徒然なるままに(2015.2.3)


徒然なるままに(2015.2.3)
2015年2月3日(火) 晴れ
更新:2024年2月24日(土)
 
今年も、はや ひと月が過ぎ、2月に入った。
先月は、結構寒い日が多かったが、さてさて2月は、もっと寒さが厳しくなるのであろうか。
 
それでは、何時ものように、日頃の由無し事(よしなしごと)を書き綴ってみる。
 
■津川雅彦さんのお話
 
色々な方々がブログウェブログの略。Web、即ちインターネットシステムを利用した日記)を書いているが、その中に、俳優の津川雅彦さんのブログを先日見つけたので、「ブログへの書き込み」があれば、メールで知らせてくれる様に設定しておいたのだが、今朝、久しぶりにそのメールが届いていたので、ブログを覗いてみた。
日本人の心情をよく表した内容であり、スースーと抵抗なく心に浸みてくる内容だったので、ちょっと感心(感動?)してしまった。
興味ある方は、読んでみるとよい。以下のURLをクリックすれば、その記事にジャンプする。
   http://ameblo.jp/santa-no-kakurega/entry-11984812108.html?frm_src=favoritemail
【2024/2/24追記】
上のブログは、今では開けない様なので、どうやら閉鎖されてしまったのかも知れない。津川雅彦さんは、2018/8/4に78歳でお亡くなりになっているので、ブログの方も閉じられたのかも。
残念ながら、上に書いた「心に浸みてくる内容」は憶えていない。
 
■稼ぎではなく富(財産)が格差を広げる
 
最近、NHKの「クローズアップ現代」という番組を、録画して見ているが、今朝、昨夜の録画を見たところ、面白い内容だったので少し書いてみる。
経済学の本としては、珍しく百万部を突破して、世界各地で読まれている本のお話である。著者は、フランスの経済学者ピケティ教授という方。
 
彼をスタジオに呼んで、国谷裕子キャスターが話を聞く内容であった。
要約すると、
 
現在、世界の各地で格差の広がりが進んでいるが、
過去100年ほどの世界主要国の実績を調査研究したところ、
格差拡大の最も大きな原因は、稼ぎ(所得)の差ではなく、資本(財産のことをそう表現していた)の差である
と言うことが分かったとのこと。
 
番組を見て私が得た情報、感じたことを以下に示す。
 
●米国の場合、
 ・上位10%の人が、米国総資産の70%を所有し、
 ・次の40%の人が、米国総資産の25%を所有
 ・そして、残り50%の人(米国民の半数)が所有するのは、米国総資産の僅か5%
 それほど、格差の拡大が進んでいる。
 
●格差拡大を防ぐ(発展のためには適度の格差は必要だが、適度の格差レベルまで抑える)ためには、
 ▼所得に対する課税だけでは駄目
 ▽資本(財産)に対しても課税すべき
 
●現在は、グローバル経済が進み、国境を越えて金を自由に移動できるため、
 タックスヘイブン(課税が著しく軽減、または完全に免除される国や地域)の国に移されるだけであり、
 各国が足並みを揃えて「資本(資産)」への課税ルールを作らない限り、格差拡大を抑えることは出来ない
 
●トリクルダウン(富める者が富めば、貧しい者にも自然にオコボレが行き渡る)と言う経済理論は、もはや成り立たない。
 ・・・・これは、私の推測だが、
   ▽富める者の「お金」は、消費(実体経済)には回らず
   ▽金融経済(株式売買、資産売買、貯蓄)にしか回らないため、
   ▼貧乏人には回って来ない
 
・日本は、昨年、相続税を改定し資本(財産)への課税を強化した。これは格差社会の抑制のためには正しい方向。(ピケティ教授の発言です)
・例えば、財産の相続について、全く認めない様にするのは無理があるにしても、一定の比率または一定の額までしか出来ないという法律を作ったとしたら、財産を残しても子孫には渡せない(勿論、墓場にも持って行けない)と言うことになり、それなら自分の代で使ってしまえと言うことで消費(実体経済)に回るので、GDP(国内総生産)(≒国内総消費≒国内総所得)の向上に繋がり、国が豊になりそうである。
 
