【時事】森友学園の、絶賛から「切り捨て」への態度急変と「公文書改ざん」「財務省の偽証」が始まった経緯が分かってきた。

幾つかの記事を繋げてトレースする事により、官邸・与党（日本会議メンバ多数）が、絶賛していた森友学園を、或る日を境に「切り捨て」に転じた経緯が分かってきた。（信じる／信じないは各自の判断）。
（１）絶賛フェーズ
■2015/9/5
・安倍昭恵首相夫人が、森友学園塚本幼稚園での講演（2015/9/5）にて、『主人（安倍首相）も「こちらの教育方針が大変素晴らしいというふうに思っていて」』、『実は昨日、あのぉ主人は「ミヤネ屋」という番組と「そこまで言って委員会」というのを、そちらは収録ですけれども、そのために大阪に来ておりました。まぁ時間があればですね、ぜひこちらにも寄らせて頂きたいというふうに言っていたんですけれど、残念ながらトンボ返りですぐ東京に戻りました』、『（安倍晋三記念小学校という名前について、）もしお名前を付けて頂けるのであれば、総理大臣を辞めてからにして頂きたい』と発言している。
講演会の文字起こしはここ。
■2017/2/17（金）
・民進党）福島衆院議員より、「8億円のゴミ撤去費はダンプカー４０００台に相当する規模だ」と追及したのに対し、佐川理財局長（当時）が、売買価格は適正と答弁。これが、翌日（土日除く）の財務省から森友への口裏合わせ依頼につながっていると思われる。
・国会答弁にて、安倍首相は、「妻から森友学園の教育に対する熱意は素晴らしいと聞いております。」と発言。その後で、例の「関係していたら総理大臣も、国会議員も辞める」という発言が続く。
　国会答弁の映像
■2017/2/20（月）
・2/17の佐川理財局長（当時）の答弁の翌日（土日を除く平日での翌日）、財務省理財局の職員から森友学園に対して、“トラック何千台も使ってゴミを撤去したことにして欲しい”という口裏合わせの依頼が行われ、学園側が「事実と違うのでその説明はできない」とその依頼を断った。
　財務省が森友学園側に口裏合わせ求めた疑い国有地売却問題で
　国有地売却”財務省側が口裏合わせ依頼か
・財務省より、籠池前理事長に対し、10日間ほど身を隠せとの電話連絡が入り、籠池夫妻はしばし身を隠した（アパホテル？）。直接電話と取ったのは、当時の顧問弁護士だった酒井康生弁護士だったかな？

この、口裏合わせの依頼を森友側が断ったのが、「森友切り捨て」の引き金になった様である。
（２）切り捨てフェーズ
■2017/2/22（水）
・菅官房長官が、財務省関係者［大臣官房長（岡本薫明）、理財局長（佐川宣寿）、理財局総務課長（中村稔）、官房総括審議官（太田充）］、国交省関係者［航空局次長］を官邸に集めて会合。
　森友疑惑　菅官房長官が佐川・太田氏から説明受けていた昨年２月　首相進退答弁の直後
　口裏合わせ拒否され手の平返し財務省「籠池切り」の発端

この、菅官房長官主催の官邸会議にて、「森友切り捨て」への方針転換が決まったものと思われる。安倍首相が、絶賛していた籠池理事長を「しつこい」呼ばわりして突き放し始めたのは、2/24の国会答弁から。財務省による公文書改ざんの開始が、「２月下旬」からと言うのも時期が符合する。