【時事】人類の絶滅に繋がるかも知れない「種子」に関する世界の動き?!

【時事】人類の絶滅に繋がるかも知れない「種子」に関する世界の動き?!
2018年05月19日(土) くもり、時々、晴れ

昨年、モリカケ騒動の陰で、国会にて ひっそりと種子法が廃止された事により、農家が自前で種を育てるのは費用的に難しくなり、日本の殆どの農家は毎年 種子を買わなければならなくなり、その購入先が外資、特に、米国モンサント社(遺伝子組換え作物を世界に販売している)に傾いていくと、実質的な食料自給率の低下、食の安全性への懸念拡大など、日本にとってはドエライ事になると危惧していたのだが、この程、自前で種を育てる道までもが農水省の手により絶たれる方向で動いているらしい。具体的には、農水省の省令により自家採種が禁止され、違反者は10年以下の懲役、1,000万円以下の罰金という罰則も付くらしい。法律ではなく省令なので、国会審議・採決も無しに農水省が勝手に決められると言う事である。
これに関して、以下の2つの記事がシャンティ・フーラの時事ブログで取り上げられていた。これを読むと、モンサントによる遺伝子組み換え食物の生産は、世界(特に欧州)からの大反発により終息の方向との事であり、それに関しては良いニュースだと思ったが、上に書いたとおり、種子の購入先が外資企業に独占されるという点では、日本国の食の安全保障が大きく低下するので、大変な問題である。それから、二番目の記事では、種子という物についての、世界での流れ、日本での問題、何故その様な流れになってしまったのかと言うことについて、非常に分かり易い解説がされているので、勉強になった。この記事を読むと、まあ、我々の世代でどうこうという話では無いにせよ、百年単位、千年単位といった長期レンジの単位では、植物に大きな変化が訪れ、人類の絶滅にまで繋がるのかも知れないという怖い話の様に思えた。まあ、考え過ぎかも知れないが。
日本では野菜の種子等が自家採種できなくなることになりそうです
タネが危ない!わたしたちは「子孫を残せない野菜」を食べている。〜野口のタネ店主 野口勲さん