➪と言う事で、「金はどんどん使わなきゃね。」と、貧乏人の私が言っても仕方ないが。(笑)
 
■口座開設
 
いつも歩くウォーキングコースの途中に、幾つかコンビニがあったが、そのうちの一つが、昨年の夏頃に閉店してしまった。
車で帰省する時には、東名高速に乗る前に、いつも立ち寄って飲料とオヤツを調達していたコンビニである。
 
しばらく空き店舗になっていたのだが、秋になって、その店舗を利用して金融機関の新支店がオープンした。
我が家の家計口座を開いている金融機関であるが、家計口座を開いている現支店よりも自宅から近いし、駐車場も広くて駐め易すそうだったので、思い切って、家計口座を新支店の方に移すことにした。
 
ただし、口で言うのは簡単だが、実際の手続は、大変な作業である。
何しろ、公共料金やらクレジットカードの口座振替を、新支店の方に切り替える必要があるためである。
クレジットカードに至っては、積もりに積もって、私とカミサンの分を合わせると20枚近くあり、口座変更手続きの「資料請求」と「変更申請」が膨大であった。
 
これが「お金持ち」の家なら、旧口座を残したまま、新支店にも口座を開設して、どちらの口座にも十分な預金をしておけば良いだけの話なのだが、庶民の我が家では、そんな贅沢なマネは出来ず、お金の「入り」と「出」を同一口座にしておかないと。お金が回らなくなるのである(笑)。
家計口座を新支店に移すためには、「入り」と「出」の両方を新口座に移さなければならないのである。「出」の方は先のとおり各種料金(保険料、公共料金、税金、等々)の振替口座変更であり、「入」の方は唯一の収入である年金の振込口座変更である。
 
手続については一通り完了したので、あとは、切替の確認をするだけなのだが、一つ宿題が残っている。
口座振替については、残高が不足していると通常は振替えてくれないが、定期預金をしていれば、残高がマイナスでも定期預金額の範囲内であれば振替えて貰える。
そのためには、新口座に定期預金をする必要があるのだが、この金融機関では、複数の支店口座に定期預金することが出来ない規則になっているため、旧口座の定期預金を一旦解約して新口座に移す必要があるのである。
そのためには、旧口座での各種口座振替がすべて完了したことを確認した上で、定期預金を移す必要があるのである。
まあ、貧乏人にとっては、家計口座の変更というものは大変な作業である。
 
ちなみに、我が家では、家計の計算など、お金の出入りの管理(家計簿(Excel)への記入、集計)は「PCの取扱い」に慣れている私の担当になっている。
ただし、財布を私が握っている訳では無い(笑)。
昔は、「財布を握る」という言葉があったが、我が家では、「支払は極力カード精算」、「現金はカードが使えない店だけ」と言うことにしているため、「財布を握る」という言葉は我が家では死語である。クレジットカードの利用は夫婦二人(私が使うのは殆どネット通販時)、現金の引き出しと支払は、カミサンの担当である。
【2024/2/24追記】
最近は、「現金」、「クレジットカード」に加えて、「商品券」、「プリペイドカード(Suica、Edyなど)」、更に、「PayPay」などが出現したので、家計簿の集計は結構大変である。
特に、「支払行為(カードのスキャン等)」と「実際の支払時期(金融機関での口座振替時期)に1ヶ月以上の時間差があるものは、両方の時期を把握出来る様に帳簿付けをしなければならないので、神経を使う(笑)。
 
■憧れのハワイ航路
 
昨年7月、3年間勤めた富士通エフサスを退職した長男が、新分野に挑戦すべく、生保業界のプルデンシャル生命保険に転職したが、この会社では、他の殆どの会社とは異なり、成績評価が相対評価ではなく絶対評価である。
従って、評価基準は「上位何%」ではなく、「契約件数」や「契約保険金額」と言う絶対数値である。
そして、基準数値をクリアしさえすれば、「基準数値に応じた評価」が「人数に関係無く」される。
 
