歯痛


歯痛
2010年1月14日(木) 晴れ
 
昨日の午後、会社で仕事をしている時、何気なく歯を噛み合わせたところ右上の奥歯にズキンと言う痛みが走った。歯が噛み合っていなければ何ともないのだが、下の奥歯と上の奥歯が噛み合った途端にズキンと痛むのである。
夕方には、痛みがひどくなった。帰宅してカミサンに話をしたところ、放置しても歯痛は治まることは無いので、歯医者に行った方が良いと言う。
やむなく、本日は会社を休んで、以前かかったことのある近くの歯医者に行くことにした。
 
予約制とのことなので、朝電話をして11時半に予約を取る。ただし、ここの歯医者は、過去の経験から言うと、予約時間はあって無い様なものであり、予約時間から最低1時間は待たされる。
案の定、本日は11時半の予約に対し、診療が始まったのは12時45分。75分待ちである。
 
レントゲンを撮り診察した結果、虫歯でも歯周病でもないとのこと。何でも、夜中に強く歯ぎしりをしたのが原因ではないかとのこと。
歯ぎしりをすると、奥歯の歯と骨を繋ぐ繊維体(歯根膜と言う)が炎症を起こすことがあるらしく、それが原因とのこと。
治療法は特になく、薬も出なくて、数日すれば痛みは治まるので様子を見てくださいと言われた。我慢するしかないそうだ。
2ヶ月に1回程度の発生なら特に問題ないが、一月に何度も発生する様なら、歯ぎしり防止の装置を入れることを考えましょうと言われた。
まあ、我慢するしかなさそうだ。数日間は噛めないので、食事が難儀である。前歯で噛めるものや口の中で押しつぶせるものは大丈夫だが、奥歯でかみ潰す必要のある食物は噛まずに飲み込むしかなさそうである。カミサンに今晩のメニューはクリームシチューをお願いした。ジャガイモや人参なら噛まなくても口の中で潰せるので。
 
ところで、私にとって歯医者は殆ど縁がない。40歳を過ぎるまで歯医者と言うものに行ったことが無かった。
十数年前、生まれて初めて歯医者に行った時は、外に姿を現していない親知らずが、歯茎の中で横の奥歯の根もとを圧迫して痛みが出ているとのことであった。
その時は、薬で何とかチラして治療したが、数年後に同じ原因で痛みが再発した際には、手術して歯茎の中の親知らずを摘出した方が良いと言われた。
それでも手術はせずに薬で治療し、その後、10年以上経っても再発していない。年齢とともに親知らずの活動も治まったのであろう。
 
歯医者と言えば、笑える話があった。
初めて歯医者に行った時、レントゲンを撮りますと言われて、撮影台にアゴをのせられたのだが、その時に私が、「目は閉じるんですか?」と聞いたところ、看護師さんに「お好きにどうぞ」と言われてしまった。
顔のレントゲンなど初体験の私としては、顔の近くをX線が通過するのだから、目に当たったら大変ではないかと素人考えで思ったのだが、取り越し苦労であった様だ。
それにしても、「お好きにどうぞ」はないよナァ〜。
 
今回、治療の後、医者から、「虫歯は1本も無いし、丈夫な歯なので、定期的なケア(歯石の除去)と正しいブラッシングさえすれば、あなたは100%入れ歯は必要ない」と言われた。
と言うわけで、再来週にブラッシング指導を予約して来た。まあ、上部な歯を維持するためには、これくらいの事はやらなくてはならないだろう。