【時事】森友学園についての状況分析が素晴らしい記事

【時事】森友学園についての状況分析が素晴らしい記事
2017年03月17日(金) 晴れ

昨日、遂に籠池委員長が、学園にお金を出した現職閣僚(前日にノンフィクション作家の菅野完さんがインタビューで明らかにした件)の名前を予算委員会の国会議員団(与野党)に対して「安倍内閣総理大臣」であると暴露した。籠池さんの発言(貰った)と安倍首相の発言(渡してない)が全く逆なので、籠池さんを国会に呼べと言う野党の要求に対し反対のしようがなくなった自民党が渋々認め、3月23日に籠池委員長を国会に呼んで衆参両院で証人喚問することになった。これでもう安倍首相辞任に向けた流れは一直線に進むだろう。恐らく、東京地検特捜部の出動にまで発展するだろう。ここまで国民の目に晒されてしまった時点で、もし、自民側が姑息な手段を弄して悪あがきしたならば、益々、窮地に追い込まれ次期総選挙で惨敗する事は必至。それにしても、自民党国対委員長である竹下亘議員のコメントがボロ丸出しで笑えた。普通に考えれば、安倍さんが森友学園に寄付金(安倍さん個人の金)を出す事は全く問題ないし、それに対して籠池さんが、「皆さんのお陰で小学校建設が実現してます。その中には安倍首相からの寄付金も含まれています。」と言って感謝の意を現しているのに、それを竹下亘議員は「安倍首相に対する侮辱だ」と言うのだから内情丸見えである。謝意を現している事に対し侮辱だと感じるのは、言われたら困るという内情(やましい事)がある事を認めている様なものである。
これまでに、森友学園問題の発生事象(ニュース、記者会見など)について見事に状況分析している記事があったので以下に取り上げる。麻生財務大臣が「籠池さんの事は全く知らない」、稲田防衛大臣が頑なに「疎遠になっている」と協調する理由が、この状況分析を読めば何となく分かる様な気がする。この記事では、次のような内容が出て来る。
 麻生財務大臣 ・・・ 国有地払下げ(財務省の管轄)、りそな銀行からの資金融資(金融庁の管轄)
 稲田朋美議員 ・・・ 「稲田龍示弁護士(稲田防衛大臣の夫、嘗ての籠池委員長の顧問弁護士)が、認可申請を取り下げる知恵を理事長にさずけたのでは?」と記者会見の場で菅野完さんが質問している。

 急転「首相から100万」暴露へ。森友学園騒動を巡る黒幕は誰だ?