帰省 2023/12


帰省 2023/12
2023年12月9日(土)~12月13日(水)
 
一年ぶりに、福岡に帰省して来た。
 
ちょうど一年前、一人暮らしをしていた母が老人ホームに入居する事になり、その際に、夫婦で車にて帰省したのだが、それから一年後の帰省である。
今回は、母に面会するのが目的であったが、設定されている面会時間が、平日の16:00~16:30の時間帯での僅か10分間(予約制による割当)であるため、12/11、12/12の二日連続で面会して来た。
 
事前に、福岡在住の姉が、「お母さんの変わり様にビックリしない様に」と、母の最近の写真をLINEで送ってくれていたのだが、余りにも様変わりした母の写真に、ちょっと驚いていたのである。
12/11(月)に面会したところ、写真のとおり、顔が随分と痩せた(以前のぽっちゃり顔が締まった)母ではあったが、写真から受けたイメージとは違って、実際に会ってみると、髪をショートカットにして顔立ちもスリムに締まった感じにはなっていたが、以前の母の顔であり、会話も記憶もしっかりしていたので安心した。
病院が経営している老人ホームだけあって、栄養のバランスが良く考えられているから、スリムになったのかも知れない。
 
面会時間については、規定時刻の50分近く前の15:10にホームに到着していたのだが、係の方が、すぐに面会させてくれて、しかも、40分間近く面会させてくれた。翌日の面会も同じである。
静岡から面会のために帰って来たと聞いていたらしく、便宜を図って戴けた様である。感謝々々である。
 
以下、今回の帰省における「こぼれ話」を書き綴ってみる。
 
■往路(自宅~福岡市内の実家)
 
12/9(土)の朝、8時過ぎに静岡県三島市の自宅を車で出発。愛犬マメちゃんも同伴である。
 
(1) 私の運転: 自宅(静岡県三島市) ~ 岡崎SA(サービスエリア)(愛知県)
自宅長泉沼津IC~[新東名高速道]~岡崎SA
・岡崎SAにて、愛犬マメちゃんをドッグランに連れて行き、マメちゃんのトイレタイム。
 
(2) カミサンの運転: 岡崎SA(愛知県) ~ 宝塚北SA(兵庫県)
岡崎SA~[新東名高速道]~豊田東JCT~[伊勢湾岸道]~四日市JCT~[新名神高速道]~草津JCT~[名神高速道]~瀬田東JCT~[京滋バイパス]~大山崎JCT~[名神高速道]~高槻JCT~[新名神高速道]~宝塚北SA
・宝塚SAにて、車内で軽いランチ。
 
(3) 私の運転: 宝塚北SA(兵庫県) ~ 龍野西SA(兵庫県)
宝塚北SA~[新名神高速道]~神戸JCT~[山陽自動車道]~龍野西SA
・宝塚北SAを出発し、新名神高速道→山陽自動車道というルートで運転していた所、龍野(たつの)ICを過ぎて龍野西SAの手前まで進んだ所で、その先が通行止めになっており、強制的に龍野西SAに入る様に誘導コースが出来ていた。
 何でも、この先の赤穂ICの手前にある尼子山(あまこやま)トンネルにて、9月にトンネル火災が発生し、現在も通行止めとなっているため、山陽自動車道は、このトンネルの前後で分断されており、不通になっているそうである。
 下り線を進んで来た我が家の車は、龍野西SAのすぐ先にある播磨JCTから右折して播磨自動車道に入り、山陰地方を走る中国自動車道まで迂回して九州に向かうしか無いと言うことが分かった。
 下の案内ビラは、龍野西SAにて配布されていたものである。
 
1 龍野西SAで配布されていた迂回路の説明書
 
【2023/12/16追記】
尼子山トンネルは、昨日(12/15)に開通したそうである。
 
(4) カミサンの運転: 龍野西SA(兵庫県) ~ 大佐(おおさ)SA(岡山県)
龍野西SA~[山陽自動車道]~播磨JCT~[播磨自動車道]~宍粟(しそう)JCT~[中国自動車道]~大佐SA
・大佐(おおさ)SAにて、マメちゃん散歩。マメちゃんのトイレタイムである。
・中国自動車道は殆ど通らない道なので、この大佐SAの存在も全く知らなかった。
 
