盆帰省2015


盆帰省2015
2015年8月10日(月)夜~8月18日(火)
更新:2024年4月4日(木)
 
例年どおり、今年も旧盆の帰省をしてきた。
いつもの様に、車を使っての帰省であったが、「夫婦二人」&「車利用」での帰省と言うのは、今回が初めてである。
 
そもそも、帰省先である福岡は私の故郷であり、カミサンと子供達にとっての故郷は沼津/三島であるから、これまでは、私の帰省に家族を同伴していたと言うことである。
しかしながら、子供達も、一人また一人と社会人となって独り立ちし、今年からは3人全員が社会人となったため、各自の仕事もあって、これまでの様に、私の帰省に同伴すると言う訳にも行かなくなってきた。
と言う訳で、今年からは、基本は夫婦二人での帰省となりそうである。
 
夫婦だけなら、交通費の観点では、「車」、「新幹線」、「飛行機」のどれでも余り変わらないので、体力と気を使う「車」ではなく、「新幹線」か「飛行機」でも良かったのだが、今回は帰省の復路で淡路島に寄り道して、1泊してから帰ることにしたので、敢えて車にしたのである。
 
■往路 (8月10日~8月11日)
8月10日(月)の夜9時頃に三島を出発した車は、新東名高速道を使うことにして、長泉沼津ICから高速道に乗る。
 
お土産の静岡名物「うなぎパイ」は、途中の浜松SAで買うものと私は思っていたのだが、新東名を運転中に、「浜名湖SA(注:東名高速道の方のSA)で買う」とカミサンが言うもので、それでは乗る高速道が違ったと言うことで、清水の手前で新東名高速から東名高速への連絡道を通って、東名高速道の方にコース変更した。
 
ところが、浜名湖SAに着いてみると、お目当ての「うなぎパイ」の箱入りが置いておらず、ミニサイズの袋詰めしか売ってなかった。箱入りで売っていたのは、新商品だと思うが、「うなぎパイ(ナッツ入り)」の方だけであった。
「そんな馬鹿な」と思い、店員さんに聞いてみたところ、「製造元である春華堂の方針により、浜名湖SAでは、箱入りうなぎパイ(ナッツ入り)しか置かない」と言うSA側との契約なんだそうである。
結局、悩んだ末に、「見かけ」よりも「味」を優先することにし、袋詰めの、従来のうなぎパイのミニサイズを購入。
やはり、蜂蜜入りの従来のうなぎパイは外せなかった訳である。
ちなみに、SA内にて、我々と同じ様にうなぎパイを探して右往左往している様に見えたご夫婦がいたので、「箱入りを販売していない事情」を教えてあげたところ、やはり、我々と同じ様に「変だなぁ」と思っていたそうである。
浜名湖SAでカミサンと運転を代わり、私は助手席でしばし仮眠。
 
東名阪自動車道土山SA(滋賀県)でカミサンから運転を代わり、
    東名阪自動車道名神高速道→京滋バイパス名神高速道中国自動車道山陽自動車道
と分岐が面倒な関西地区は、私が運転する。
 
山陽自動車道龍野西SA(兵庫県)で夜食を取ったあと、カミサンが小谷SA(広島県)まで運転。
続いて、中国自動車美東(みとう)SA(山口県)まで私が運転し、九州入りはカミサンに任せる。
 
1 山陽自動車道・小谷SA(往路)
 
 
3 中国自動車道・美東SA(往路)。栗だんごと桜餅だんごを食す。
 
 
 
6 いよいよ九州上陸(関門大橋)
 
 
 
 
太宰府IC九州自動車道を下りて、福岡都市高速環状線に入り、野芥出口で高速を下りる。
目指すは、日向(ひなた)の手前にある西日本霊園である。
福岡に着いたら、最初に墓掃除をすると言うのが、最近の盆帰省の恒例になっている。
 
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墓掃除を済ませたあとは、野芥(兄宅)、干隈(姉宅)に寄り、お土産を渡してから茶山の実家へ。
 
