同窓会2010/春
2010年1月17日(日) 晴れ
昨日は、高校時代(福岡)の同級生で関東在住メンバ恒例の同窓会があり、葛飾区の柴又に行って来た。
私にとっては、柴又は4回目の訪問である。
昨日の柴又は、過去3回とは比べものにならない人出であった。寅年というのが影響しているのだろうか(笑)。
柴又駅前の寅さん像前での待ち合わせであったが、1本早い電車で着いたため、寒い中、次の電車を待つ間に甘酒を一杯。身体が温まる。
総勢8名(女5、男3)が全員集合し、まずは帝釈天に向かう。
参道は、清水寺(京都)の参道並みの人出であった。両側のお団子屋さん、煎餅屋さんからは、香ばしいにおいが立ちこめており、食欲をそそる。
帝釈天にお参りしたあと、江戸川の河原へ。
江戸川の河原では、寒い中、野球チームが練習をしていた。
川向こうは千葉県(松戸市)であり、渡し舟が今でも残っている。細川たかしさんの歌で有名な「矢切の渡し」である。
実は、4回目の訪問にして今回が初めての乗船(乗舟)である。最大でも30人までという小さな小舟であり、艪(ろ)で漕ぐ。
ただし、モーターも付けられており、川を遡る時にはモーターが活躍する。
舟には、風を遮るものが何も無く吹きさらしのため、みんな身体を縮めて、寒さを耐えながらの乗船であった。
寒い河原から戻り、次は寅さん記念館へ。こちらも、今回初めて入る。
中には、映画で使われた「とらや」の店が再現されており、その奥では、映画の名場面が放映されていたり、各回のマドンナ役の写真が掲示されていたりで、懐かしさが込み上げ映画をまた見たくなってしまった。
再び、帝釈天参道に帰って来て、高木屋という店で一服。それぞれ好みのお団子を注文して食べる。私が選んだのは、「磯おとめ」という、きざみ海苔をまぶした団子である。なかなか美味であった。
帝釈天参道には、ほかに「とらや」と言う店があり、これまで私は、「とらや」の方が「男はつらいよ」のロケに使われていた店と勘違いしていたのだが、実は、こちらの高木屋さんが映画で使われたのだそうだ。
5時過ぎ、柴又を後に電車で日本橋に移動し、蕎麦屋「やぶ久」で会食。
蕎麦懐石はなかなかのものであり、また、蕎麦焼酎のそば湯割も美味しかった。
一次会はここでお開き。二次会は残った4人でカラオケへ。
みんなが盛り上がる中、私は最終新幹線の時間があるので、10時過ぎにカラオケ店を出て東京駅へ。
蕎麦焼酎を飲み過ぎたせいか、三島の自宅に着いた時には、首に巻いていた筈のマフラーが無くなっていた。どうやら、東京駅構内をふらついていた時にでも落としたらしい。英国製のちょっとお高いカシミヤマフラーだっただけに残念(笑)。