【時事】南北首脳会談の実現が遂に決まったらしい。めでたい!

【時事】南北首脳会談の実現が遂に決まったらしい。めでたい!

今朝の板垣英憲さんのメルマガによると、遂に平昌五輪開会(2/8)の前の今月末に、南北首脳会談(文在寅大統領・金正恩最高指導者)を板門店で行うことが決まったそうである。また、平昌五輪には米国の参加も決まり、開会直前に米朝の四者会談(米国側:ペンス副大統領トランプ大統領の娘・イヴァンカ大統領補佐官北朝鮮側:金永南委員長(国会議長に相当)と金正恩党委員長の実妹金与正朝鮮労働党政治局員候補)が開かれる事も決まったそうである。
板垣英憲さんのメルマガの無料公開部分は以下。
 文在寅と金正恩の五輪開会式前「南北首脳会談」、ペンス、イヴァンカ、金永南、金与正の開会式「4者会談」実現へ
メルマガの有料部分には、上の記事に対する安倍晋三首相の話が書かれているが、今回の内容は、さすがに私も「本当かいな?」と思う部分もある。簡単に要約すると以下の内容である。
●2年前に安倍政権と朴槿恵政権が電撃的に結んだ慰安婦問題日韓合意(日本から韓国に10億円を出す事で、韓国政府が国内調整して慰安婦問題を最終的、不可逆的に解決するという合意)について、最近、文在寅大統領があの合意は無効だと表明し、それに対し日本側は「1ミリも再考するつもりはない」と突っぱねたが、これは、実は、国連安保理常任理事国5大国とキッシンジャー博士が安倍政権を終わらせるために巧妙に仕組んだシナリオ(罠)であり、安倍政権がまんまと罠に掛かった。安倍政権は、自ら朝鮮半島問題に関与するための対話ルートを放棄したと言う意味であり、安倍政権は、朝鮮への対話ルートもなく、しかも常任理事国(米、露、支那、英、仏)に対してもヘルプを求める事が出来なくなったと言う事である。
●朝鮮国境に接する支那の3省は、元々、朝鮮民族が住んでいる省であり、支那人民解放軍が既にここに集結しているのは、北朝鮮を攻めるためではなく、戦争が勃発した時の北朝鮮からの難民を保護するためである。同様に、朝鮮国境に接するロシア領にはロシア軍が集結しており、これも逃げてきた難民保護が目的。つまり、北朝鮮は、支那、ロシアの両国から守られていると言う事であり、米国も今や北朝鮮に武力攻撃を掛けられる状況では無い。
●安倍政権が、万一、集団的自衛権を拡大解釈して自衛隊北朝鮮を攻めさせた場合、国連憲章敵国条項(日本はUNITED NATIONSの敵国に該当)により、正当に日本を攻める権利が発生する。安倍政権で北朝鮮攻撃に関与した人間を全員捕獲できる。
[補足]UNITED NATIONSは、日本では国際連合(国連)と訳されていて、あたかも、平和維持のための世界連合組織であるかの様な印象を持たせているが、正しい訳は連合国、即ち、第二次世界大戦の連合国のこと。だから、日本は今現在でも国連(日本語訳)の敵国である。敵国が戦争を始めたら安保理の許可なく攻撃して良いと定められている。

北朝鮮問題については、以下の田中宇(さかい)さんの記事が良く纏まっているので参考になると思う。
 北朝鮮の核保有を許容する南北対話