運勢とは
2014年1月28日(火) 晴れ
運勢とは何だろう。良くは分からないが、気にし出すと気になるものである。
悪い運勢の代表として、厄年(やくどし)、大殺界(だいさっかい)などという言葉をよく耳にするが、正直、意味がよく分からないままに、何となく気にしている言葉である。
そこで先日、インターネットで少し調べてみたのだが、結局のところ、「どれも運勢を占うベースになる思想が全く違うらしい」と言うことだけは分かったものの、「だからどうなの」と言われると、全くわからない。
一番困ると言うか、悩ましいのは、それぞれの占術で運勢が正反対になることである。
悪い方の運勢として、厄年と言うのが、世間一般には一番広まっている様に思うが、このベースになっている占術は、陰陽道(おんみょうどう)に起源があるとのこと。
その陰陽道とは、飛鳥時代の日本にあった天文道(天文現象を研究する学問)や暦道(暦を作成するための学問)といった学問の一つであり、更にその起源は、古代の中国で生まれた自然哲学思想と五行思想が結びついて生まれた陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)という思想らしい。
こうなると、もう話に着いて行けない。
陰陽五行説の基本は、木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)の五行に、それぞれ陰と陽が組み合わされるものだそうである。
万物は「木火土金水」という五つの要素により成り立ち、その各要素について、「陰と陽と言う相反する形が存在する」と言う考え方なのだそうである。
結局は、何のことやら、サッパリ分からないのだが。
その5×2=10種類の形には、名前が付けられており、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸と言う名前なのだそうである。
読み方はそれぞれ以下のとおり。
五行 | 陰陽 | 読み | 漢字 | 漢字の音読み |
---|---|---|---|---|
木 | 兄(え) | きのえ | 甲 | こう |
木 | 弟(と) | きのと | 乙 | おつ |
火 | 兄(え) | ひのえ | 丙 | へい |
火 | 弟(と) | ひのと | 丁 | てい |
土 | 兄(え) | つちのえ | 戊 | ぼ |
土 | 弟(と) | つちのと | 己 | き |
金 | 兄(え) | かのえ | 庚 | こう |
金 | 弟(と) | かのと | 辛 | しん |
水 | 兄(え) | みずのえ | 壬 | じん |
水 | 弟(と) | みずのと | 癸 | き |
陰→弟(と) 陽→兄(え)
整然としているので、分かった様な気になるが、結局、よく分からない話である。
厄年などの運勢は、生まれた「年の単位」で決まる様である。つまり、同じ年に生まれた人は同じ運勢と言うことである。
次に、悪い運勢として、大殺界という言葉も良く聞くが、これは、六星占術において、良くないとされている運気の流れ「殺界」の中の一つである。
六星とは、土星、金星、火星、天王星、木星、水星であり、人の運命星は、生年月日により算出された運命数、星数というものから決まるらしい。
六星占術は、宗教家の細木数子さんが、中国古来の易学や算命学などをもとに提唱したとされる占術らしい。
「大殺界」という言葉は、細木さんの本が沢山売れたお陰で、有名になった言葉なのかもしれない。
もう一つ、九星・気学(きゅうせいきがく)と言う占術がある。
九星、干支、五行を組み合わせた占術だそうである。
ここで九星とは、生年月日で決まる九つの星のことで、生まれた年で決まるのが本命星、生まれ月で決まるのが月命星と呼ぶそうである。
九星は、ある決まった法則で各方位を巡回し、九星と十二支との関係で、各方位の吉凶を占うそうである。
以下が、九星である。高島易断などでも使われている。
ちなみに、昭和29年生まれの私は、一白水星である。
■私の運勢について
【厄年】
厄年(本厄)だった1995年は、ちょうど、「自宅の増改築」を考えていた時期であったが、厄が明ける1996年の節分明けまで、「増改築の話」を具体化するのを控え、節分を過ぎてから、大工さんと話を始めて、夏に増改築を完了させた。
【衰退運】
昨年の正月、福岡に正月帰省した際に、母より、「新しい年の私の運勢は最悪なので、1年間、おとなしくしておく様に」と言われた。
これは、九星気学での運勢であり、一白水星の運勢は、2013年(正確には、2013年2月4日〜2014年2月3日)は衰退運であった。
運気が衰退し、病災や厄災にも見舞われやすい要注意の時であり、万事に受け身の姿勢で無理をしないことと言うのが私の運勢であった。
昨年(2013年)7月に、長男が、我が家の車を使って伊豆に遊びに行った帰りに、電柱にぶつけてしまい、車が廃車処分という運命を迎えてしまったが、この時も、新しい車を買うのは、今年の節分明けまで我慢した。
お陰で、歩く機会が増えて、健康面ではプラスに働いた様である。
【漸進運】
