南九州旅行2015


南九州旅行2015
2015年6月22日(月) 晴れ
更新:2024年3月23日(土) 雨
 
今日は、朝から気持ちの良いお天気。梅雨(つゆ)の中休みである。
 
さて、先週の帰省における「後半イベント」である南九州旅行について、写真の整理が完了したので、本ブログにアップすることにする。
 
2015年6月14日(日)~6月18日(木)
6月第2土曜日の株主総会に続き、翌日からは、これも恒例になっている旅行である。
参加メンバは、昨年から私も参加する様になったので、母、義姉、姉、母方の従姉、カミサンと私の6名である。
昨年に続き、今年もレンタカーを借りて、2泊3日で九州内を旅行してきた。
旅行の行程は、おおよそ以下のとおり。ずっと雨天が続いたため、当初予定していた観光地訪問は、殆どスキップすることと相成った。
 

日付
時間
行き先
宿泊地
6月14日( 9:00〜10:45 実家を出発 → 兄宅 → 義兄宅 → 従姉の宿泊先ホテル → (福岡都市高速、九州自動車道) → 基山SA  
  10:45〜11:00 九州自動車道・基山SA(トイレ休憩)  
  11:00〜12:20 基山SA → 宮原SA  
  12:20〜13:20 九州自動車道・宮原SA(昼食)  
  13:20〜14:30 宮原SA → えびのIC → えびの高原 → 宿 えびの高原荘
6月15日(月) 9:30〜11:30 宿 → 不動池(えびの高原) → 道の駅「垂水」  
  11:30〜12:00 道の駅「垂水」(買物)  
  12:00〜13:00 道の駅「垂水」 → 桜島 → 湯之平展望所(桜島) → 国民宿舎「レインボー桜島」  
  13:00〜13:45 国民宿舎「レインボー桜島」(昼食)  
  13:45〜15:30 国民宿舎「レインボー桜島」 → (桜島フェリー) → 鹿児島港 → (九州自動車道) → 宮之城温泉 宮之城温泉
「手塚ryokan」
6月16日(火) 11:30〜13:00 宿 → (九州自動車道) → 山江SA  
  13:00〜13:45 九州自動車道・山江SA(昼食)  
  13:45〜17:00 山江SA → (九州自動車道、福岡都市高速) → 中洲ホテル(従姉の宿泊先) → 実家 → 義兄宅 → 兄宅 → 七隈「番屋」 → 原(レンタカー返却)  
  17:00〜19:00 七隈「番屋」(打上げ飲食) 実家泊
6月17日(水) 10:00〜15:00 実家 → 天神(買物) → 実家 実家泊
6月18日(木) 10:00〜11:00 実家 → (市営地下鉄)→ 福岡空港  
  11:00〜14:15 福岡空港(昼食、買物)  
  14:15〜20:00 福岡空港 → (空路) → 羽田空港 → OKパーキング → (首都高(湾岸線、狩場線)、保土ケ谷バイパス、東名高速) → 海老名SA(買物) → 三島(買物) → 自宅  

■レンタカー受け取り
今回のレンタカーは、姪の旦那様の伝(つて)で借りて貰ったため、朝、彼と待ち合わせて車を受け取りに行くことにしていたのだが、懐かしい道を歩くいい機会だったので、実家を早めに出て、小学校時代に通った道を歩いてみることにした。
 
もう50年近く前のことなので、道端の面影は全く残ってないのだが、それでも、記憶は完璧に残っていたので、通学路を辿って、まずは母校である福岡市立七隈小学校に向かう。
校舎も、校門も、校庭も全く変わってしまっていたが、運動場風景だけは変わってなかったし、運動場と校舎エリアの境界にある校訓の碑(写真参照)だけは、多分、昔のままだった様に思う。
 