■天神での買物 (8月12日)
実家での二日目は、母を連れて、福岡市の中心・天神に出ることにした。
雨が降っていたのと、天神での買物のあとに、福岡市西部にあるショッピングモール・木の葉モールに回る予定であったことから、車を使って移動することにした。
姉が、「一緒に行く」と言うので、干隈を経由して姉を拾ったあと、天神へ。
 
福岡の三越デパートには、以前に一度だけ車で来たことがあったのだが、駐車場の入口が記憶に残っておらず、かなり迷ってしまった。
三越に来たのは、買物もさることながら、実はもう一つ目的があった。昨年夏に覚えた甘味処・「古蓮」宇治氷である。
6月の帰省の際にも来たので、我々夫婦は3度目になるが、姉が、このブログの写真を見て、
  「地元の私達が、まだ行っとらんと言うのは、放っておけん!」
と言っていたらしく、先日も食べに来たそうであるが、「長蛇の列」で断念したとのことであり、今回がリベンジだった訳である。
幸い、この日はすぐに席に着くことが出来た。
 
12 天神三越6階「古蓮」にて
 
13 母と姉
 
14 6月同様、ミニ得御膳を夫婦でシェア
 
15 私は抹茶しぐれ
 
16 女3人はミルク金時。これは別腹と言って全員完食。
 
食事&甘味処のあとは、地下の食品売り場にて、仏様に祀るお菓子と果物を買った結果、「木の葉モールまで行くまでもない」と言うことになり、飯倉のスーパーで買物してから帰宅することにした。
 
■夕食、そして・・・ (8月12日)
この日の夕食は、実家の近くにある寿司割烹「志のぶ」で取った。この店にお邪魔するのは2度目である。
さすが福岡、海の物は、何を食べても新鮮で美味い。
 
17 「志のぶ」にて。お刺身が新鮮で美味い!
 
18 この貝も美味かった。揚巻貝?
 
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帰りのタクシーが到着したところで、実家に帰ろうとしたのだが、アルコールが入って気分が良くなっている私が、急に思い付き、「姉のウチに、不意打ちで押しかけよう」と提案。
自宅とは反対方向の、干隈に向かった。
そして、マンションの下から、姉に「今 志のぶを出るとこやけど、これから、ちょっと寄ってもいいか?」と一応電話して、「OK」を貰ったので、「気が向いたら行く」と伝えて電話を切った。サプライズ狙いである。
1分後にはエントランスで姉を呼び出し、鍵を開けて貰った。サプライズ成功。
 
この日は、義兄が友人と会食とのことで、姉が一人だったが、暫く歓談するうちに義兄が帰って来られたので、再び、お酒を戴くことに。
結構遅くまでお邪魔したが、楽しいひと時であった。
ちょっとアルコールが入ると、すぐに悪戯心が湧いてくるという 本当に私の悪い癖である。61歳にもなって。 m(_ _)m (笑)
 
21 毎年、玄関に出す盆提灯の組立と分解は私の仕事。箱詰めにはコツが必要なため写真に残した。
 
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■母の米寿祝い (8月14日)
8月14日、旧盆の中日。この日は慌ただしかった。
 
●午前中に、娘が新幹線で東京から到着。
 
●続いて、前日に仕事で大阪に来たあと、広島に泊まっていた長男が、彼女(後の妻)を連れて実家に到着。
 長男は、実家に来る前に、福岡でも一仕事済ませて来たらしいが、その間、娘と姪が、彼女の話相手をしていたらしい。
 
●そのうちに、二男が浜松から到着。我が家の家族5人が一堂に会したのは、実に昨年の正月以来、1年8ヶ月振りのことである。しかも、同じ福岡の地で。
 二男が、長男の彼女(後の義姉)と顔を合わせるのも、今回が初めてである。
 
●大勢で、出前のお寿司をつついているうちに、親族が、続々と集まって来た。
 
25 14日の昼食は「志のぶ」からの出前寿司
 
26 続々と集まる親族。今年生まれた母の5人目の曾孫。
 
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●午後3時に、実家の菩提寺である東長寺(博多駅近くにある名刹、真言宗の別格本山)からお坊様が来られ、お経をあげて戴くことになっているためである。
 
