桜三月散歩道


桜三月散歩道
2013年3月30日(土) くもり
更新:2023年11月14日(火)
 
3月最後の週末、お花見も多分、今週末が最後と思われる。
 
毎朝、三島駅まで行く途中に、車窓から見える桜があるのだが、今日は、その桜を見ようと思い、6時過ぎに自宅を出て、夫婦で久しぶりにお散歩をした。
外はまだ薄暗かったが、お目当ての三島駅北口の通りの桜を見る頃には明るくなっている筈である。
まだ車の通行量も少ない日大通りを歩き、三島駅を目指す。
 
しばらく歩くと、通りを横切る大場川の袂(たもと)に一本の桜の木が目に入った。
近づいてみると、桜の花ビラはかなり散ってしまった様で、緑の葉が目立ってきていた。
 
1 大場川沿いの桜(日大通り付近)
 
2 花が散って葉が目立ってきている
 
この辺りには、送電線の鉄塔がとびとびに立っているのだが、その1本が、何やらカバーを掛けらた状態になっていた。
もう三島に20年以上住んでいるが、珍しい光景である。
 
3 カバーが掛けられている送電線の鉄塔
 
東レ研修センターの前を過ぎると、正面が三島駅北口であるが、そこに続く道の左側に桜の木が並んでいる。
近づいてみると、こちらの桜も随分と花ビラが散っていた。三島の桜ももう終わりのようである。
 
ちなみに、三島駅北口には、この5年ほどで随分と新しいビルが増えた。
最初に建ったのは、静岡県立の三島長陵高校Z会のビルであるが、その後、JR東海の研修センターホテル東横イン日大国際関係学部と、立て続きに建ったので、久しぶりに三島を訪れる人にとっては、かなり様変わりしたと感じるのではなかろうか。
 
余談であるが、Z会は、私が高校生(福岡在住)の頃は、Z会(増進会)という名前であり、場所は確か「修善寺」だったと記憶しているが、ネットを見ても、「Z会」という名前しか書かれていないので、名前を「Z会」に統一したのかも知れない。
小学校時代の親友が、中学の途中で転校して出身地の大阪に戻ったのだが、文通だけは続いていて、大学受験の時期に、「このZ会の添削をやると、学力が上がるぞ。東大・京大の受験生は皆やっとる。」と教えてくれたので、親に頼んで、Z会の添削を始めたものである。送られて来た添削問題のレベルが高過ぎて、全く歯が立たなかったが(笑)。
幸い、第一志望の地元の国立大学には合格出来たが。
彼も、京都大学に入学し、社会人になってからは、国内の企業に就職したあと、後に退職して米国に渡り、Quallion LLCという会社を起業して成功している。現在は、帰国し、関西で再びCONNEXX SYSTEMSという会社を起業している。
 
4 三島駅北の道路の桜。突き当たりがJR三島駅の北口(新幹線口)。右は東レの工場。
 
 
 
 
 
9 桜吹雪
 
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13 赤とピンクの木蓮
 
14 柿の若葉
 
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駅北口の桜のあとは、もう一つ気になっている桜の通りを目指す。
その場所は、駅から自宅に戻る方向にある。晴れていれば目の前に富士山が聳えているのだが、今日は曇り空なので何も見えない。
 
やがて大場川に架かる青木橋に到着。
ここから右側の一帯は、十数年前までは何も無い荒野であったのだが、今では住宅街に変わっており、大場川沿いに植えられた桜の木が、毎年見事に花を咲かせるのである。
こちらの桜も、ピークを過ぎて散り始めたところであったが、まだまだ十分楽しめる状態であった。
 
17 青木橋付近から伸びる大場川沿いの桜並木
 
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21 晴れていれば見える富士山
 
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23 東邦ベスロン(現:帝人)の煙突
 
24 東伊豆縦貫道の高架下
 
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元々の計画では、来週末に伊豆高原で開催中の「桜まつり」に出掛ける予定であり、伊豆高原にある会社の保養所も予約していたのだが、予想以上に今年の桜が早く咲いたため、結局、保養所はキャンセルし、伊豆高原の桜見物は中止にした。
と言う訳で、今年の桜見物は今日が最後である。・・・と言いつつも、代わりに行く事にした来週末の「蓼科高原バスツアー」に、ちょっとだけ高原の桜を期待していたりする訳である。