1 母校の福岡市立七隈(ななくま)小学校
 
 
3 七隈小の校訓。2期生の私は、開校記念日式典、校歌披露音楽会にも関わった。
 
七隈小をあとに、待ち合わせ場所である干隈(ほしくま)交差点付近のレッキャ(レッドキャベツ。スーパーマーケット)に向かう。
 
4 松尾芭蕉もビックリ。「奥の細道」ならぬ「億の近道」
 
その途中で、「西南杜の湖畔公園」という広大な公園に出くわした。こんな公園は昔は無かった筈である。
「では、昔は何があったのか」と記憶を辿ってみたところ、確か「西南分校前」というバス停があったことを思い出した。多分、西南学院大学の分校があった様な気がする。西南学院大学と言えば、チューリップ財津和夫さんが通っていた大学である。
 
5 私が福岡にいた頃(誕生~大学生)には存在しなかった公園
 
6 背後に聳える市民の森・油山(あぶらやま)
 
 
姪の旦那様と合流したあと、彼の車に乗せて貰い、「原四つ角」まで行ってレンタカーを受け取って来た。
車は、ホンダのステップワゴンであった。トヨタ、日産、三菱は運転した経験があるが、ホンダ車は初体験である。
それでも、運転しやすい車だったので、違和感が無く、すぐに慣れた。
 
8 レンタカーはホンダのステップワゴン
 
■まずはお迎え
茶山(ちゃやま)の実家に戻って、母とカミサンを拾ったあと、野芥(のけ)にある兄宅に回って義姉を、干隈の義兄宅で姉を拾ってから、博多駅に向かう。最後は、博多駅近くのホテルに泊まっていた従姉を拾うためである。
 
旅行の参加者6名全員が揃ったところで、いざ出発である。
何処をどう走ったか憶えていないが、カーナビに従って最寄りの高速道入口から福岡都市高速環状線に乗り、太宰府ICから九州自動車道に入る。
 
■えびの高原へ
太宰府ICから基山(きやま)SAはすぐである。
最近は、どこに向かうにしても、まずはこの基山SA(佐賀県)に寄ってからトイレ休憩することにしている。
 
9 九州自動車道・基山SA(下り)
 
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基山SAを出発した車は、昼食を取る予定にしている宮原SA(熊本県)に向かって走ったが、九州自動車道を南下するに連れて、晴れていた空がだんだん曇って行き、宮原SAに着いたところで、遂に小雨が落ちて来た。
 
11 宮原SAで昼食
 
昼食を取ったあと車を先に進めたが、えびのICで高速道を下りる頃には、本格的な雨になってしまった。
 
ここからは、一般道を走り、徐々に山道に入って行く。
当初の予定では、えびの高原足湯の駅不動池を観光することにしていたのだが、この雨ではどうしようもない。
少し早かったが、1日目の宿であるえびの高原荘に入ることにした。
 
12 国民宿舎「えびの高原荘」にチェックイン
 
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チェックイン時間には30分ほど早かったが、部屋に入れて貰うことが出来た。
いつもの事であるが、チェックインした後に まずやることは、一つの部屋に集まっての「酒盛り」である。
 
しばらく飲んだあと、温泉に入り夕食タイムである。温泉は、まずまずであった。
 
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18 地ビール
 
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■朝の散歩(6月15日)
翌朝、目が覚めると外は青空。朝食は8時からなので、その前に、夫婦で高原の朝を散歩することにした。
 
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23 朝の散歩 韓国岳(からくにだけ)
 
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宿のすぐ裏手を流れる小川、5分ほど歩いた先には、前日に行く筈であった足湯の駅がある。
ただし、早朝なので、まだ営業していない。
 
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34 足湯の駅
 
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そして、その先にあるのがつつじが丘である。
つつじが丘に向かおうとしたところ、道の向こう側に野生の鹿を発見。早速の遭遇である。
彼らも、こちらに気が付いた様であるが、こちらが近づかなければ向こうも逃げない。カメラにバッチリ納めることが出来た。
 
36 つつじヶ丘で野生の鹿に遭遇
 
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つつじが丘は、1ヶ月前だったら、ピンクのつつじ・ミヤマキリシマが一面に咲き誇っていたのだろうが、この時期はもう葉っぱだけである。
 