2 中国自動車道(下り) 大佐SA 正面に駐まっているエスティマは我が家の車
 
(5) 私の運転: 大佐SA(岡山県) ~ 安佐(あさ)SA(広島県)
大佐SA~[中国自動車道]~安佐SA
・いつもなら、山陽自動車道の宮島SAにて、実家へのお土産に広島名物の「もみじ饅頭」を買うのだが、今回は、予期せぬアクシデントにより中国自動車道を走る事になってしまったため、こちらのSAにて「もみじ饅頭」を購入した。
 
(6) カミサンの運転: 安佐(あさ)SA(広島県) ~ 実家(福岡市)
安佐SA~[中国自動車道]~関門大橋~[九州自動車道]~太宰府IC~[福岡都市高速]~野芥(のけ)IC実家(福岡市)
山口JCT(山陽自動車道と中国自動車道の合流・分岐点)を通過したあとのSAで、カミサンと運転を交替しようと言ったのだが、カミサンが、「最後まで運転する」と言って交替しないため、結局、実家まで運転して貰った。
 
親戚宅に寄り道しながら お土産を渡したあと、実家近くの24時間営業の店で夕食(夜食?)の買物をして、実家にてお疲れさんの乾杯。
 
実家は、母が老人ホームに入居して以来、誰も住んでいないのだが、姪(母の孫)が、時々、掃除をしに来てくれているし、今回は、我々が帰って来ると言う事で、姉も来てくれて、布団を日干ししたりしてくれていた。有難い事である。
 
■フリータイムの日曜日(実家)
 
母の面会は平日限定なので、実家に着いた翌日(日曜日)はフリータイム。
 
一年振りの天神の街(福岡市の中心部)を散策しようかとも思ったのだが、カミサンが、趣味にしている園芸のYoutubeにて、福岡県の朝倉という町にて園芸店を経営している方がいるので、是非とも行きたいと言うので、電話番号でカーナビ検索して出掛けた。
生まれてから就職するまでの22年間を福岡市で過ごした私も、「朝倉」の方には行った事が殆ど無く、「福岡県の真ん中あたり」という程度の認識しか無かったので、カーナビ頼りに出掛けた。
 
店はすぐに見つかったが、大きな店であり、佐賀、長崎、熊本といった他県からも沢山の客が来ていて、大駐車場が満杯になるほどの人気店であった。
店の名前は、「エコマルシェ オニヅカ」という店である。
 
苗や鉢などを購入し、カミサンはルンルンである。
私も、珍しい植物の写真を撮って来た。キリンの置物が気に入ったので、3千円というお手頃価格だし、買おうかなと思ったのだが、カミサンに相談したところ、「3千円の筈ないでしょ。もっと高い筈。」と言うので、再度、値札を確認したところ、私が見ていた値札は、隣に置いてあった植物の値札であり、キリンのお値段は一桁「0」の数が多いお値段であった(笑)
 
3 「エコマルシェ オニヅカ」の入口 
 
4 店内の様子 
 
5 私が気に入ったキリンの置物。お値段は◆万円。
 
6  私の目に止まった(珍しいと思った)エコマルシェ オニヅカの園芸品
 
帰り道も、一応、カーナビに頼ったのだが、往路では(福岡都市高速を除く)高速道路を使わずにナビゲーションしてくれたのに、復路では、カーナビが九州自動車道に誘導してきたため、必死になって拒否し続けたのだが、そのうちに、間違って高速道路への進入路の道に入ってしまったため、後続車が後方に続いているのに切り返してUターンする訳にも行かず、やむなく九州自動車道に乗る事にした。
ところが、上り/下りの分岐点に差し掛かった所で、何と、カーナビが、右側(北九州方面)に曲がれと言うのである。左側は(佐賀方面)である。
 
