「國體ワンワールド」の真実について、いよいよ書籍での公開が開始された。興味ある方は読むべし!!
2023年7月8日(土) くもり
鍋島直亮さんが、ご自身の発刊著書の3刊目にして、遂に、國體ワンワールドについての真実(真相)を公開され始めた様である。
以下の書籍(初版発行 2023年7月1日、1,980円)である。
「記紀からの解放(2) 真相追究 物部氏と古代日本」
以下、目次である。(※「よみがな」は私が付加したもの。書籍には記載されてない)
章 | 表題 |
---|---|
序 | 当出版にあたり |
第一章 | ウバイドの國體ファンドの設定について |
第二章 | 日本のウバイド皇統とウバイド王統 |
第三章 | 渡来してからのウバイド皇統とタチバナの動き |
第四章 | 物部(もののべ)氏の始祖 |
第五章 | 日本での物部氏の展開 |
第六章 | 物部氏とユダヤ |
第七章 | 物部が仕掛けた鉄流通の混乱 |
第八章 | 日本皇統と東の物部 |
第九章 | 崇神(すじん)朝の成立と物部 |
第十章 | 邪馬台国阿波(あわ)説 |
第十一章 | タカス國體の黄金 |
第十二章 | 丹波の歴史 |
第十三章 | 姓としての「物部」の登場 |
第十四章 | 大臣(おおおみ)と大連(おおむらじ) |
第十五章 | 「蘇我」の誕生 |
第十六章 | 架空の乱「丁未(ていび)の乱」 |
第十七章 | 神社の性質 |
第十八章 | 中臣(なかとみ)と卜部(うらべ)と忌部(いんべ) |
第十九章 | 伊勢神宮の祭神の真相 |
第二十章 | 神社の系統 |
二十一章 | 蘇我、物部、葛城、和珥(わに)、息長(おきなが) |
二十二章 | 応神(おうじん)朝の真相 |
二十三章 | 國體が記紀を作った意図 |
二十四章 | 海部(かいふ)氏系図の国宝化の真相 |
あとがき |
私も未だ「序」の部分しか読んでいなが、かなりショッキングな事が書かれている。例えば、先日、広島で開催されたG7サミットの真実の目的(と鍋島さんが捉えている事)等々。
「序」の最後に、
『なぜ國體が偽史を作ってまで歴史を進めてきたのかということを多くの人に考えてもらいたい』
『偽史を作っている裏側では、國體の人々はいろいろなことをやってくれていたのだ、ということをまずはこの本を通じて感じてもらえれば幸いです。』
と書かれているが、これが正に落合莞爾先生の「落合流國體ワンワールド史観」と鍋島直亮さんの「鍋島流國體ワンワールド史観」での「國體ワンワールド史観」の捉え方についての大きな格差、立ち位置の違いだろうと思う。
上の目次を見たところで、個人的には、丹波の歴史(第12章)、邪馬台国阿波説(第10章)、海部氏系図の国宝化の真相(第24章)が気になる。
上で書かれている「丹波」とは、現在の丹波地方の事では無く、日本海側(現在の丹後地方)の事であり、33年前のある出来事から私が勝手に自分のご先祖様(血統的な繋がりでは無く魂的な繋がりという意味でのご先祖様)だと思っている丹波川上摩須良王という氏族が拠点としていた場所だからである。
以前、是非、現地に行ってみたいと思って、当時の久美浜町(現:京都府京丹後市の一部)にお願いして久美浜町の資料を送って戴いたことがある。
「阿波」「海部」については、私の両親が徳島県(阿波)の出身であり、母の生誕地が海部郡、父が、当時子供のいなかった実母の妹夫婦(摩須家)の養子になった時の養家が海部郡だったからである。従弟から聞いた話によると、海部郡由岐町(現:美波町)木岐には、「摩須」姓のお墓が沢山あるとの事であり、私は、丹波川上摩須良王の子孫の一部が阿波に入ったのではないかと推測し、「インペリアル・アイズ」に質問を出した事がある。落合先生の回答は「分からない」との事だったが。
数年前に家系図を作った時に、海部郡美波町から戸籍謄本を取り寄せた際に、ご先祖様の中に「海部」姓の名前が幾つか載っていたのも気になる所なのである。