時までには少し時間があるので、函館山麓の石畳などを車で回る。
5時前に函館駅前まで戻り、駐車場に車を入れる。
雨の中、朝市に踏み入れ、目当ての「きくよ食堂」へ。おかみさん(多分、きくよさん)が店先に出ており、店の中に案内された。
早速、「函館巴丼」を注文。想像していたより丼が小振りであった。ウニの味はまずまずだが、防腐剤のせいか少し生臭い。
朝食のあと、朝市を散策。カネニ藤田水産の店でお土産のタラバを買い、宅急便で送って貰う。試食もさせて貰った。ネットから印刷したクーポンを持参したお陰で5%割引してくれた。
朝っぱらからであるが、娘が夕張メロンアイスを食べたいと言うので買い求める。北海道アイスの食い初めである。
函館駅前で記念写真を撮り、6:00に函館を出発。
船内アナウンスで起床。外は真っ暗である。船倉に下りて出発準備。
前のトラックから順番に下船し、いよいよ北海道の地に降り立つ。雨の降る寒い朝(夜)である。
青函フェリーの待合い事務所に立ち寄ったあと、暗い雨の夜道を走り函館市街地へ向かう。
まずは、函館山に登り夜景(早朝景)を見るべく、函館山に向かう。
山頂まで登ってきたが、雨と雲で下界は全く見えない上に、吹き上げる風が強かった。
山を下りる途中、函館市街を見渡せるポイントがあったので、車を止めてしばし楽しむ。早朝の薄明るい函館の街(雨模様)もなかなかの眺めである。
朝市が開く5時までには少し時間があるので、函館山麓の石畳などを車で回る。
5時前に函館駅前まで戻り、駐車場に車を入れる。
雨の中、朝市に踏み入れ、目当ての「きくよ食堂」へ。おかみさん(多分、きくよさん)が店先に出ており、店の中に案内された。
早速、「函館巴丼」を注文。想像していたより丼が小振りであった。ウニの味はまずまずだが、防腐剤のせいか少し生臭い。
朝食のあと、朝市を散策。カネニ藤田水産の店でお土産のタラバを買い、宅急便で送って貰う。試食もさせて貰った。ネットから印刷したクーポンを持参したお陰で5%割引してくれた。
朝っぱらからであるが、娘が夕張メロンアイスを食べたいと言うので買い求める。北海道アイスの食い初めである。
函館駅前で記念写真を撮り、6:00に函館を出発。
昭和新山、有珠山 |
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国道5号線から函館新道に入り、快適な走りを続ける。
前方に雄大な景色が広がる北海道独特の眺望。カミサンは、初めて訪れる北海道の雄大さに感動しきっている。
函館新道の終点からは大沼公園はすぐ。天気が良ければ、駒ヶ岳の眺望が素晴らしいのだが、あいにくの雨空で駒ヶ岳は全く見えず。
しばらく海沿いを走り、国縫(くんぬい)へと向かう。渋滞は無かったが車の量は多い。それにしても北海道の人はのんびりとした運転をする。時計の進み方が違うらしい。
07:45、国縫ICから道央自動車道に乗る。道央自動車道が函館まで繋がれば道内の移動ももっと楽になるのだが、車よりも熊の方が多いと発言する大臣がいるくらいだから、高速道の整備はなかなか進まないのだろう。道央自動車道も南の方は1車線である。
途中、静狩PAで洗顔タイムを取り、先に進む。噴火湾は雨。
しばらく走ると、左手に有珠山らしき山が見えてきた。
伊達ICで高速を下り、昭和新山方向へ。
しばらく走るうちに、前方に赤茶色の昭和新山が見えて来た。雨は上がった様だ。
09:20、昭和新山に到着。娘は、腹が痛いから車で待っていると言っている。また兄弟喧嘩でもしたのだろう。とにかく車から降ろし、昭和新山の前で記念写真。(出来上がった写真には娘の仏頂面が焼き付けられていた)
ロープウェイで有珠山火口へ。
山頂駅の横に洞爺湖展望台があり、ここからの眺めは素晴らしい。晴れていれば、遠く羊蹄山(ようていざん)が見えるらしいが、この日は曇ってそこまでは見えなかった。
山頂駅から火口原展望台まで歩いて登る。360度パノラマの素晴らしい眺望である。
山頂駅まで下りてロープウェイを待つ。腹が痛いと言っていた娘は、ちゃっかりジュースを飲んではしゃいでいる。
前方に雄大な景色が広がる北海道独特の眺望。カミサンは、初めて訪れる北海道の雄大さに感動しきっている。
函館新道の終点からは大沼公園はすぐ。天気が良ければ、駒ヶ岳の眺望が素晴らしいのだが、あいにくの雨空で駒ヶ岳は全く見えず。
しばらく海沿いを走り、国縫(くんぬい)へと向かう。渋滞は無かったが車の量は多い。それにしても北海道の人はのんびりとした運転をする。時計の進み方が違うらしい。