●お経のあと、親族は一旦解散。夕方に母の米寿祝いの会場で再び集合する運びとなっている。
 (母には、いつもの親族宴会としか伝えておらず、サプライズの「米寿祝い」である事は伏せてあった)
 なお、米寿祝いの模様は、先日、このブログにアップしたとおりである。
 
●米寿祝いの宴の後は、干隈にあるカラオケ「シダックス」に移動。夜遅くまで、飲めや歌えの楽しいひと時であった。
 
■野球観戦 (8月16日)
旧盆の最後の行事である8月15日の「送り火」を終えた翌日は、野球観戦である。
地下鉄、バスと乗り継いで、夫婦でヤフオクドームへ。
 
この球場を訪れるのは、実に21年振りである。当時は、まだダイエーホークスであった。
と言う事は、ホークス(前身は、旧南海ホークス)が、大阪から福岡の地に移って来てから、既に20数年が経っていると言う事である。
 
21年前に福岡に移転して来た頃のダイエーホークス時代は、福岡の野球ファンは、福岡が発祥の地であるライオンズ(西鉄ライオンズ➪太平洋クラブライオンズ➪クラウンライターライオンズ➪西武ライオンズ)と、大阪から移って来たホークス(南海ホークス➪ダイエーホークス)に二分されていたが、今や、ソフトバンクホークス一色になってしまった様である。
 
ホークスタウンで、昼食代わりのビールのおつまみを調達したあと、ドームへ。
まずは、王貞治ベースボールミュージアムを散策してから、球場内に入った。
座席は、3塁側内野席のグラウンド寄りのエリアである。プレミアムシートと言うらしいが、兄の会社が、年間契約している座席であり、この日は、我々夫婦を招待してくれた。
 
プロ野球と言えば、昔は熱くなって見ていたし、勿論、地元ライオンズ(西鉄⇒太平洋クラブ⇒クラウンライター⇒西武)の大ファンであったのだが、石毛、清原、秋山、工藤と言った面々が活躍していた時代が過ぎ去った頃からか、段々と興味が無くなり、今では、監督の名前も、選手の名前も殆ど全く知らない状態になっている。
 
この日は、特に「ご贔屓のチーム」がある訳では無かったので、どちらを応援するでもなく、純粋に野球のプレーを見ていたのだが、そのうちに、ただ漠然と見ているだけでは気合いが入らず、「詰まらない」という気持ちになり、馬券を買った時の競馬中継と同様、「どちらかを応援しようと決めた方が、熱が入る」と思い直して、昔のよしみで、西武ライオンズの方を応援することにした。
周りが全部ソフトバンクを応援していたので、判官贔屓の気持ちが湧いたのと、ホークスファン一色の中にあって、前列に二人だけライオンズを応援する女性がいたので、加勢したくなったこともある。
ライオンズ応援を決めた時点では、ホークスが2〜3点リードしていたのだが、私が応援し始めるや、あれよあれよと言う間に、ライオンズが逆転。そのまま勝ってしまった。
やっぱり、野球観戦は熱が入らないと駄目ですねぇ(笑)。
 
30 百道(ももち)にあるホテルシーホーク
 
31 福岡ヤフオクドーム球場
 
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34 ホークスタウンで、持ち込むビールのおつまみを調達
 
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43 調達してきたランチ代わりのおつまみ。超高カロリ−。
 
44 7回裏、ホークスラッキーセブンの風船飛ばしを待つ観客。私は7回表のライオンズラッキーセブンに一人で飛ばした。
 
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野球から帰って来たあと、実家で夕食と取り、夜の9時過ぎに実家を出発して、三島への帰途に着いた。
 
ただし、今年は、真っ直ぐ三島に帰るのではなく、淡路島に寄って帰ることにしている。
その話は、また後日、このブログに書くことにする。