鍵が無い!
2012年6月17日(日) 雨、のち、晴れ
更新:2023年10月15日(日)
昨日の天気予報は雨。それでも、ちょっとした小雨程度なら、鎌倉の紫陽花寺に行こうかと思っていたのだが、朝から一日雨が降っていたので、自宅でゆっくりと過ごす週末となった。
ちなみに、鎌倉で紫陽花(あじさい)が見所のお寺が何処なのかは、はっきりとは分かっていなかったのだが、北鎌倉にある明月院(通称、アジサイ寺)と、極楽寺にある成就院が有名なのだそうである。
まあ、急ぐこともないので、鎌倉の紫陽花見物は来年に取っておくことにしよう。
さて、先週は、福岡にトンボ帰りの帰省をしたあと、前半は、カミサンが女子衆(おなごし)で広島旅行に出掛けて留守だったので、久しぶりに、独身生活を味わうことになった。
ちなみに、旅に出た女子衆とは、母、義姉、従姉、姉、カミサンの5人である。
日曜(6/10)の午後、福岡から戻っての昼食は、品川ででも食べて来ようかと思っていたのだが、品川駅で京急を降りると、ギリギリで新幹線に間に合いそうだったので、「こだま」に飛び乗り、三島に帰って来た。
やむなく、昼食は自宅で作ることになり、買い置きの辛ラーメンを作り始めた。
ところが、鍋でお湯を涌かしていると、突然、「ウィ〜ウィ〜」と火災報知器が鳴り出し、慌ててしまった。
10年ぶりくらいで台所に立ったため、ガスレンジを使う時には、換気扇を回しておかないといけないことを、スッカリ忘れていたのである。
早速、携帯メールで、旅行中のカミサンに火災警報発令を報告。(^^;)
自宅で食べる朝食、夕食の分は、カミサンが、野菜サラダとデザートのグレープフルーツを、毎食ごとにタッパに小分けして、冷蔵庫に入れてくれていたので、あとは、会社の帰りに、主食と惣菜を買ってくるだけで良い様になっていた。
ちなみに、私が、食後にグレープフルーツを食べる様になって、もう7〜8年が経つが、これを食べると、お通じが良いと言うのがキッカケである。
グレープフルーツは、カミサンが外皮をむき、房の皮も綺麗に取ってから、プレーンヨーグルトを掛けて出してくれるので、私は、手を汚すことなく食べるだけである。
広島旅行中に、カミサンがこの話をしたらしいのだが、姉が「甘やかし過ぎ! もっと働かせなさい!」と言ったそうである。(^^;)
朝晩の通勤時には、帰りに三島駅から自宅まで歩く時を除き、毎日、カミサンが三島駅まで送迎してくれるのだが、この留守中の3日間は、車で駅前まで行き、駅前の駐車場に入れてから、新幹線に乗ることにしていた。
月曜日は、計画どおり、駐車場に入れてから通勤したのだが、
さて火曜の朝。6:25になり、出掛けようとしたところ、いつもの置き場所に車の鍵が無い。何故?