今年(2014年)の節分が明けると、一白水星の運勢は漸進運に切り替わり、上向きになるので、早速、年明けから自動車の販売店と交渉を開始し、節分明けに新しい車が納車される様に手配した。
と言う事で、今年は、いよいよ上向きの運勢である。
ところが一方では、昭和29年(1954年)生まれの人は、(男女とも)全員、今年(2014年)が数え年の61歳(即ち、還暦)であり、その内の男性は全員、本厄と言う事になっている。
私の場合、昨年1年が衰退運と言う事で、新しいことは何事も自粛して節分明けを指折り数えて待った訳であるから、今さら、節分が明けたら本厄だなどと言われても、素直に信じる気にはなれない。
と言う事で、今回の本厄については、気にしないことにしようと思っている。
まあ、運勢は気の持ちようなのだから、良い運勢の方を信じて何とか乗り切って行きたいと思っている。
整然としているので、分かった様な気になるが、結局、よく分からない話である。
厄年などの運勢は、生まれた「年の単位」で決まる様である。つまり、同じ年に生まれた人は同じ運勢と言うことである。
厄年 | 同じ年に生まれた人は同じ運勢 |
---|
次に、悪い運勢として、大殺界という言葉も良く聞くが、これは、六星占術において、良くないとされている運気の流れ「殺界」の中の一つである。
六星とは、土星、金星、火星、天王星、木星、水星であり、人の運命星は、生年月日により算出された運命数、星数というものから決まるらしい。
六星占術は、宗教家の細木数子さんが、中国古来の易学や算命学などをもとに提唱したとされる占術らしい。
「大殺界」という言葉は、細木さんの本が沢山売れたお陰で、有名になった言葉なのかもしれない。
もう一つ、九星・気学(きゅうせいきがく)と言う占術がある。
九星、干支、五行を組み合わせた占術だそうである。
ここで九星とは、生年月日で決まる九つの星のことで、生まれた年で決まるのが本命星、生まれ月で決まるのが月命星と呼ぶそうである。
九星は、ある決まった法則で各方位を巡回し、九星と十二支との関係で、各方位の吉凶を占うそうである。
以下が、九星である。高島易断などでも使われている。
九星 | 読み | 五行 | 方位 | 八卦 | 色 |
---|---|---|---|---|---|
一白水星 | いっぱくすいせい | 水 | 北 | 坎(かん) | 白 |
二黒土星 | じごくどせい | 土 | 西南 | 坤(こん) | 黒 |
三碧木星 | さんぺきもくせい | 木 | 東 | 震(しん) | 青 |
四緑木星 | しろくもくせい | 木 | 東南 | 巽(そん) | 緑 |
五黄土星 | ごおうどせい | 土 | 中央 | 黄 | |
六白金星 | ろっぱくきんせい | 金 | 西北 | 乾(けん) | 白 |
七赤金星 | しちせききんせい | 金 | 西 | 兌(だ) | 赤 |
八白土星 | はっぱくどせい | 土 | 東北 | 艮(ごん) | 白 |
九紫火星 | きゅうしかせい | 火 | 南 | 離(り) | 紫 |
ちなみに、昭和29年生まれの私は、一白水星である。
■私の運勢について
【厄年】
厄年(本厄)だった1995年は、ちょうど、「自宅の増改築」を考えていた時期であったが、厄が明ける1996年の節分明けまで、「増改築の話」を具体化するのを控え、節分を過ぎてから、大工さんと話を始めて、夏に増改築を完了させた。
【衰退運】
昨年の正月、福岡に正月帰省した際に、母より、「新しい年の私の運勢は最悪なので、1年間、おとなしくしておく様に」と言われた。
これは、九星気学での運勢であり、一白水星の運勢は、2013年(正確には、2013年2月4日〜2014年2月3日)は衰退運であった。
運気が衰退し、病災や厄災にも見舞われやすい要注意の時であり、万事に受け身の姿勢で無理をしないことと言うのが私の運勢であった。
昨年(2013年)7月に、長男が、我が家の車を使って伊豆に遊びに行った帰りに、電柱にぶつけてしまい、車が廃車処分という運命を迎えてしまったが、この時も、新しい車を買うのは、今年の節分明けまで我慢した。
お陰で、歩く機会が増えて、健康面ではプラスに働いた様である。
【漸進運】
今年(2014年)の節分が明けると、一白水星の運勢は漸進運に切り替わり、上向きになるので、早速、年明けから自動車の販売店と交渉を開始し、節分明けに新しい車が納車される様に手配した。
と言う事で、今年は、いよいよ上向きの運勢である。
ところが一方では、昭和29年(1954年)生まれの人は、(男女とも)全員、今年(2014年)が数え年の61歳(即ち、還暦)であり、その内の男性は全員、本厄と言う事になっている。
私の場合、昨年1年が衰退運と言う事で、新しいことは何事も自粛して節分明けを指折り数えて待った訳であるから、今さら、節分が明けたら本厄だなどと言われても、素直に信じる気にはなれない。
と言う事で、今回の本厄については、気にしないことにしようと思っている。
まあ、運勢は気の持ちようなのだから、良い運勢の方を信じて何とか乗り切って行きたいと思っている。