38 つつじが丘
 
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■えびの高原から桜島へ
朝食を済ませたあと、9時半にチェックアウト。
次の訪問地を目指す前に、前日に行けなかった不動池に寄ってみることにした。
しかしながら、残念なことに晴れていた空も、この時間になると小雨に変わってしまった。
 
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54 えびの高原・不動池
 
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えびの高原をあとに、車は山道を下り、次の訪問地である桜島に向かう。
しばらく走るうちに、ようやく鹿児島湾が見えてきたのだが、空には厚い雲が立ち込めていて、桜島は見えそうにない。雨足もかなり強くなって来た。
 
59 鹿児島湾
 
途中、道の駅「垂水(たるみず)」があったので、立ち寄ることに。
ここで、とても珍しいものを見つけてしまった。芋焼酎の100ml瓶である。
さつま白波は、全国的にメジャーになっているので、1升瓶や紙パックは関東でも静岡でも普通に見かけるが、100mlの小瓶というのは初めて見た。
思わず嬉しくなり、その店に置いてある100mlの小瓶を全種類買ってしまった。(以下)
 

銘柄 度数 説明 製造元
1 さつま白波 25度 さつまいも、米こうじ 薩摩酒造
2 さくら白波 25度 さつまいも、米こうじ 薩摩酒造
3 黒白波 25度 黒麹仕込み さつまいも、米こうじ 薩摩酒造
4 白鯨 25度 純米熟成焼酎 米、米こうじ 薩摩酒造
5 麦わら帽子 25度 麦、麦こうじ 薩摩酒造
6 さつま小鶴 25度 白麹造り さつまいも、米こうじ 小正醸造
7 小鶴くろ 25度 さつまいも、米こうじ 小正醸造
8 さつま大海 25度 さつまいも、米こうじ 大海酒造
9 蔵の神 25度 さつまいも、米こうじ 山元酒造
10 さつま五代 25度 さつまいも、米こうじ 山元酒造
11 小鹿 25度 さつまいも、米こうじ 小鹿酒造
12 黒伊佐錦 25度 さつまいも、米こうじ 大口酒造

 
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61 道の駅「垂水」
 
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■桜島観光
 
道の駅「垂水」をあとに、いよいよ桜島に入って行ったのだが、噴火警戒レベル3であり、煙が立ちのぼっている筈の桜島も雲に覆われて全く見えない。
 
山道を登って、湯之平展望所まで上がったのだが、やはり、煙を上げる山の姿は全く見えず仕舞いであった。
 
65 桜島に入る
 
66 避難壕
 
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69 湯之平展望所
 
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やむなく、下山し昼食をとる予定にしていた道の駅「桜島」に行ったところ、何と、道の駅は本日休業。
   「駅に休業は無いでしょう!」
と言いたいところだが、仕方がない。
近くにあった国民宿舎「レインボー桜島」で昼食を取ったあと、フェリーで薩摩半島側に渡る。
 
■桜島(大隅半島側)から鹿児島市側(薩摩半島側)へ
 
74 桜島フェリー
 
75 国民宿舎「レインボー桜島」より
 
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80 桜島フェリーに乗り込む
 
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83 母と従姉
 
84 姉
 
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86 カミサンと義姉
 
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89 桜島を出航
 
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96 鹿児島港
 
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98 桜島は最後まで姿を現さず
 
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■宮之城温泉
予定では、桜島の眺望が素晴らしいという評判の仙巌園(せんがんえん)に行く予定であったのだが、桜島が見えないのでは意味がなく、結局、仙巌園訪問は取りやめて、二日目の宿がある宮之城(みやのじょう)温泉に向かうことにした。
 