昨夜帰って来た時の様子を、反芻してみる。
(1) 車の鍵が掛かっていることから、自宅に着いて、車の鍵を掛けたのは間違いない。
(2) 車を降りた時点で、左手には、通勤リュックと東京駅のエキナカで買って来たお弁当の袋を持っていたので、車のキーは、右手に持っていた筈である。
(3) そして、門のところで、新聞受けを覗いたら新聞は入っていなかった。(後日カミサンに聞いたら、月曜は休刊日だったとか)
(4) 郵便受けに、何通か郵便物が入っていたので、右手に車のキーを持ったまま、右手で取り出し、郵便物を左手に持ち替えた筈。
(5) 玄関の前に来たら、ドアの前に、町内会の回覧板が立て掛けてあったので、これも右手に車のキーを持ったまま右手で拾い上げて、左腋に挟んだのを覚えている。
(6) さて、玄関の鍵を開けるのに、財布に入れてある鍵を出さなければならないのだが、財布を開けて家の鍵を取り出すには、さすがに右手に持っている車のキーが邪魔になるので、多分、ズボンのポケットに車の鍵を一旦仕舞ったのではないかと推測される。この辺が、無意識に近い動作なので記憶の曖昧なところである。
(7) 鍵を開けて家の中に入り、靴を脱いで居間に入り、弁当の袋をテーブルに置き、いつもの様に、通勤リュックの中にある弁当箱を出そうと思って、台所の方に行きかけて、「今日はお昼の弁当は無かった」ことに気づき、
(8)居間に戻ってから書斎に行って通勤リュックを置いて、ポケットから財布、携帯電話、時計、定期入れを出して机の上に置いてから、居間に戻って来た筈である。
(9)それから着替えたので、玄関でズボンのポケットに車の鍵を入れたという推測が正しければ、車の鍵は昨日はいたズボンのポケットに入ったままか、もしくは、着替えた場所の近辺にポケットから滑り落ちたかである。
ところが、ズボンのポケットにも無いし、部屋にも落ちていない。
昨夜、無意識にポケットから出して何処かに置いたかもしれないことも考えて、昨夜の動線である台所、居間、玄関、書斎、机の上と探したが、どこにも見つからない。
念のために、外に出て、車から玄関までの地面も探したが無い。
もしかして、エキナカで買って来たお弁当の袋に一時的に入れたのかとも思い、ゴミカゴの中にある袋の中も確認したが無い。
やむなく、キーの合鍵を探すが、これも期待していた引き出しの中には無い。
もう一台の車のキーはあるのだが、キーが見つからない車の後ろに止めてあるので、前の(キーが無い)車を出さない限り、後ろの車は出せない。
これはもう、車で駅まで行く事は諦めて、バスで三島駅まで出るしかない。
時刻は、6:50を回っているので、いつも乗る6:56発の「こだま」が出発する時間である。
まあ、定刻の8:40までに会社に着くことは諦め、700メートル離れたバス停まで歩き始めた。
幸い、バスは数分後には来たし、渋滞もなかったので、所要時間15分ほどでバスは三島駅に到着。7:23発の「こだま」に飛び乗ることが出来た。
8:09に品川に着き、横須賀線に乗り換えて、武蔵小杉に到着したのが8時半頃。
何と、トラブルが発生し、バスに切り替えたにも関わらず、定刻内に会社に着いたのには驚いた。人間、諦めては行けない(笑)
この日の夜は雨だったので、三島駅からタクシーで自宅に戻り、買って来たお寿司を先に食べるのも落ち着かないので、まずは鍵探し。
朝の捜索ルートを念入りに探したが やはり見つからず。
諦めて、まずは腹ごしらえすることにし、食後に、サッカーの日本対オーストラリア戦を横目で見ながら、諦めムードで鍵探しを始める。
クローゼットの中の、昨日はいたズボンのポケットを何度目かで探すが、何度探そうが、無いモノは無い。
ズボンの隣にはブルゾンが掛かっていたが、「昨日は着ていないので、関係ないよナ〜」と思いつつ、ブルゾンのポケットを外から触ってみたところ、何やら、ゴツゴツしたものが入っている。
「まさか」と思いながらも、ポケットに手を突っ込み、中身を取り出してみると、
ナ、ナ、何と! 車のキーが出て来たのである。
考えられるのは、ただ一つ、
昨日、ズボンを脱いでクローゼットの中に吊した時に、ズボンのポケットから車のキーが滑り落ち、それが隣に掛かっていたブルゾンのポケットの中に着地したと言うことである。
いやまあ、神様の悪戯(いたずら)にも程(ほど)がある。
とは言え、無事、車のキーが出て来て一件落着と相成った。
と言う事で、先週の前半は久々の独身生活で、色々なトラブルが発生したが、まあ思い出に残る4日間であった。
最後に、カミサンが撮って来た広島旅行の写真を紹介して、本日のブログを締めくくるとこにしよう。