囲碁


囲碁
2913年12月10日(火) 雨のち晴れ
更新:2023年12月31日(日)
 
12月も2週目に入り、いよいよ、今年も残り3週間である。
 
毎年12月の後半は、年賀状作り、クリスマス、餅つきと、イベントが続き忙しくなる。
それでも、退職に伴い、年末恒例の会社行事・忘年会が無くなったので、ちょっと余裕ができた。と言うか少し寂しい気もするが。
 
さて、6月末の退職後は、就活に加えて、夏から秋にかけての旅行の写真整理やら、この「ブログ」のメンテやらで、忙しい日々が続いたが、ここに来て、ようやく予定のない時間が増えて来たので、新しいことを、少しずつ始め出した。
 
一つは、先月から始めたそば打ち
これは、そば打ち教室が、4回のうち3回が終了し、自宅でも週に1〜2回打っているので、「手順」は完全に頭に入ったし、「出来映え」の方も、ここ3回は、細打ちののど越しのいい美味い蕎麦が食べられる様になった。
 
もう一つは、会社時代に配布されていた「社内のライフ情報誌」を捨てずに保存しておいたのだが、これを読み始めた。
現役時代は、誌面の写真をパラパラ見る程度であったが、記事を読んでみると、健康について役に立つことが沢山書かれていることが分かった。
 
その中に、「毎日、1万歩を歩けば、1日の必要運動量が確保できて、十分なメタボ対策になる」と書かれてあったので、今週から、毎日1万歩を歩き始めた。
毎朝5時の夫婦でのウォーキングに加えて、1日2回のウォーキングをすることになる。
 
また、「筋トレをして、筋肉が付くことにより、エネルギー消費量も増加する」と言うので、昨夜より、入浴前の筋トレも始めた。
筋トレと言っても、器具を使う大げさなトレーニングじゃなくて、自宅で簡単にできる腹筋20回、背筋30回、スクワット30回である。
10分足らずで終わるので、何とか続けられそうである。
 
そして3番目に始めたのが、囲碁である。
 
囲碁については、「そば打ち」の様に今回初めて手を出したと言うことではなく、しばらく遠ざかっていたのを、また始めたと言うところである。
 
私が囲碁を始めたのは多分、小学生の時である。父に教えて貰ったのが、囲碁の始まりである。
しかしながら、小学生の時には、囲碁のルールは、何度教えて貰っても半分以上理解できず、すぐに遠のいてしまった。
そして、次に再開したのは、大学に入ってから。折りたたみの碁盤と碁石、入門書を買って来て、0から始め直した。
 
大学時代には、クラスに、将棋や囲碁の有段者が沢山いて、休み時間などに、教室で対局が盛んにされていたので、影響されて囲碁を始め直した訳である。
まあ、始め直したと言っても、教室で人の対局を見たり、たまには対局させてもらったりと言う程度で、あとは、NHK教育テレビの囲碁対局を見るか、新聞に載っている棋譜(きふ)を切り抜いて、「碁盤に並べてみる」というくらいのことしかしなかったので、棋力(きりょく)の方は上がる訳がなく、「へぼ将棋」「ざる碁」の域を出ることはなかった。
 
就職すると、職場の昼休みに、囲碁を打っている人がいて、対局を見ているうちに、自分でも対局する様になった。
その時に買ったのが、マグネット式の碁盤と碁石。
これだと、対局の途中で休み時間が終わっても、中断して棚に置いておき、夕方の休み時間に続きを再開することが出来るので、重宝したものである。
 
そしてある日、職場の有段者の先輩から、「碁会所に行こう」と誘われ、仕事が終わったあとに、武蔵小杉(当時の職場の所在地)の碁会所に初めて行った。
この時は、何時ものように顔なじみの人と打つ訳ではなく、初対面の人と打ったので、緊張してビビッたのを良く憶えている。
あの時に、対局が終わってから、相手の人に「棋力は少なくとも3級以上はある」と言われ、以来、ずっと私の棋力は3級で通している。
 
職場が、川崎から沼津に転勤となってからは、会社の囲碁部に入部し、年1回の合宿には参加した。
 
実家に帰省した時には、父と対局する様になったが、その頃には、私が白石を持ち、父の方が4子くらい置いていた(父にハンディを与えていた)様に思う。
父と対局する様になると、父が、本榧(かや)の6寸はあろうかと言う厚い碁盤を購入。
この碁盤は、父の形見として、現在は我が家にある。
 
我が家には、
 (1)結婚後に最初に買った、厚さ3cmの卓上碁盤、
 (2)次に買った、本榧・柾目(まさめ)の3.1寸碁盤、
 (3)そして、形見分けで貰ってきた本榧・木裏(きうら)の6寸碁盤と、
三つの碁盤がある。
 
碁盤は揃っているものの、なかなか使う機会がなく、セカンドライフに入ったら、囲碁を再開しようかと思っていたところである。
 
NHK囲碁対局については、最近は、なかなか見る事は無いのだが、留守録したものをブルーレイディスクに記録してあるので、かなりの対局数が蓄積されている。
 
最近の囲碁対局は、碁会所に通う人もいるのだろうが、インターネットでも(知らない人と)対局ができるので便利である。
一頃は、私もインターネット対局をしていたが、無料サイトが閉鎖されて、日本棋院の有料サイトになってからは、遠のいていた。
そして数日前、久々に、日本棋院のサイト「幽玄の間」を覗いたところ、無料での対局と観戦が出来る様になっていたので、新たに会員登録して、インターネット対局/観戦を再開した。
 
まあ、対局の方は、決心が付くまでは、しばらく手を出さないつもりではいるが。今日も、韓国人と中国人の間で、タイトルの決勝戦が生中継(インターネット中継)されていたので、観戦していた。
結果は、中国人の半目勝ちであった。
インターネットなら、ちょっと暇が出来たら、いつでも高段者同士の対局が観戦出来るので、とても便利である。これからは時々観戦しようと思っている。
 
1 自宅でそば打ち
 
2 我が家の碁盤。左上から卓上碁盤、将棋盤、3.1寸碁盤、右が6寸碁盤(父の形見)
 
【2023/12/31追記】
 
今はもう、自分でを打つ事は全く無くなったが、NHKの囲碁対局は、全局、録画したものを視聴している。(だいたいは、放映の翌日の月曜日)
 
それから、囲碁のタイトル戦については、欠かさず、インターネット公開される対局中継をリアルタイムで視聴するか、翌日に公開される記譜をウォッチしている。
このブログにも、タイトル戦の結果(勝者)を欠かさずアップしている。以下。
 
 囲碁 歴代のタイトル保持者(20xx年xx月xx日現在)
masuraoo.hatenablog.com
 
 
今年も、あと数時間。
来年も良い年であります様に。