07:45、国縫ICから道央自動車道に乗る。道央自動車道が函館まで繋がれば道内の移動ももっと楽になるのだが、車よりも熊の方が多いと発言する大臣がいるくらいだから、高速道の整備はなかなか進まないのだろう。道央自動車道も南の方は1車線である。
途中、静狩PAで洗顔タイムを取り、先に進む。噴火湾は雨。
しばらく走ると、左手に有珠山らしき山が見えてきた。
伊達ICで高速を下り、昭和新山方向へ。
しばらく走るうちに、前方に赤茶色の昭和新山が見えて来た。雨は上がった様だ。
09:20、昭和新山に到着。娘は、腹が痛いから車で待っていると言っている。また兄弟喧嘩でもしたのだろう。とにかく車から降ろし、昭和新山の前で記念写真。(出来上がった写真には娘の仏頂面が焼き付けられていた)
ロープウェイで有珠山火口へ。
山頂駅の横に洞爺湖展望台があり、ここからの眺めは素晴らしい。晴れていれば、遠く羊蹄山(ようていざん)が見えるらしいが、この日は曇ってそこまでは見えなかった。
山頂駅から火口原展望台まで歩いて登る。360度パノラマの素晴らしい眺望である。
山頂駅まで下りてロープウェイを待つ。腹が痛いと言っていた娘は、ちゃっかりジュースを飲んではしゃいでいる。
洞爺湖、ニセコ |
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10:10、昭和新山を出発し、ニセコへと向かう。壮瞥(そうべつ)から左折し、洞爺湖温泉街を走る。
10:30、サイロ展望台に到着。洞爺湖の中之島の眺めが素晴らしく、静かな湖面が神秘的。
熊の剥製の前で記念写真。
サイロ展望台を出発してニセコへ。ここからの道は全くの手探りであり地図と標識だけが頼り。
途中、真狩(まっかり)方面に左折する地点を見落とすと計画が狂ってしまうので必死である。地図では、郵便局が左折ポイントの目印である。それらしい左折路があったのだが、標識が出ていないので通過。ところが、数十メール進んだところの右手に古ぼけた郵便局のような家を発見。ここで、Uターンして先程の道を曲がることにした。賭である。
のどかな田舎道を道なりに進むうちに、無事、真狩方面への道に合流することができた。
真狩村、正面に羊蹄山が聳えているが、曇っているので中腹までしか見えない。
この辺りは歌手・細川たかしの故郷である。真狩村を左折しニセコ方面へと進む。
11:40、ニセコに入る。
ガイドブックにあったアイスクリームの美味しい店「ミルク工房」を探す。ガイドブックの地図が曖昧だったせいで右往左往したが、ようやく到着し本日2回目のアイスクリームを戴く。ソフトクリームが抜群に美味い。
ニセコ高原「いこいの村」の中にあるレストラン木々(もくもく)亭で昼食を取る。焼肉食べ放題であるが、子供達の食欲はもの凄い。
予定では、ゴンドラリフトで1,000メートル台地展望台に登ることにしていたのだが、山の上は雲が掛かって何も見えない様子だったので取り止めにした。
10:30、サイロ展望台に到着。洞爺湖の中之島の眺めが素晴らしく、静かな湖面が神秘的。
熊の剥製の前で記念写真。
サイロ展望台を出発してニセコへ。ここからの道は全くの手探りであり地図と標識だけが頼り。
途中、真狩(まっかり)方面に左折する地点を見落とすと計画が狂ってしまうので必死である。地図では、郵便局が左折ポイントの目印である。それらしい左折路があったのだが、標識が出ていないので通過。ところが、数十メール進んだところの右手に古ぼけた郵便局のような家を発見。ここで、Uターンして先程の道を曲がることにした。賭である。
のどかな田舎道を道なりに進むうちに、無事、真狩方面への道に合流することができた。
真狩村、正面に羊蹄山が聳えているが、曇っているので中腹までしか見えない。
この辺りは歌手・細川たかしの故郷である。真狩村を左折しニセコ方面へと進む。
11:40、ニセコに入る。
ガイドブックにあったアイスクリームの美味しい店「ミルク工房」を探す。ガイドブックの地図が曖昧だったせいで右往左往したが、ようやく到着し本日2回目のアイスクリームを戴く。ソフトクリームが抜群に美味い。
ニセコ高原「いこいの村」の中にあるレストラン木々(もくもく)亭で昼食を取る。焼肉食べ放題であるが、子供達の食欲はもの凄い。
予定では、ゴンドラリフトで1,000メートル台地展望台に登ることにしていたのだが、山の上は雲が掛かって何も見えない様子だったので取り止めにした。
積丹半島 |
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ニセコ高原を出発し、ニセコパノラマラインに入って積丹(しゃこたん)半島へ。途中、道端に野生のキタキツネを発見。
