加茂花菖蒲園(掛川)
2013年6月1日(土) 晴れ
更新:2023年11月20日(月)
例年より早く、既に梅雨入りしているが、今日から6月である。
本日は、菖蒲(しょうぶ)を見に、掛川にある加茂花菖蒲園に行って来た。
地元静岡県ながら、この菖蒲園の存在は、数ヶ月前までは全く知らなかった。知ったキッカケは、フェイスブック友達の投稿である。
投稿そのものは、まだ菖蒲の季節では無かったのだが、名前が「加茂花菖蒲園」だったので、ひょっとして三島の加茂(自宅からそれほど遠くない町の町名)にあるのかと思い、インターネットで調べた結果、掛川(静岡県)にある菖蒲園であることが分かったのである。
その時に、見事に咲いた菖蒲園の写真を見て、是非行ってみようと思った次第である。
朝の9時過ぎに、車で三島の自宅を出発。東伊豆縦貫道から、新東名高速道の長泉沼津ICへと進む。
普通の週末なので、特に渋滞もなくスムーズに走り、森掛川ICで高速を降りると、僅か5分で加茂花菖蒲園に到着。自宅を出てから、ちょうど1時間での到着である。
この菖蒲園は、新東名高速道のすぐ近くであるから、市街地から離れた山里にある菖蒲園ではあるが、駐車場には、既に結構な台数の車が入っていた。
早速、入園チケット(1,050円/大人)を買って園内に入ると、写真で見たのと全く同じの、色とりどりの菖蒲が咲き誇っているのが目に飛び込んで来た。
菖蒲園は、奥の方まで広がっており、鮮やかな色彩が「見事」の一言であった。
菖蒲園には、これまで何ヶ所か行ったことがあるが、これだけの規模の菖蒲園は初めてである。
この菖蒲園は、何でも、昔は庄屋屋敷であったらしい。
菖蒲園の真ん中には蓮池があり、また、奥の方には紫陽花(あじさい)も咲いていた。
菖蒲園の横には、庄屋屋敷も残っていて、4間続きの座敷や、広い土間と竈(かまど)も、そのまま残っている。
さらには、温室も隣接して造られており、中には、ベコニアや色んな品種の紫陽花など、色とりどりの植物が咲いていた。
これなら、菖蒲の季節だけではなく、一年中楽しめそうである。
約2時間の滞在であったが、十分に花を楽しませて貰うことが出来た。
せっかく高速を飛ばして掛川まで来たので、このまま帰るのは勿体ないと思い、東静岡に新しく出来たショッピングモール「MARK IS」に寄ってから帰ることにした。
今度は、旧東名高速道を使って静岡まで戻り、MARK ISへ。
MARK ISの場所は、JR東静岡駅の裏であり、ちょうど5年前に歩いた旧東海道の真上に建った様な位置であった。
旧東海道を歩いた時には、空き地の中を伸びる旧東海道が、JRの線路で分断されて、行き止まりになっていた(下の写真と地図)のを憶えているが、今度は、その行き止まりになっていた旧東海道の上に、ビルを建てたと言う事なのだろう。
旧東海道を歩く人にとっては、またまた道が無くなって迂回する箇所が増えたと言うことである。
MARK ISの駐車場に入ったところ、これがまた、分かり辛い造りになっており、まず、ある階の駐車場に入ってしまうと、ゲートで精算しない限り、別の階には回れない構造になっており、また、構内の進行方向が統一的でないため、空いているスペースを見つけても、大回りして戻って来ないと入れない進行方向規制がされていて、非常に分かりにくい。
いざ店内に入ってみたところ、目を引く店が全然なく、食事処も貧弱であり、大型スーパーにあるフードコートに毛が生えた程度のお粗末さであった。
結局、何もすることなく、30分ほどでMARK ISを退去。とんだ無駄足であった。
まあ、午前中の菖蒲園が素晴らしかったので、良しとしよう。
今年は、2月の梅に始まり、3月の桜、5月のつつじ、そして、6月の菖蒲(今回)と、お花の当たり年であった様な気がする。
あとは、「秋バラ」と「紅葉」かナァ。