さらに、成績に対しては、各種の報奨制度があり、その一つに、ハワイ旅行がある。
息子は、プルデンシャル生命保険に入社した時点で、我々夫婦に対して、「もし、ハワイ旅行が獲れたら、オヤジとオフクロも一緒に連れて行ってやる」と宣言し、自分の奮励目標にしていた様であるが、入社一年目の2014年度の成績が、報奨の基準数値をクリアしたそうであり、ハワイ旅行が決まった。時期は5月下旬である。
息子の旅費は、勿論、会社持ちであるが、我々夫婦の旅費は、息子の負担になる。まあ、息子に負担を掛けるのは忍びないが、これを目標に頑張ってきたと思うので、遠慮無く招待を受けることにした。新婚旅行以来の、2度目のハワイである。
 
1 スーツ屋さんのホームページに載った長男
 
2 最初のハワイ(1987年4月)
 
なお、ハワイ旅行以外にも、息子の所属する支社では、毎月、支社長が、支社内の最高成績者にMVP賞を贈る様で(多分、支社長のポケットマネー?)、12月、1月連続で息子がMVPを獲ったとのこと。
賞品は、12月が和牛、1月が北海道の海産物だったが、息子が、「送り先」を実家宛にしてくれた様で、夫婦で美味しく戴いた。
 
3 12月のMVP賞品 和牛を戴く
 
 
■エアーフロス
 
修理に出していた歯間洗浄器「エアーフロス」が、2週間後に戻って来た。
送付書には、単に、「電気系の故障」とだけ書かれてあり、ヒビ割れの原因までは書かれていなかった。
「部品交換」と書かれてはいたが、返却された品物(エアーフロス本体)はどう見ても新品の様であり、多分、新品の本体を送ってきたものと思われる。
今のところ、順調に使えている。
 
5 ヒビ割れが発生したエアーフロス
 
■劇団四季
 
数年前に、長男からの誕生日のプレゼントとして、「劇団四季のプリペイドカード」を貰っていたが、「ミュージカル」など、見に行った事が無かったし、「何時でも行ける」と思って保存していた。
先日、カミサンが、「利用期限が2015年内」だと気付いたため、慌てて劇団四季のホームページを調べたところ、ちょうど、別件で東京に出る予定にしていた日に、 四季劇場[春](浜松町)に空席が残っていることが分かった。出し物は、「ライオンキング」である。
生まれて初めてのミュージカル、夫婦で楽しんで来ようと思っている。
 
■携帯電話
 
今使っている携帯電話は、アップルのiPhone5であるが、「2年契約の縛り」が先月で終了した。通信キャリアはauである。
継続更新する場合は、初回購入のキャンペーン割引価格が終了し、ちょっと計算したところ、月額が3千円近く上がることが分かった。ちょっと考え物である。
 
と言うのも、セカンドライフに入って以来、外出する回数が激減したし、元々、私は携帯電話で通話したり、メールしたりするのが少ない。
外出時の用途と言えば、写真を撮るか、フェイスブックを見るくらいであり、殆ど自宅にいる現在では、フェイスブックもパソコンの大画面でしか見ないので、携帯電話は机の上に置きっぱなし、ウォーキングの時に、念のためにポケットに入れて歩くだけである。
そのために、毎月8千円近くも払うのかと思うと ちょっと勿体ない気がする。
今月が契約切替月なので、そのまま継続するか機種変更するか、はたまた、乗換キャンペーン割引を狙って、通信キャリアを変更するか、じっくり考えてみたいと思う。
カミサンは、「慣れたスマホが良い」と言ってるので問題ないが、私には、スマホが本当に必要なのか、ガラケーで十分ではないのか、それも併せて検討するつもりである。
 
6 今年初の富士山湧き水汲み。道の駅「富士吉田」にて
 
 
 
 
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