経済学者「竹中平蔵」氏についての記事


経済学者「竹中平蔵」氏についての記事
2015年2月1日(日) 快晴
 
今日から2月。真っ青な空、快晴の朝である。
 
朝一のメールを見ていたら、「週刊アサヒ芸能」に掲載された経済アナリスト・三橋貴明さんの記事が紹介されていたので読んで見た。
過去(小泉内閣時代)に竹中平蔵さんが行った、日本経済に多大な影響を与え、今も引きずっている経済指標の変更について端的に説明されているので、興味のある方は、上の下線部分(『三橋貴明さんの記事』)をクリックすれば週刊アサヒ芸能の記事にジャンプするので、読まれるといい。
 
まあ、竹中さんはやってくれたものである。長引くデフレも、消費税増税による経済大失速も、緊縮財政の弊害として近年顕在化しつつある安全保障のレベルダウン(災害面)も、すべてここが出発点なのかナァと素人の私には思えて来る。
 
たかが一経済学者の行為で、日本国の経済がこんなに揺らぐ訳ないだろうと疑いたくなるのだが、しかし、それが現実なのかもしれない。
何しろ、国会議員は、(私と同様に)何も経済のことが分かっていないと言うことが最近、私にも分かって来たし、現在、日本で力を持っている主流派の偉い(とされている)経済学者の先生方までもが、少なくとも現在の日本(および世界)の経済の実情に合っていない学説(新古典派経済学)を信奉し、そのほぼ全員が「消費税8%増税の経済への影響無し」と明言し、見事に予想を外してしまったと言うことも分かった。
 
そして、その現実の失敗結果(数字)を突きつけられてさえ、なお方針転換をしようとしない政府であることも分かった。
いったい何時になったら、日本の経済は正しい方向に軌道修正されるのだろうか。
韓国の二の舞、発展途上国への逆戻りをしなければ良いのだが。
 
唯一、まだ日本国が国際収支上は、世界一の金持ち国というのが救いであるが、東北大震災で原発を止めて以降、火力発電のための原油・液化ガス輸入増で毎年「兆円」単位の国際収支の悪化を続けているので、どんどん日本国の貯金が減っているのも事実である。