東京散歩(2015年7月)
2015年7月31日(金) 晴れ
更新:2024年3月29日(金)
7月も本日が最後の日。毎年、ここからが早い。
◆8月に入ると福岡に帰省、
◆戻って来たら、少し涼しくなり9月。
◆知らないうちに肌寒くなり、長袖になると、日大通り(三島市内)の銀杏(いちょう)並木が色づき始める。秋である。
◆そうこうするうちに、空気が張りつめて来て、富士山が綺麗に見える日が増えて来る。やがて、日本中がクリスマスモードに入って行く。
◆そして年末、正月。
こんな感じで、正月までが瞬く間に過ぎてゆく。
長く感じるのは、重苦しい1月〜3月である。
ちょっと、前置きが長くなったが、本日は、今週初めに1泊2日で行って来た「東京小旅行」の話をする。
事の発端は、スタンフォード大学フーヴァー研究所教授・西鋭夫(にしとしお)先生の講演会を聴きに行くことであった。
まあ、私が一人で東京に行って、講演を聴いて帰ってくれば済む話だったのであるが、講演会が7月26日(日)の17:00〜19:00(夜の時間帯)と言う事だったので、
『単に、日曜の午後に出かけて、新幹線で三島〜東京を往復してくるだけ』と言うのも勿体ないと思い、
ついでに、6月に大崎(品川区)の高層マンションに引っ越した長男の部屋を見て来ようかと思って、午前中から、夫婦で東京に行くことにしたのである。
そこで、「このマンションには、安く泊まれるゲストルームがある」と聞いていたのを思い出し、折角だから1泊して来ることにし、長男にゲストルームの予約を取って貰ったのだが、新築マンションと言う事で物見遊山の利用客が多いのか、予約が取れず、それではと、講演会会場である東京ビッグサイトに一番近い有明ワシントンホテルを予約した訳であり、講演会のあとに、息子と夕食を一緒に食べようと言うことになった。
そうなると、わざわざホテル泊したあと、翌朝すぐに三島に戻ると言うのも芸が無いので、兼ねてから、「買物した家具類を積んで帰れるように、車で行ってみたい」と思っていたIKEA立川(家具屋)に行こうと言う話になり、新幹線ではなく、車で1泊2日の東京小旅行をすることになった次第である。
■7月26日(日)
日曜日の10:30、車で三島の自宅を出発。
宿泊先の有明ワシントンホテルは、14:00からチェックインできるので、途中、東名高速の海老名SAでランチを取ってから有明に向かう予定にしていたのだが、車の中では、カミサンと「安部政権の経済政策の話」が盛り上がり(笑)、私が喋りまくっているうちに、何と、海老名SAの入口を通過してしまったのである。
高速道路なのでバックする訳にも行かず、やむなく、お台場まで行ってからランチを取ることに。
東名高速から首都高3号渋谷線➡谷町JCT経由で首都高都心環状線➡浜崎橋JCT経由で首都高1号羽田線➡芝浦JCT経由で首都高11号台場線と走って、レインボーブリッジを渡り、台場ICで首都高を下りる。
予定外だったので、下調べもしてなかったが、取りあえず以前に車で来たことのあるヴィーナスフォートに入った。十数年振りの来訪である。
ランチのあと、時間調整のために館内を散策してから、有明ワシントンホテルへ。
チェックインして部屋に荷物を置いたあと、早速、息子との待ち合わせ場所であるJR大崎駅に向かう。
ちょうどホテルの裏手にあるりんかい線の国際展示場駅から電車に乗ると、15分足らずで大崎駅に到着。
私は、りんかい線はJRだと思い込んでいたのだが、JR大崎駅とJR新木場駅の間を走ってはいるものの、東京臨海高速鉄道という、JRとは別の会社の路線であることを今回初めて知った。
息子とは、15時に南口改札前で待ち合わせる予定であったが、早く着いたので早めに来て貰い、後から来る事になっていた娘は、後を追って貰うことにした。
大崎駅の改札口から、息子の会社のオフィスが入っているビル・ゲートシティ大崎までは、立体遊歩道で繋がっていて、徒歩1分。そこから徒歩5分のところに、息子の賃貸ルームが入っている高層マンション「パークシティ大崎ザ タワー」がある。
部屋の中を一通り見せて貰ったあと、屋上へ。
屋上からは、東京の街が360度見渡せて、抜群の景観である。
屋上での飲酒は駄目なのだそうであるが、各所に長椅子が配置されていて、寛ぎの空間としては最高であった。
私は、「西鋭夫先生の講演会」があるので、カミサン、娘、息子を残し、16時前にはマンションを出た。
講演会の後に、家族と落ち合って夕食を取る予定にしており、当初は、場所として「お台場のイタリアン」を考えていたのだが、この日は、あいにく「貸切」だったので、天王洲アイルに変更。
20:00に天王洲アイル駅で落ち合うことにした。
講演会開演の40分前には、会場である東京ビッグサイト国際会議場に到着。
前から半分の座席は、既に結構な数の人で埋まっていた。
講演は、「平成占領70年」というテーマであったが、講演内容については、時間があれば、別途、纏めてアップしたいと思う。
