ベーゼンドルファー
2012年3月17日(土) 雨
ベーゼンドルファー、スタンウェイ(スタインウェイ)、ベヒシュタイン。
これらは、世界3大ピアノと言われるものである。
本日は雨の中、ベーゼンドルファーを見に、有楽町の東京国際フォーラムまで行って来た。
このほかにも、グランドピアノはスタンウェイも展示されていた。
ベーゼンドルファーは、カミサンの一番好きな(欲しい)ピアノなのである。
展示されていたベーゼンは2台あり、どちらもUSED(中古)であるが、お値段は以下のとおりであった。
大きさ | 製造時期 | 売価 |
---|---|---|
小さい方 | 1927年製 | 490万円 |
大きい方 | 1975年製 | 840万円 |
さすがに、私のポケットマネーでは、ちょっと足りないかナァ・・・と言うのは嘘で、全財産をはたいても買えないお値段である。
他の展示ピアノとは違い、ここだけはロープが張ってあって、購入を検討中の客以外は試演させて貰えない様になっている。
わざわざ、新幹線で三島からやってきたカミサンとしては、勿論、見るだけでは満足できる筈がない。
そこで、近くにいた担当員の人を捕まえて、「弾けないのか」と相談したところ、あっさりと「良いですよ」と言ってロープを外してくれた。
しばし、カミサンは、ベーゼンの音色と感触を楽しむ。
ついでに、後ろにあったスタンウェイの方も弾く。
カミサン曰く、「やっぱり、ベーゼンが全然イイ。」
これで、スタンウェイは買わない決心が着いたのだそうである。と言っても、ベーゼンを買うと決めたという意味ではないのだが。
さすがに、840万円は、おいそれとは買える値段じゃない。それほどベーゼンの方が良かったと言うことである。
それでも、40年近く前のUSEDなので、バランスが悪くなっているとカミサンは言っていた。
今では、ベーゼンはもう製造されていないので、手に入るのはUSEDしかないのだが、ヤマハが4年前にベーゼンを買収した時には、ヤマハの手が加わってピアノが変わってしまう前に買っておきたいと思ったのか、ベーゼンがかなり売れたそうである。お陰で、お値段の方も、1千万円を超えてかなり高くなったらしい。
雨の中を余り歩きたくないので、地下道を歩いて銀座方面へ。
途中でお腹が空いて来たので、地下にあるイタリアンに入り、いつもの様にパスタと赤ワイン(フルボトル)を楽しむ。
食後は、阪急デパート(メンズ館)に立ち寄ったあと、ニュースになっていた新装開店のユニクロ銀座店に行ってみることにした。
通りは、いつもの様に歩行者天国になっていたが、入場制限をしているらしく、ユニクロの前には長い列ができていた。列の最後尾に付き店内へ。
中はもの凄い人であり、試着室の前にも会計の前にも、トイレの前にも長蛇の列が出来ている状態であった。
カミサンは、ゴムの様に伸びるズボンが気に入った様で、列に並んで試着。試着室から出て来たら、「グーッ」のサインであった。
私は、100均より安い99円の靴下を10足購入。やっぱりユニクロは安い!
と言う訳で、雨の中を三島から出て来た甲斐があり、なかなか楽しめた1日であった。
帰りには、いつも東京駅のエキナカで夕飯を調達して帰るのだが、いつもなら惣菜を買うところを、「今日はもう、夜は飲まないね」と言って、今日はお弁当にした。
15:56発のこだまに乗って、帰途に着く。
追伸)自宅に戻り、お弁当をつつきながら、結局は、お茶代わりに やっぱりビールを飲んだのであった。(^^;)