【由無し事】今年も健康診断を受けて来ました

【由無し事】今年も健康診断を受けて来ました
2017年08月03日(木) くもり

昨夜は涼しかった。秋の訪れと言う訳でもなかろうが。
昨日は、年に1回の健康診断(人間ドック)を夫婦で受診して来た。夫婦での健康診断受診はもう10年近く続いている。と言うのも、私が勤めていた富士通健康保険組合では夫婦両方の健康診断受診を推進しており、費用は全額健保が負担してくれるからである(オプション追加分は自己負担)。そして、2007年に子会社の富士通エフサスに出向してからは夫婦同伴での人間ドックが推奨されたので、夫婦で受診する様になった。富士通エフサス時代は良かった。人間ドックは、会社が契約していた大森にある病院「牧田総合病院」で受診するのだが、何と、人間ドック終了後に、温泉施設での休養(ランチ付き)がサービスとして付いているのである。温泉施設は、お台場にある「大江戸温泉物語」である。朝食抜きで受診する人間ドックの後だけに、温泉に浸かって生ビールを飲むのは至福のひと時である(笑)。
2013年6月に会社を退職してからの1年間は国民健康保険への加入だったので、健康診断も全額健保負担とは行かなかったが、習慣になっていたので夫婦で受診。以前に通ったことのある三島市内の内科医院で受診した。そして翌年には60歳となり、特定退職被保険者制度(特退)の資格年齢に達したので再び富士通健康保険組合に加入、また、無料で夫婦同伴の人間ドックを続けている。どこの病院が良いか評価するために、2015年は聖隷沼津病院(沼津)、2016年は三島総合病院(三島)、そして今回は池田病院駿東郡長泉町)で受診した。聖隷沼津病院は、まあ悪くはないのだが、標準(無料)の胃の検査が(バリウム+X線)だけだったので「NG」。三島総合病院は新しくて環境は良かったのだが、胃カメラの医師が下手クソで「NG」。今回の池田病院は、胃カメラもまずまずだったし、看護師さん、医師さん達の応対が感じ良かった。多分、今後は、自宅からも一番近い池田病院になると思う。
胃カメラについては、池田病院では「口」と「鼻」を選択出来る。胃カメラファイバースコープを口から通すか鼻から通すかを選択出来るのである。鼻の方は未経験であったが、説明書を読むと、局所麻酔するので痛くないし、会話も出来るし、口から入れた時の「オェッ」と言う吐き気も無いとの事だったので初挑戦する事にした。まあ、麻酔と言っても全く無感覚になると言う訳ではなく、鼻の穴をファイバースコープが通る不快感は少しはあるが、痛いと言う程では無かった。ファイバースコープは左の穴から通した。反対側の鼻の穴では呼吸も出来ると思うが、鼻呼吸したか口呼吸だけになってしまったかは覚えていない。今回初めて言われたが、口に溜まる唾液は、極力飲み込まない方が検査が早く終るそうである。唾液が胃に落ちてくる間は診断が中断するのかも知れない。結果は、十二指腸潰瘍の跡があるらしい。知らないうちに過去に潰瘍が出来ていたと言う事らしい。それから、ピロリ菌が原因と思われる胃炎の箇所が何箇所かあったらしく、ピロリ菌の検査を薦められたのでお願いした。オプション料金は2,160円(自己負担分)である。後日出る結果が「陽性」なら、1週間ほど薬を服用すれば除菌出来るそうである。通常の菌は胃酸により死滅するそうであるが、ピロリ菌はアンモニアを発生させて胃酸から身を守るので胃の中でも生存するんだそうである。胃がん患者の99%はピロリ菌に感染している(言い換えれば、ピロリ菌に感染していない人で胃がんになった人は殆ど0)と胃カメラの医師さんが言っていた。ただし、逆必ずしも真ならずである(ピロリ菌感染者の99%が胃がんになる訳ではない)。ピロリ菌の感染原因は良く分かっていないらしいが、口からの感染が大部分と言われているらしい。衛生環境の改善により、若い世代の感染率は低く、高齢者ほど感染率が高いとのこと。
自宅に戻ってから、早速、胃の中をアルコール洗浄である。洗浄剤には赤ワイン、日本酒(一ノ蔵)、缶ビール(YEBISU)を使用した(笑)。