講演会は、予定より30分ほどオーバーして終了。有明のホテルに寄って荷物を置いた後、りんかい線で天王洲アイルに向かう。
お店は、TVのトレンディードラマでも良く使われている天王洲運河沿いの「TYハーバー ブルワリー」。
まずは、何種類かのビールを味わう。そのうちに、仕事を終えて駆け付けてきた息子の彼女が到着して、宴は更に盛り上がった。
■7月27日(月)
翌朝、ホテルのレストランでバイキングの朝食を取ったが、周りから聞こえてくるのは中国語ばかり。
上海バブルが崩壊したとは言え、中国人観光客はまだまだ多そうである。
9:30にホテルを出発し、首都高湾岸線から9号深川線経由で立川を目指す。
ところが、都心に近づくにつれて渋滞ぎみとなり、ノロノロ運転となったところで、カーナビの分岐案内を見間違えてしまった。
「300m先の分岐案内」だったのを、「すぐに分岐する」と思い込んでしまい、左に分岐したら出口に出てしまった。
仕方無いので、カーナビの案内のままに都内の一般道を走り、再度、首都高速に乗ったら都心環状線であった。
千鳥ヶ淵の先のトンネル内で4号新宿線に分岐したあと、大渋滞にはまってしまった。
全く動かない状態が30〜40分続いたと思うが、どうやら高井戸近辺で発生した事故が原因の渋滞であったらしい。
高井戸から中央自動車道に入ると、スムーズな流れに戻り、すぐに国立府中ICまで到達してICを下りる。
一般道は、比較的スムーズに流れていたのだが、立川市街が近くなるにつれて、渋滞が発生。
目的地であるIKEA立川に着いたのは。11時半であった。有明から。2時間掛かったことになる。
IKEAの家具には、夢がある。色々と目を奪われる商品がある。しかも安い。
イケア立川での買物の方法は、少し変わっている。
小物は、その場でカートに入れるのだが、大きな家具の場合は、商品番号をメモしておいて、後から倉庫フロアに移動して、自分で棚から商品をピックアップするのである。
私は、メモするのが面倒なので、スマホで写真を撮ることで代用した。
今回は、色々と「掘り出し物」を買って来たが、その中でも、ロッキングチェアーが比較的安かったので、茶の間でテレビを見る時に使っている座椅子の後継品として買うことにした。
実は、ロッキングチェアーは、自宅に既に1脚あったのだが、イケアの中を歩いている時は、何故か、「あるものを使えば良い」という発想が湧かなかった。思考スイッチが買いたいモードに入ってしまっていたのかも知れない(笑)。
買う物を全部決めたあとは、倉庫フロアに移動し、「検索パソコン」に商品の品番を入力して、置いてある棚番号と段数を調べる。
最初は、「1品ずつ検索して、棚の所に行って、ピックアップすれば良い」と単純に思っていたのだが、それだと、該当する棚への移動に無駄が出ることに気づき、
(1) 最初に、買った全商品を検索して、棚番号を全部調べてから、
(2) 次に、各棚の位置を考慮して、移動距離が最短になる様に、ピックアップする順番を決めることにした。
ピックアップした商品は、台車に載せてレジまで持って行くのである。
レジを済ませた時には、既に14時半近くになっていた。
夕方の18時頃には、商談を済ませた息子が三島駅に来る事になっており、それを迎えに行く必要があったので、ランチを取る暇もなく そのままイケアを出発。
(1)国立府中ICから中央自動車道に乗り、
(2)八王子JCTで圏央道に分岐して、東名高速の海老名JCTに進む
というルートを、カーナビが案内してくれると思い込んでいたのだが、カーナビの案内どおりに進むうちに、別のルートを案内していることが分かった。
「まあ、カーナビの方が、最短ルートを案内しているのだろう」と思い、言われる通りに一般道を走る。
ところが、結局、カーナビの案内は中央自動車道には乗らず、一般道を日野市街、八王子バイパスと進み、相模原愛川ICで圏央道に乗ると言うナビゲーションであった。
その後、暫くはスムーズに流れたのだが、海老名JCTの直前に来て、事故発生箇所に遭遇。
大型トラックと乗用車2台の衝突の様であったが、同一方向に進む車線での車同士の衝突なので、恐らく、追突を契機に、3台の車が接触したものと思われる。
発生したばかりの様であり、パトカーも未だ到着しておらず、道路脇には、男性が苦痛の顔で座り込んでいるのが見えた。
事故現場を徐行して通過したあと、海老名JCTで東名高速に分岐してからは、渋滞もなく裾野ICまで戻って来た。
途中で、息子から「17:23に三島駅に着く」という連絡が入ったが、さすがに間に合いそうになかったので、駅で少し待って貰う様に伝えた。
17:40頃に三島駅に到着し、息子を拾って自宅に戻る。
荷物を降ろしたあと、車を息子に貸した。
これから御殿場に向う息子に、「くれぐれも注意すること。特に後部に注意。」と伝えたのは言うまでも無い。
何しろ、前回の時(車を貸した時)に、御殿場で、同じ車の後部を擦って帰ってきたのだから(笑)。