北海道流氷旅行2016(5) 網走〜阿寒湖温泉
2016年2月20日(土)~2月24日(水)
日付 |
行程 | 道内移動 |
宿 |
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2月20日(土) | 自宅~タクシー~三島駅~新幹線~品川駅~京浜急行~羽田空港~JAL523便~新千歳空港~バス~宿 | 39km | 札幌北広島クラッセホテル |
2月21日(日) | 宿~バス~道央自動車道・砂川ハイウェイオアシス~バス~旭川・雪の美術館~バス~上川町・北の森ガーデン~バス~層雲峡・銀河の滝、流星の滝~バス~宿~徒歩~層雲峡氷瀑まつり | 243km | 層雲峡 朝陽亭 |
2月22日(月) | 宿~バス~端野ドライブイン~バス~網走港・道の駅「流氷街道網走」~流氷観光(網走流氷観光砕氷船 おーろら)~バス~海産物ショッピング(入丸水産)~バス~濤沸湖~バス~天都山オホーツク流氷館~宿~徒歩~阿寒湖氷上フェスティバル | 261km | ホテル阿寒湖荘 |
2月23日(火) | 宿~バス~ドライブインあしょろ庵~バス~日勝峠・清水ドライブイン~バス~キウスPA~バス~支笏湖~バス~宿 | 356km | 北湯沢温泉郷 第二名水亭 |
2月24日(水) | 宿~バス~新千歳空港~JAL506便~羽田空港~京浜急行~品川駅~新幹線~三島駅~タクシー~自宅 | 72km | 自宅 |
❏網走〜濤沸湖
流氷観光を終えたあとはランチである。
網走から少し知床方面に走ったところに入丸水産という海鮮市場&レストランがある。
オホーツク海に面したこの店の駐車場に入ると、目の前には接岸した流氷が沖の方まで延々と横たわっていた。まるで雪の大平原の様である。
流氷の上を歩いて沖の方まで行けそうなのだが、流氷に詳しい人でないと隠れた亀裂から海に落ちる危険性があるとの事で、素人は絶対に流氷の上に降りたら駄目だと釘をさされていたため、陸地から写真を撮るだけにしておいた。
この日のランチは、予め注文していたオプションの帆立づくし丼。なかなか美味しくて生ビールも進んだ。
ランチの後は、さらに知床方面に進んだところにある濤沸湖(とうふつこ)の観光である。
国道244号(斜里国道)を挟んで北側がオホーツク海、南側が濤沸湖という位置関係である。
ちなみに、ここから少し知床寄りに広がるのが小清水原生花園という有名なスポットであり、夏場だけJR釧網本線の小清水原生花園駅に電車(正確にはディーゼルカー)が停車する。
ガイドさんが面白い事を言っていた。「本土から来た人は北海道の列車を見てみんな電車と言うけど、北海道を走っているのは電車じゃないんですよ。ディーゼルカーなんですよ。」と。
確かに考えてみたら特急列車も天井にパンタグラフは付いていない。
今調べたところ、北海道では電化が殆ど進んでなくて、1988年に始まった電化も日本国内で主流となっている直流電化ではなく交流電化なのだそうである。違いは良く分からないが。
濤沸湖の湖面は氷結しておらず、白鳥やカモメなどが沢山集まっていた。
❏天都山(てんとざん)
濤沸湖を後に、バスは次の訪問地である天都山に向かう。
ここを訪れるのは1年半ぶり2回目であるが、建物が新しくなっていた。確か前回のとき工事中のエリアがあった様な記憶がある。
ここの展望台からの景色は素晴らしく、オホーツク海、冬の流氷、網走湖を望むことが出来る。
午前中に買い込んだお酒が無くなってしまったため、ここでまたお酒を調達。残念ながら違う銘柄のお酒が無かったので、午前中と同じ「流氷浪漫」である。
天都山での観光を終えたあとは、本日のお宿・阿寒湖温泉に向けてひたすら移動である。
❏阿寒湖温泉、阿寒湖氷上フェスティバル
天都山を出発したバスは、網走湖の東岸を走る国道39号(北見国道)を南下。女満別(めまんべつ)空港を過ぎて美幌(びほろ)、津別(つべつ)を経由して阿寒湖温泉に到着。
この日も、夜のイベント・阿寒湖氷上フェスティバルがあるため、湯冷めしない様に、温泉はフェスティバルから帰って来たあとまでお預けである。
夕食を取ったあと、ホテルの人に案内されてフェスティバル会場へ。勿論、滑らないように細心の注意を払って歩く。
会場は阿寒湖の湖面であり、夏場だったら池ポチャの位置である。阿寒湖は冬場は全面凍結するため、厚さ1mはある湖面の氷上を歩けるのである。ちょっとおっかなびっくりではあるが。
まずはサービスの温かい豚汁を戴く。
そのうちに、ステージでアイヌの民族衣装を着た男性による火の儀式が始まった。
そして最後は、昨夜と同様、花火大会である。まあ時期的に何時でも来れる訳ではないし、なかなか良い経験をすることが出来た。
部屋に戻って温泉に浸かったあとは、流氷観光船おーろらの船上で買って来たご当地限定の流氷ビールで乾杯。まあ、ランチを食べた入丸水産のご主人が「売れないからウチの店には置くのは止めた。」と言ってたとおり、味は大したことない。
さて、今回の4泊5日の北海道旅行も主要な観光イベントは今日でお仕舞い。
明日は、殆ど道内の東から西への移動と、支笏湖にちょっと立ち寄る程度であり、最終日は飛行機で戻るだけである。