実は、高速道路入口の少し手前を走っている時に、街中の道路の地名標識に「古賀」という地名が書かれているのが眼に入っていたので、「朝倉」の正確な位置を知らない私は、この高速道路の入口が、九州自動車道の「古賀IC」だと思い込んでしまった訳である。
ここが「古賀IC」ならば、実家(福岡市)に戻るためには、左折する(佐賀方面に進む)べきなのに、カーナビに従って右折してしまうと、本当に福岡市とは逆方向の北九州に向かってしまうと思い、とっさの判断でカーナビを無視して左折した訳である。
 
ところが、九州自動車道に乗って暫く進むうちに、何と、「基山SA(佐賀県)」の入口が見えて来たため、そこで、私の勘違い(入ったICが古賀ICでは無かった事)に気付いたのである。
これはもう、一旦、高速道路を降りて、方向転換して高速道路に入り直すしかないと思い、鳥栖JCTのところで、高速道を降りるべき出口方向を探しながらJCTの複雑な分岐点を走っていたところ、何と、福岡方面と書かれた分岐路があったため、その道を進んだところ、九州自動車道の「上り」車線に乗れたのである。結果的に、高速道路を降りる事無く九州自動車道をUターン出来たのである。
鳥栖JCTは、九州自動車道、大分自動車道、長崎自動車道という3本の高速道路が交差している地点なので、まあ、複雑なのである。
 
と言う訳で、太宰府ICで九州自動車道を降りた時の料金は、筑紫野IC~太宰府ICの1区間分の料金で済んだ。まあ、時間とガソリン代は無駄になったが(笑)。
(古賀ICと勘違いしたICは、筑紫野ICだった訳である)
何と言っても、高速道路に誘導したカーナビが一番悪い! ナンチャッテ(笑)
 
■月曜の夜の宴
 
福岡での三日目(12/11)は、午後に母と面会したあと、夜には、姉夫婦が宴を企画してくれていたので、野芥(のけ)にある居酒屋「甲佐」にて、久しぶりに兄姉弟が集まって、楽しいひと時を過ごした。姉夫婦と、義姉(亡くなった兄の妻)、我々夫婦の5人である。
 
日本酒は、私の好きな福岡(八女)の酒「繁桝(しげます)」が置いてあり、料理も、馬刺しを始めとして、出て来るモノが全て美味しかった。何と言っても、福岡の刺身は鮮度が抜群であり、歯ごたえが、静岡で食べるモノとは比較にならないほどコリコリとして新鮮なのである。本当に、福岡の鮮魚は美味い!
 
■火曜日は、面会のあと、帰途に着く
 
前日に続き、この日も面会時間前の15:30から30分ほど面会させて戴き、実家に戻ってから荷物と愛犬マメちゃんを車に乗せて、帰途に着いた。
コースは、山陽自動車道が不通なのは分かっていたので、最初から中国自動車道を走って神戸まで移動した。
 
九州自動車道の古賀SAで、何時もの様にお土産を購入。
ここ、古賀SAには、訪れる度に新しいお菓子が必ず並んでいるので、買物がとても楽しいのである。今回も、1万7千円ほど買物をしてしまった。
 
復路では、途中のSAで仮眠を2度取ったのだが、中国自動車道を走る車は少なく、殆どが大型トラックである。
また、中国自動車道は、かなり昔に造られた高速道なので、最高時速80km/hを想定した道路になっており、その分、カーブの度合いが険しい(曲線半径が小さい)設計になっている様であり、真剣にハンドル操作をしないと、右へ左へと続く急カーブに対応できないのである。
 
神戸JCTで新名神高速道に分岐した時には、ホッと一息付く事が出来た。
 
宝塚北SAのレストランで朝食を取ったあと、マメちゃんを連れて30分ほどSA内を散歩。
 
復路では、このあと、土山SA(新名神高速道)、岡崎SA(新東名高速道)で休憩を取ったあと、12/13(水)の昼頃には三島の自宅に無事到着した。
 
【2023/12/16追記】
このブログを書いている時に気付いたのだが、1番目の写真(以下)の説明書を良~く読んで見たところ、山陽自動車道がトンネル火災で通行止めだったのは、上下線の両方ではなく、下り線だけだった事に気が付いた。
復路は、何の問題もなく、山陽自動車道が走れた訳である。何という「早とちり」、笑うしかない(笑)
 
1 龍野西SAで配布されていた迂回路の説明書