だんだん空が晴れてきた。パノラマラインから岩内の街、海岸線の美しい眺望が広がる。岩内の街に入り、4回目の給油。
岩内から先は、積丹に向かってずっと海岸線の国道229号(雷電国道)を走る。トンネル工事が何カ所もあった。
14:15、西の河原ドライブインに到着。海の水が深く青く、ちょっと霊的な不気味な感じの奇岩の眺めである。子供達は車から降りて来ない。
14:40、神威(かむい)岬に到着。
大駐車場に車を止めて岬の先端まで歩く。海の色が美しい。アップダウンの散策路を30分ほど歩いて岬の先端へ。
先端からは沖に神威岩が見える。振り返ると右手には通ってきた西の河原、左手にはこれから行く積丹岬が見渡せる。
駐車場に戻り、売店でお土産を買って出発。
15:55、積丹岬に到着。車を降りてトンネルを抜けると、島武意(しまむい)海岸の素晴らしい眺めが広がっていた。積丹の海は美しい。
だんだん空が晴れてきた。パノラマラインから岩内の街、海岸線の美しい眺望が広がる。岩内の街に入り、4回目の給油。
岩内から先は、積丹に向かってずっと海岸線の国道229号(雷電国道)を走る。トンネル工事が何カ所もあった。
14:15、西の河原ドライブインに到着。海の水が深く青く、ちょっと霊的な不気味な感じの奇岩の眺めである。子供達は車から降りて来ない。
14:40、神威(かむい)岬に到着。
大駐車場に車を止めて岬の先端まで歩く。海の色が美しい。アップダウンの散策路を30分ほど歩いて岬の先端へ。
先端からは沖に神威岩が見える。振り返ると右手には通ってきた西の河原、左手にはこれから行く積丹岬が見渡せる。
駐車場に戻り、売店でお土産を買って出発。
15:55、積丹岬に到着。車を降りてトンネルを抜けると、島武意(しまむい)海岸の素晴らしい眺めが広がっていた。積丹の海は美しい。
小樽 |
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積丹岬を出発し、本日の宿泊地・小樽へ。
途中、大渋滞にはまってしまい、小樽までの道のりが遠かったが、ようやく渋滞を抜け小樽の街に到着。目指す宿・グリーンホテルはすぐに見つかった。
夫婦はツイン部屋、子供3人はトリプル部屋である。集合時間を決めて解散しそれぞれの部屋へ。
様子を聞くために子供の部屋に電話をしたのだが、誰も出ない。走って子供部屋に行ってみると、娘が電話の前でオロオロしている。「お父さん、電話が鳴ってる!」何と情けないことか。
一服してから、小樽の街に繰り出した。石畳の坂を港に向かって下りると小樽運河に到着。運河ではお祭りをやっているのか、大変な人だかりだった。
辺りが暗くなってきて、ガス灯に明かりがともり始めた。
お腹が空いてきたので、寿司屋通りに向かい、調べておいた「大和屋」へ。
隣の政寿司は大変な人なのに、大和屋は比較的静か。二階の座敷に通されたが、静かで盛り上がりが無い。注文を取りに来るのが遅く、出てくるのも遅い。これはハズレだったかと後悔していたが、運ばれてきた寿司は美味かった。ウニもトロも鉄火も最高の味であった。
夕食のあとホテルに戻る。小樽の街は、十分歩いて散策できる小さな街である。二日ぶりに布団で寝ることが出来た。本日は長い一日であった。
つづく
途中、大渋滞にはまってしまい、小樽までの道のりが遠かったが、ようやく渋滞を抜け小樽の街に到着。目指す宿・グリーンホテルはすぐに見つかった。
夫婦はツイン部屋、子供3人はトリプル部屋である。集合時間を決めて解散しそれぞれの部屋へ。
様子を聞くために子供の部屋に電話をしたのだが、誰も出ない。走って子供部屋に行ってみると、娘が電話の前でオロオロしている。「お父さん、電話が鳴ってる!」何と情けないことか。
一服してから、小樽の街に繰り出した。石畳の坂を港に向かって下りると小樽運河に到着。運河ではお祭りをやっているのか、大変な人だかりだった。
辺りが暗くなってきて、ガス灯に明かりがともり始めた。
お腹が空いてきたので、寿司屋通りに向かい、調べておいた「大和屋」へ。
隣の政寿司は大変な人なのに、大和屋は比較的静か。二階の座敷に通されたが、静かで盛り上がりが無い。注文を取りに来るのが遅く、出てくるのも遅い。これはハズレだったかと後悔していたが、運ばれてきた寿司は美味かった。ウニもトロも鉄火も最高の味であった。
夕食のあとホテルに戻る。小樽の街は、十分歩いて散策できる小さな街である。二日ぶりに布団で寝ることが出来た。本日は長い一日であった。
つづく