お伊勢参り2013
2013年1月27日（日） 晴れ
更新：2023年11月5日（日）
昨日は、2年連続でお伊勢参りに行って来た。昨年と同じく、読売旅行のバスツアーである。
三島駅前を7:30に出発し、沼津に寄ってから東名高速で伊勢に向かう。
途中、遠州豊田PAで休憩したあと、伊勢湾岸自動車道に入り、刈谷PAで2度目の休憩。
このPAに入るのは初めてであったが、とても広いPAであり、観覧車まであった。
高速道路には、SA（サービスエリア）とPA（パーキングエリア）の２種類の休憩ポイントがあるが、PAと言えば、普通は、ガソリンスタンドもなくて、本当にトイレ休憩と飲み物補給をするだけの、こじんまりしたものである。
しかしながら、こちらのPAは、フードコート＆お土産売り場の建物が２カ所もあり、その間に観覧車まであるのだから、SAと比べても規模が大きなPAである。
伊勢自動車道に入り、安濃（あのう）SAで最後の休憩を取ったあと、バスは伊勢神宮（外宮）に到着。
伊勢神宮は外宮（げくう）と内宮（ないくう）に分かれており、両宮の間は、車で15分程度の距離である。
参拝の順序は、外宮から内宮の順と言われている。
神社参拝の場合、「二拝二拍手一拝」と言うのが一般的であるが、今回、添乗員さんより、新しい情報を入手。
何でも、伊勢神宮の場合は、「二拝八拍手一拝」なのだそうである。
ちなみに出雲大社は「二拝四拍手一拝」だとか。
伊勢神宮は、今年が式年遷宮（しきねんせんぐう）の年である。
式年遷宮と言うのは、社殿を造り替える20年に一度の大祭である。3年前に来た時が、式年遷宮に先駆けて、ちょうど、五十鈴川に架かる宇治橋が新しく架け替えられた年であった。
まずは、外宮に参拝したあと、昨年と同様、内宮に向かう前に、真珠の直売店と海産物の店に立ち寄る。
真珠の店でバスを降りる前に、添乗員さんが、「時間は何分取りましょうか」と尋ねるので、私が「５分」と応えると苦笑していた。しかしながら、私は、店内には見るべきものが無いことを知っているので、本当は、立ち寄り自体をカットして欲しいくらいなのである。
次に寄った「海産物の店」は、「真珠直売店」に輪を掛けて見るべきものが無い。バスに戻って来た年配の女性が、私に向かって、［本当に5分で十分よねえ」と話しかけながら、奥に乗り込んで行かれた。
15:20、内宮に到着。集合時間は17:00と言うので、勝手知ったる我々夫婦は、そそくさと内宮のご正殿に向かった。
お参りのあとは、お目当てのおはらい町散策である。
まずは、松阪牛の串焼き（650円）を食したあと、お次は伊勢うどん。今回は、岡田屋と言う店に入った。1年振りの伊勢うどんは、相変わらず美味かった。
夕方の5時に伊勢神宮を出発したバスは、途中、関にあるドライブインで夕食休憩を取った後、三島へと先を急ぐ。
計画では、再び高速に乗る予定であったのだが、鈴鹿ICまでの間で7kmの渋滞が発生していると言うことなので、鈴鹿まで一般道を走ることになった。
途中、「亀山ルートイン」と言うホテルが目に入り、旧東海道を夫婦で歩いた時に、そのホテルがあったことを思い出した。まさに、バスは、旧東海道のすぐ傍を走っていた訳である。
鈴鹿ICの手前辺りから雪が舞い始め、伊勢湾岸自動車道に乗ってからも、暫くは雪が降り続いていた。
バスの中でアンケートを書かされたので、
●パールの店と海産物屋は止めて、その分帰る時間を早くして欲しい。
●どうしてもパールの店は外せないなら、ツアー料金を千円加算してもいいから、ご本家のミキモト真珠島にしてくれ。
と書いた。
どう見ても、皆さん、時間を持てあましているのは明らかだったので。
バスが、新東名高速の長泉沼津ICを降りたのは、22時。伊勢神宮を出発してから、ちょうど5時間である。
沼津を経由して、三島駅前に着いたのは、23時前。長い長い1日であった。
「日本人なら、伊勢神宮へは、毎年詣でた方が良い」と言う話を誰かに聞いて、今年で2年連続の伊勢詣でとなったが、さすがに3年間に3回も行くと、ちょっともういいかナァと言うのが正直なところである。
さて、来週はもう2月に入るし、2月3日の節分を迎えると、私の運勢は真っ黒な1年に入る。
今年は、少し大人しくしていなければならないのだろう。まあ、バスツアーの参加くらいは許されるだろうが。
