恒例の6月帰省
2015年6月20日(土) 晴れ
更新:2024年3月12日(火)
梅雨の中休みなのか、本日は久しぶりの青空である。
先週は、土曜〜木曜の6日間、九州に帰っていたし、昨日は、定期健診の病院通いだったので、本日は久しぶりに自宅でゆっくりしている。
さて、本日は、先週の九州旅行の前半イベントについて書いてみる。
母方の祖父と父が、56年前の1959年6月に創業した運送会社「丸徳運送株式会社」。
最初は、小型トラック(三輪トラック)3台から始めた会社であるが、現在は、100台弱までの規模になり、長期デフレに喘ぎ、経済成長が停滞・縮小しつつある日本にあって、堅実に増収増益を続けている。
元々は、父が、オート三輪と呼ばれていた車(オートバイの後ろに荷台を連結した様な小型の貨物車)で、博多港に水揚げされた魚を、福岡市内の魚屋さんに配達する仕事をしていたのだが、その経験を活かして、株式会社化したのが今の会社である。
現在は、兄が4代目社長として頑張っており、我々株主も、毎年配当を戴ける状況であり、有り難い限りである。
【2024/3/12追記】
兄は2019/9に他界し、現在は、兄の息子が5代目社長として頑張ってくれている。
会社は非上場であり、株主は全員親族であるが、その株主総会が、毎年6月の第二土曜日に福岡市内で開催されている。
私も、28年前から株主になっていたが、遠く離れた静岡県三島市在住のため、株主総会には、ずっと委任状を出して欠席しており、兄が社長に就任後の最初の株主総会(2006年)だけは出席したが あとは欠席を続けていた。
その私も、「何か心境の変化があった」と言う訳では全くないが、4年前から毎年出席する様になり、3年前からは、株主になったカミサンも一緒に出席している。
総会の会場は、4年前に出席し始めてからは、ずっとキャナルシティ博多にある「なだ万」である。
総会終了後は、懇親会に移行し、美味しい懐石料理が戴けるので毎年楽しみにしている。
【2024/3/12追記】
「新型コロナパンデミック」等もあり、ここ暫くは、一堂に会しての株主総会が取り止めになったり、私の都合が合わなかったりで、欠席しているが。
今回の帰省の交通手段は、いつもの様に空路を使ったが、三島から羽田に出るまでの移動手段として、当初は例年どおり新幹線(三島〜品川)+京浜急行(品川〜羽田空港)を考えていた。
ところが、前日になって気が変わり、車を使うことにした。
自宅から空港までの移動手段として、初めて車を使ったのは、10年前の父の葬儀(本葬・社葬)の時である。
その時は、日帰りだったので、新幹線の始発では時間の余裕が確保出来ないという事情から、初めて車を使ったのである。車なら、早起きさえすれば、時間はどうにで出来るので。
その後は、日帰りで空路を使うことが無かったので、車を使うこともなかったのだが、先月、ハワイ旅行をした際に、キャリーケースを引っ張って成田まで行く煩わしさを考えて、車を使った場合の費用を計算してみたら、成田空港近辺の民間駐車場が予想外に安く、6日間預けても3千円台で済むため、電車を使う場合よりも、かなりコストダウン出来ることが分かったため、10年ぶりに車を使ったのである。
その時の手軽さが、今回も頭を過ぎったため、羽田の場合のコスト計算をしてみた。
その結果、羽田空港近辺の民間駐車場は、田舎の成田とは違い、倍近くの駐車場料金であることが分かったが、それでも、6日間なら5千円程度は車利用の方が安かったので、今回も車を利用することにした訳である。
裾野ICから東名高速に乗り、横浜町田ICで高速を下りて、保土ケ谷バイパス、首都高速神奈川狩場線・湾岸線経由で民間駐車場へ。
ここで、少し問題が発生。
実は、この民間駐車場「OKパーキング」は、併走する国道357号線と首都高速湾岸線の高架下にあるのである。
別の場所から移転してきたばかりなので、カーナビの名前検索には引っ掛からず、住所は東京港野鳥公園と同じなので、住所検索しても野鳥公園前のポイントにしかならない。
更に、高架下と言う事で、電話線も敷設していないらしく、パーキングの電話番号は「携帯電話番号」になっているので、電話番号検索も使えない。
まあ、だいたいの場所は、パーキングのホームページ案内を見て分かっているので、手動で位置補正してからカーナビ登録した。
ところが、これが曲者で、後になって苦労することになった。
首都高速湾岸線に乗り、湾岸環八ICで下りたところまでは良かったのだが、そのあとの一般道のナビゲーションがメタメタであった。
「空港近辺の道」が一般の道とは違うパターンが多いのか、ナビゲーションが分かりにくかったり、実際の道とは違うナビゲーションをされたりして、空港付近の道をクルクル回ったり、遠ざかっては補正して元の場所に戻って来たりして、かなりロスしてしまった。
おまけに、パーキング間近になった最後の最後で、ナビゲーションが何も無かったため、本来なら左前の脇道に左折すべきところを直進してしまい、パーキングの頭上の高架を通過してしまうハメになり、またまた、大回りして戻って来なければならなくなってしまった。
OKパーキングは、本当に高架下の空き地を利用したパーキングであり、パーキング会社の下請け業者が運営しているのかどうか知らないが、入口には、異なる三つのパーキング会社の標示板が付いていた。
ちょっと、いかがわしい雰囲気がなくもなかったが、まあ、今さら悩んでも仕方がないので、信用して預けることに。
位置的には東京港野鳥公園の西横を走る首都高速湾岸線+湾岸道路の高架の下、環七大井ふ頭交差点のすぐ南側である。
パーキングのマイクロバスで、羽田空港(第二ターミナル)まで送って貰ったあと、天麩羅&蕎麦セットとビールでお腹を満たし、14:00発のANA便で福岡へ。
福岡空港から、株主総会会場になっているキャナルシティ博多までは、市営地下鉄で僅か4駅。
「オラが町」の自慢をする訳ではないが、と言いつつ、実は自慢しているのだが、こんなに便利な空港は、世界でも珍しいのでは無いかと思っている。
ここで、博多で面白い話があるので紹介する。
「中△△端という言葉の△△を埋めよ」というクイズである。
殆どの日本人なら、中途半端と答えると思うのだが、「博多っ子の回答は違う」と言うお話である。
その答えとは、「中洲川端」である。
そして、我々が降りた福岡空港から4番目の地下鉄駅が中洲川端駅である。
駅を降りて地上に出ると、そこには上川端商店街のアーケードがある。
それほど長くはない商店街なのに、仏具屋さんが数軒入っているし、衣料品屋さんも多く、しかも売っている服がとても派手なものが多い。何度歩いても、目を引き付けられる店ばかりである。
その商店街を通り抜けたところに、福岡でも有名な二つのスポットがある。
通りの左にあるのが、博多山笠でお馴染みの櫛田神社、右前方にあるのがキャナルシティ博多(大ショッピングモール)である。
18:00から始まった株主総会は、数十分で終了し、恒例の懇親会が始まる。
なだ万の料理を戴きながらの酒が美味い。
今回は、最近評判になって来た旭酒造(山口県)の獺祭(だっさい)も飲むことが出来た。
「お開き」のあとは、母、カミサン、私の3人でタクシーに乗り、実家に向かった。
実家に泊まったあと、翌日からは、2泊3日で鹿児島を旅行することになるのだが、その話は、後日また本ブログにアップすることにする。