よう頑張るワイ


よう頑張るワイ
2014年10月6日(月) 雨、のち、快晴
更新:2024年1月29日(月)
 
台風18号が、今朝、浜松に上陸した様で、東海道線の線路が土砂で埋もれてしまい、ストップしているらしい。
ここ三島でも、昨日から今日の午前中にかけて、大雨が降っていたのだが、昼前には雨が上がり、現在は真っ青な秋晴れである。
 
本日は、先週に続き、また長男の話をする。
先々週末の『一瞬の里帰り』に続き、先週の土曜日にも、長男が三島に帰って来た。と言っても、仕事(商談)絡みで帰ってきた訳である。
 
夕方、三島駅に到着したあと、商談先に直行して1件をこなし、その足で2件目の商談先に移動。
3件目は、23時からの予定だったらしいのだが、それは、先方の都合で結局取りやめになったらしく、2件目のお宅で夕食をご馳走になったあと、自宅に戻って来たのは、深夜の1時であった。
 
それから30分ほど、背広姿のまま、パソコンに向かって残務処理をして、ようやく一段落。
それからが、我々夫婦との歓談の時間である。
 
まずは、ワインで乾杯してから、仕事の様子や私生活の様子を聞いた。
それによると、だいたい毎日、仕事先から会社の事務所に戻ってくる時間が、今頃(深夜の1時過ぎ)らしく、この日も全然眠くなることはなく、むしろテンションが高いと言っていた。
いつもは、会社に戻ったあと、数時間で残務処理と翌日の商談の準備をしてから、歩いてアパートに帰るそうである。
従って、睡眠時間は毎日3~4時間程度であり、翌朝は、世間並みの時間に家を出て、仕事先に向かうんだとか。
この生活リズムが、7月下旬の営業活動開始以降、ずっと続いているそうであり、休みは、7月1日の入社以来、1日も取っていないそうである。
 
会社の事務所(JR大崎駅前)からアパート(北品川)までは、歩いて3分の距離なので、洗濯などは、商談と商談の合間の空き時間に、アパートに帰ってやるらしいのだが、「まあ、身体が良く続くなあ」と感心するばかりである。若さと言う事か。
とにかく、仕事が楽しくて仕方ないそうであり、「自分にベストマッチした仕事に転職できて良かった」と喜んでいる。
 
「今の会社では、組織上の上司は、コーチ的な役割をしてくれる人であり、普通の会社の上司とは違って、指揮命令・報告・人事評価という上下関係は無いので、上司に無駄な気を使う必要がなく、100%お客様だけに向き合える」と言っていた。
 
とにかく、自分の成績も、自分の報酬も、自分自信の営業次第・努力次第(商談獲得結果)だけで決まるので、とても分かり易いし、リーズナブルなのだそうである。
成績評価も、自分が上げた実績数値のみの絶対評価であり、周りの社員と比較する相対評価ではないので、社員同士で足を引っ張り合う様なこともないそうである。
 
勿論、その分、厳しさも相当なものである。
会社からの給料は、入社後の一時期以外は0、あとは自分の腕で稼ぐしかないのである。
「社員」とは言え、雇用契約上は個人事業主という立場になるので、交通費や接待費と言った営業活動の経費勿論自己負担である。
確定申告経費計上して課税所得を決める訳である。
 
深夜の1時半から始まった親子の歓談は、早朝の4時で「お開き」。いつもなら起きる時間に、床に着いた。
 
翌朝の日曜日。
11時から、今度は、親を相手にした商談シミュレーション。
まあ、「自分が、いつも、どの様にお客様に対して説明を展開しているか」を、見て貰いたかったのと、「自社の商品が、どんなに良い商品であるか」を、親に知っておいて欲しかったと言うことである。
 
さすがに、2ヶ月近く、恐らく百商談を超えると思われる商談数をこなしているだけあって、話の進め方は大したものであった。
商談獲得に繋がっているのも頷けた。
 
このあと、2件の商談を予定していたらしいのだが、2件目の「焼津での商談」は、台風接近のため延期し、昼過ぎに1件商談をこなしたあと、息子は東京に帰って行った。
 
長男の会社では、良い成績を上げた上位社員には「ご褒美」が出るらしく、みんな それを励みにして頑張るらしい。
「ご褒美」と言うのは、沖縄旅行だったり、ハワイ旅行だったり、あるいは、毎年、世界の各地に開催地が変わる「最優秀成績者の集い」などである。
 
しかも、選ばれた(実績を上げた)上位社員の中でも、更に成績で「格付け」があるらしく、息子は金・銀・銅と言う言い方をしていたが、その「格付け」に依って、ホテルの部屋のランクや、同伴者(費用負担は、会社側)の人数も変わるらしい。
一応、息子からは、「必ず、ハワイに連れて行ってやるから、楽しみにしていてくれ」と言われているので、夫婦で楽しみにしているところである。
ちなみに、息子の会社は外資系の生命保険会社であり、日本では後発のため知らない人も多いと思われるが、米国では最大級の金融サービスグループの傘下なのだそうである。
 
【2024/1/29追記】
この日のあと、実際に、ハワイに2度、夫婦共に連れて行って貰った。
一度目は、我々夫婦と息子の3人、二度目は、息子が結婚した後の事で、息子夫婦、我々夫婦、息子の奥さんのご両親の3家族でハワイを楽しんで来た。