面倒な目薬


面倒な目薬
2012年1月8日(日) 快晴
更新:2023年9月27日(水)
 
3連休の中日、本来なら東京23区のウォーキングでもしたいところなのだが、こう寒くては気持が萎えてしまい、外に出る気もしない。
と言う訳で、この3連休は特に何の予定もなく、自宅で撮り溜めた韓流ドラマを夫婦で楽しんでいる。
 
さて、昨年暮れの27日、会社で仕事をしていて、どうも眼を開けるのが辛くなって来た。辛いと言うのは、何かが眼に滲みて、眼を開けると涙が出る感じに似た状態である。
 
朝、自宅の鏡で見た時には眼が充血していたし、黒目の白目寄りの部分に三日月状の白い物が出来ていたので、ひょっとしたら角膜潰瘍かなと思ったところであった。
と言うのは、過去に2度ほど角膜に潰瘍が出来たことがあり、同じ症状だったのである。
角膜潰瘍だとすると、短期間で自然治癒するのは余り期待できないので、取りあえず、目薬を注して様子を見ようと思い、昼休みに武蔵小杉の街を歩いて薬局を探す。
見つかった薬局は、薬を処方するのがメインらしく、目薬は余り多くの種類を置いていなかったので、角膜潰瘍に効く薬がないか尋ねたところ、先に眼科に行った方が良いと言われた。
薬剤師さんが近くの眼科を紹介してくれたので、早速行ってみた。
 
診察して貰ったところ、予想どおり角膜に潰瘍が出来ているとの診断であった。
処方箋を出してくれたので、紹介して貰った義理を果たすために、会社からは遠くなるが先程の薬局まで戻り、目薬を出して貰う。
 
貰った目薬は2種類あり、一つは潰瘍を治療するための薬、もう一つは、最初の薬が免疫を低下させる作用があるために感染を予防するための薬だとか。
これが、各々、朝、昼、晩、就寝前の1日4回注す必要があり、しかも、「異なる目薬を続けて注すのは駄目で、5分以上空けてから注す様に」とのこと。
 
この5分空けると言うのが、非常に面倒なのである。じっと5分待つのも辛いので何かをしながら待つのだが、何かをしだすと、まず、目薬のことを忘れてしまうので、気がつくと30分くらい経ってしまう。
2種類以上の目薬を注すと言うのは本当に面倒である。とは言え、注すしかないので、暮れから正月に掛けて、毎日、4回ずつ注した。
 
そして、正月休み明けの1月6日、昼休みに眼科に行くと、助手の人が診察前に眼圧を測ると言う。何でも、出した薬が強いものだったため、人に依っては眼圧が高くなる場合があるとのこと。
早速、眼圧測定して貰った。毎年の人間ドックでもやっている、空気を眼に吹き付けて眼圧を測る方法である。結果は、右目が少し標準値より高いとのこと。
診察を始めると、今度は先生が別の方法で再度眼圧を測ると言う。今度の方法は、眼の表面に測定器を直接当てて測る方法らしい。
そのままでは痛いので、麻酔液を眼に注してから測定する。
やはり右目の眼圧が高いとのこと。眼圧は毎年の人間ドックで測っているが異常値が出たのは初めてである。
 
薬の影響による一時的なものなのか、他の原因に依る持続的なものか分からないため、1週間後に再検査と視野の検査をすることになった。
何でも、持続的に眼圧が高いと緑内障になる可能性があり、そうなると視野が狭くなるので、入院治療が必要になるんだとか。
 
と言う訳で、結局、眼圧を下げる目薬も注すことになり、合計3種類の目薬を注さなくてはならなくなった。これも5分以上空けて注さないといけないので、またまた面倒なことになってしまった。
ただし、角膜潰瘍の方は小さくなってきたので、注す回数は1日2回に減った。
 
ちなみに、角膜潰瘍の原因は大きく二つあり、一つは感染性のもの、もう一つは免疫力の過剰反応によるものらしい。
私の場合は、どうやら後者の方らしく、そうなると体質的な要因であるから、今後も、何年かおきに発症することになるらしい。
まあ、年を取ると、色々と身体にガタが出てくるものであり困ったものであるが、こればかりは気長に付き合っていくしかない。
 
【2023/9/27追記】
目の治療に関しては、その後も色々と発生している。本日(2023/9/27)も、定期検診の日なので眼科に行く予定(笑)。

時期 治療内容
2014年10月~現在 ・ドライアイの治療で、定期的に眼科に通い始めた。
・検査と点眼薬の処方→自宅での目薬の点眼。
2016年9月 ・白内障の手術(両眼→人工レンズに)
2016年9月~現在 ・定期検査(眼圧、ドライアイ、視野検査)
・ドライアイ、眼圧を下げる点眼薬の処方→自宅での目薬の点眼。