徒然なるままに (2011年6月)


徒然なるままに (2011年6月)
2011年6月8日(水) 雨、のち、晴れ
更新:2023年9月17日(日)
 
■東京23区の旅
 
先週の土曜日は、「続・東京23区の旅」の四日目として世田谷区を歩く予定であったのだが、前日に急な仕事が入って帰りが遅くなったため、気持がメゲてしまい、ウォーキングは中止してしまった。
来週、再来週と予定が入っているので、今度歩くのは何時になることやら。7月〜8月は、暑くなるので、熱中症を考えてウォーキングはお休みしたいし、そうなると、次回は9月に入ってからか・・・。
残りはまだ20区あるので、2ヶ月に3回のペースとして、14ヶ月は掛かる計算である。真冬(12月〜2月)と真夏(7月〜8月)は避けたいので、23区を完歩するには、あと丸2年は掛かりそうである。新幹線の通勤定期券が使える定年退職の日まで、あと3年。まだ、何とかなりそうか。
 
【2023/9/17追記】
「続・東京23区の旅」については、13区まで歩いたが、その後、会社からの早期退職募集(定年退職扱い、退職金上乗せ、リクルート社による再就職支援企画付き)という優遇施策に応募して定年退職の1年前に退職したので、残り10区は歩いていない。代わりに、退職後も、都内を何カ所もウォーキングしている。
 
■東京スカイツリー
 
今朝、ニュースでやっていたが、来年5月にオープンする東京スカイツリー
入場料が、何と3,000円もするらしい。
東京タワーが、333mmで1,500円弱。スカイツリーは600m以上と言う事で、まさに、入場料も高さに比例すると言うことか。
まあ、一度は登ってみたいものである。
 
【2023/8/5追記】
この記事を書いた2011年の時点では全く知らなかった事であるが、実は、この東京スカイツリーのオープン時期については、日本の電波権の関係で、第二次世界大戦後の日米間の平和条約(サンフランシスコ講和条約。調印:1951年9月8日、発効:1952年4月28日)と関係していた事を最近知った。「関係していた」という意味は、具体的には、講和条約に付帯された日米間の密約の事である。勿論、日本国民には、その(密約の)事実を公表されていないため、国民が知る由も無かったのであるが。ついでに言うと、密約の内容には、「電波権」の他に、もう一つあった。「航空権」である。
要するに、講和条約発効により日本は独立国に戻ったものの、日米間の密約により、日本国内での自由な「電波」の使用も、日本国内での自由な「飛行」も、ある時期が来るまでは認められず、米国の支配下(管制下)にあったのである。
飛行機の離着陸時にも在日米軍が関与していた事、関東の上空にいわゆる「横田空域」が設定され、日本の航空機は、米軍の許可が無い限り、横田空域には入れない事が決まっていた。
だから、羽田発の西に向かう旅客機は、離陸時には必ず、一端、太平洋上に出る事により横田空域を迂回していた訳である。
この日米密約の失効は、サンフランシスコ講和条約発効の60年後と決められていたので、60年後、即ち、2012年4月28日で日米密約が失効し、日本の「電波権」と「航空権」が日本に戻った訳である。なので、2012年5月に東京スカイツリーがオープンとなる訳である。
「航空権」についても同様であるが、こちらの方は、現実的には、或る日を以て一斉に切り替わると言う様には行かないので、少しずつ移行していくのだと思われる。旧横田空域(米軍横田基地辺りの上空)を通って離着陸する新しい航空路が出来始めていると言う話を、誰かから聞いた様に思う。
 
■帰省
 
正月帰省、5月の法事帰省に続き、今週末に、また九州に帰省する。
今回は、身内の会社の株主総会のためである。私が出席するのは、5年ぶり2回目となるが、今回は、カミサンも株主になったので、夫婦で出席する。
1泊2日のとんぼ返りなので、実家に寄る暇もなさそうである。まあ、総会で親、兄、姉に会えるので、実家に帰ったも同然なのであるが。
 
今回は、久しぶりにJALを利用するが、人に聞いて調べたところ、何と、自分で「旅割」とか言う早期予約で取る早割チケットの料金よりも、旅行会社が出しているホテル付きの往復航空運賃パックの方が安いことが分かった。
今回はJTBのパックを使う。実家に寄れないと言うのも、実は、株主総会があるキャナルシティー博多のすぐ近くにあるホテルが付いているパックを利用するためである。
2年前には、4万円を切る料金で、往復航空券付きの北海道3泊4日というツアーに参加したが、激安ツアーと言うのは本当に安い。
 