九州自動車道のICに向かう途中に、元祖かるかん饅頭の店「明石屋」があったので、立ち寄ってお土産を買う。
 
102 明石屋のかるかん饅頭
 
薩摩吉田ICから高速道に乗り、次の姶良(あいら)ICで下りて宮之城温泉へ。
カーナビに従って、宮之城温泉までは問題無く到達したのだが、宿の場所が分からず、何度も行ったり来たりした挙げ句、宿に電話して、道まで出て来て貰った。
着いてみると、見落とす原因が良く分かった。
何しろ、
 ●宿が三叉路の真横にあるため、交差点に注意が行ってしまい見落とし易いのと、
 ●全く宿の様な佇まいではなく、一般の民家の様にしか見えないこと、
 ●かつ、看板が全く出ておらず、普通の民家にある表札の大きさの標示しか出ていないこと
が原因と思われる。
初めて車で来た人は、かなり高い確率で見落とすと思われる。多分、意識的に「さりげなさ」を演出しているのだろうと思われるが、初めての来訪者には正直キツイ。
 
入口の分かり辛さには難点があったものの、宿自体は、「部屋」も「温泉」も「料理」も「接客」も高レベルの宿であった。
実は、この宿のことは、以前にテレビ(テレビ朝日の旅サラダ)で見ていて、絶対に一度泊まってみたいと思っていた宿なのである。
言うのが遅くなったが、宿の名前は「手塚ryokan」と言う。
温泉はトロトロしたとてもいいお湯であり、特に露天風呂の方が、温めのお湯にしてあるので長湯が出来るし、トロトロ感が屋内風呂よりも強い。
料理も、盛られた一つ一つがとても美味しく、手を掛けた料理であることが伝わってくる。
また行きたい、連泊したい宿である。
 
103 手塚Ryokan玄関
  
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105 ウェルカムドリンク
 
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109 夕食
 
110 名前入りの献立表
 
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120 屋内大浴場
 
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124 朝食
 
■旅の終わり
翌朝は、また大雨であったが、この日は福岡に帰るだけの予定であり、横川ICから九州自動車道に乗って北上するうちに、熊本辺りから雨は上がり、福岡に入った頃には、青空が広がっていた。
 
中洲のホテルで従姉を降ろし、茶山の実家、干隈、野芥と回って、荷物だけ下ろしたあと、最後は、七隈四つ角にある居酒屋「番屋」へ。
昨年に続き、今年も旅の最後はこの店で打上げである。
皆を店に降ろしたあと、姉と二人でレンタカーを返しに行って、タクシーで「番屋」に戻って来た。
 
この日と翌日の2日間は実家に泊まり、木曜日に福岡〜東京(空路)、東京〜三島(車)と乗り継いで、自宅に戻って来た。
 
「来年は、何処に行こうか」という話は、旅行中に既に話題になっており、今のところ、沖縄というのが案に上がっている。
沖縄には、私達夫婦は未だ行った事がないので、もし実現出来れば嬉しい限りである。
でも、費用がかなり掛かりそうだしなぁ〜・・・。
 
このブログには、いつもなら、もっと細かく沢山書くところなのだが、姉が「いっぱい書いても、読まんけんね」と言うので、今回は、このくらいに「サラっと書いて」終わりにする。
エッ? それでも長過ぎる?(笑)
 
■その他、帰省時の写真あれこれ
 
125 国道202号線沿いの別府(福岡市内)の街角。とあるお店の店頭に飾られている折り紙作品(義姉の作)。立っているオジサンは、全然関係ありません(笑)
 
126 天神三越「古蓮(これん)」でランチ
 
127 ミニ特御膳を夫婦でシェア
 
128 ミルク金時はカミサンの注文
 
129 私の注文は抹茶しぐれ
 
130 ハワイ土産の風鈴を実家にセッティング
 
   風鈴の動画(YOUTUBE)は→コチラ
 
131 福岡空港「博多うどん はち屋」でランチ。丸天ごぼううどん。
 
132 福岡空港のラウンジ。福岡工場で製造されたらしいビール。
 
133 東名高速・海老名SA(下り)
 
134 さつま焼酎(小瓶)勢揃い。(自宅にて)