【2023/8/5追記】
ここ数年は、コロナ騒動もあって、株主総会も開催されず、郵便投票による「承認・非承認」がなされている。
 
■NHKドラマ
 
最近の日本のTVドラマは、本当に質が落ちて見る気にならず、代わりに、韓流ドラマばかり見ているが、その中にあって、NHKだけはドラマで健闘していると思う。
NHKには、面白いドラマが最近、結構多い。「八日目の蝉」、「四十九日のレシピ」など、見応えのあるドラマが続いている。
 
今放映されているのが、黒木瞳さんの出演している「下流の宴」。今夜も夫婦で夕食を取りながら録画を見たが、ドラマの中で、フリーターの息子が、「正社員もアルバイトも変わらないじゃん」と発言する場面があった。
そこで、「正社員」と「アルバイト」では何が違うか私も考えてみたのだが、やはり、大きく違うのは給料以外の部分、つまり、福利厚生の部分なのだろうと思った。アルバイトだと、厚生年金保険は無いだろうし、健康保険だって無いので、自分で国民健康保険に加入しないといけない。
 
そう思いつつ、ふと考えると、実は、うちの娘も、アルバイトではないが、ヤマハとの講師契約であり正社員じゃないので、厚生年金保険も健康保険も無い。
早く結婚して落ち着いて、第3号被保険者(サラリーマンや公務員の配偶者)におさまって欲しいものである。
 
【2023/8/5追記】
娘は、埼玉地区を担当してヤマハのピアノ講師を続けているが、何と、30代前半の若さで、数年前にローンを組み、さいたま市内にマンションを購入した。実に頼もしいものである。
 
長男は、今年から就職して第2号被保険者になったことだし、一安心である。
 
【2023/8/5追記】
長男は、当時、私と同じ富士通の子会社に入社して営業職に着いていたのだが、私が親会社に戻った1年後くらいに、ヘッドハンティングされて外資系の保険会社に転職。保険会社内の優秀社員慰労の企画でハワイ旅行が企画された際に、自費を追加して我々夫婦を2回もハワイ旅行に連れて行ってくれた。
現在は、保険会社を退職して起業し、保険業を継続している。
 
残るは学生の二男である。
二男と言えば、親の私が言うのも何だが、実にユニークなやつで、エピソードを話し始めると幾らでも出てくる。
小学校の頃に書いた一言が、「普通が一番」。趣味は、「銭拾い」。嫌いな言葉は、「努力」と「やれば出来る」だそうな。
小さい頃は、本当に親の言うことを聞かないで、何度お尻ペンペンしたことか。
幼稚園の卒園式の時には、担任の先生が「もう、みんなに会えなくなるね」と言って泣いているところに、二男が、しゃがんでジワジワと寄って行ったかと思うと、その直後に、先生のスカートをめくり、周りにいた父兄は一瞬唖然としたものである。
中学3年の時には、高校受験の勉強は全くしなかったし、学校の成績も、余り良いとは言えなかったので、一時は、好きな職に就いてくれるなら、中卒就職でもいいかと本当に思ったこともあったのだが、何とか、静岡県東部では下位レベルの高校ではあったが入学することが出来た。
その高校は、当時は、大学進学など殆ど無かった高校であったが、その年から、大学進学を目指す特進クラスと言うのが出来ることになった。
そこで、息子に大学進学の意志を聞いたところ、「行きたい」と言うので、「それなら、頑張って特進クラスに入るしかないなあ」と言うと、その後頑張って、何とか特進クラスに入れて貰えた。
そして3年後、息子は、国立大学の工学部に入学し、親元から離れて、浜松にて一人暮らしをして頑張っている。
嫌いなのは「努力」と言った息子が、本当に高校の3年間、良く頑張ったものである。
 
【2023/8/5追記】
二男は、大学院まで進んだあと、浜松にある半導体関連の会社に就職し、その後、ITシステム開発系の会社に転職して、現在は京浜地区で勤務している。
もっとも。ここ数年は、コロナの影響により自宅でのリモートワーク形態の仕事の仕方が続いている様であるが。
 
【2023/9/17追記】
今年の旧盆に、久しぶりに家族5人が三島の自宅に集まったのだが、その時の話では、二男は、転職した会社も退職して、現在は、直接、ITシステム開発の仕事を請け負っているとの事である。どのみち、リモートワークという形態の仕事なので、同じ様な仕事の仕方だし、会社に所属して会社経由で回ってくる仕事よりも、自分で請け負う方が、質が高くてやり甲斐のある仕事が任されるんだそうである。勿論、収入もかなり増えるらしい。
と言う事で、我が家の子供達は、三人ともサラリーマンではなく「個人事業主」になった様である。