徒然なるままに(2013.3.2).。2013.03.02)


徒然なるままに(2013.3.2)
2013年3月2日(土) 晴れ
 
急に暖かくなったかと思ったら、昨日はもの凄い強風。いわゆる、春一番らしい。
そして、今日からまた、冬型の気圧配置に変わって寒くなるそうである。
桜の季節まで、もう1ヶ月となったので、早く暖かくなって欲しいものである。
 
さて、今週末も、特に出掛ける予定がないので、自宅でゆっくりと過ごしている。また、徒然なるままに書き綴ってみようと思う。
 
■木曜休日
今週は、2月の末日(木曜日)に年次休暇を取った。これがなかなか良い。
だいたい毎週感じることなのだが、金曜日と言うものは、来るまでがとても長いのに、月曜日は、アッと言う間に来てしまうのである。
あと2年弱の会社生活の間は、これがずっと続くのだろう。
 
ところが、今週木曜に休暇を取ったところ、新しい発見をした。
つまり、平日が僅か3日で終了し、休日になったのである。待ち遠しかった金曜日が、アッと言う間に来た感じである。
そして1日休んだら、何とまた金曜日。花の金曜日が、たった1日で訪れた訳である。
いやあ、木曜休日は本当に良い。癒される休日であった(笑)。今度から、休養目的の休みを取る時は、木曜日にしようかな。
 
■Windows8
1月に新しいパソコンを購入し、OSをWindows8にしたのだが、これが大失敗であった。
マイクロソフトはとち狂った」としか思えないほど、Windows7までのOSからの機能レベルダウンが甚だしい。
まあ、iPadを中心としたタブレット端末の勢いに、余程「脅威」を感じているのだろうが、タブレットを意識するあまり、Windowsの良さを全部捨てて、タブレットに追随してしまった様である。
 
そもそも、閲覧が中心のタブレットと、入力を前提にした仕事をするためのパソコンとでは、用途が全然違う筈なのに、マイクロソフトは、何を勘違いしたのだろうかと思う。
 
色々あるWindows8の致命傷のうち、一番重大なのは、はやりマルチウィンドウが使えないと言うことだろう。
そもそも、コンピュータの端末の歴史を振り返ってみるに、
(0)始めは文字しか入力出来ないタイプライター端末だったのが、
(1_1)ディスプレイ端末が出現して、画面(フルスクリーン)上でカーソルを移動させて多様な入力が出来る様に進化し、
(1_2)さらに、画面上に複数の窓枠を表示して、それぞれの窓枠内で別々のアプリケーションを起動して、同時に複数のアプリを使える様に進化させたのがマルチウィンドウである。
 
フルスクリーン端末の時代に、市場に並び始めたのがパーソナルコンピュータ(PC、パソコン)であり、
●日本では、NECのPC98がトップシェアだったが、世界では、IBMのPCAT互換のPCが主流となった。
●そのOSがMS-DOSであり、それが進化したマルチウィンドウPCのOSがMS-Windowsである。
 
ああそれなのに、それなのに、名前の由来であるマルチウィンドウを、Windows8は捨ててしまったのである。
 
マルチウィンドウでは、同時に複数のアプリケーションを起動して、各アプリの画面(窓枠)を並べて同時に参照したり、窓枠間での情報(文字や画像など)の受渡し(コピー&ペースト)が出来る。
これはもう、誰でも普通に頻繁に使っている機能である。
例えば、メールで受信した情報を、作成中の文書に引用するために、コピペして文書内に挿入するとか言った操作は普通に行っている。
 
しかしながら、Windows8では、これが出来なくなった訳である。正直言って、Windows8では既存の仕事が出来なくなったと言っても過言ではない。
まず、企業がWindows8を導入するメリットは無いのではないか。
 
マルチウィンドウを捨てた逃げ道として、Windows8には、新しいUI(ユーザインタフェース)であるモダンUI(当初はメトロUIと呼んでいた)のほかに、従来UI(Windows7までと同じマルチウィンドウの画面インタフェース)も残してはいるが、これも制約が多い上に、アプリに依っては途中で勝手にモダンUIに切り替わってしまうしで、正直、使い物にならない。
 
私にとって、次に重大な致命傷だと思っているのは、アドビ社のFlash Playerを利用するアプリが使えなくなったと言うことである。
これは、モダンUI、従来UIのどちらでも使えない。
どういうところに影響が出るかと言うと、写真を扱うアプリが使えなくなると言うことである。
例えば、最近良く使うアプリとしてFacebook(FB)があるが、FBに写真を投稿しようとしても、Windows8の従来UIでは投稿できない。
 
このブログのサイトである「はてな」に写真を登録するのも、実は、Windows8では出来なくなった。
よく、ホームページやFBで映像を再生できる様にしている記事が掲載されているが、Windows8では、クリックしても再生が起動しない。
アドビのFlash Playerは、Windows7までなら、ユーザが、自分のPCにダウンロード&インストールしておけば使える様になっているが、Windowe8では、IEブラウザにFlash Playerが組み込まれてしまっており、かつ、色々な厳しい制約が付いてしまっているため、その制約に引っかかるアプリでは、Flash Playerが動作しないと言うのが原因である。
 
じゃあ、制約を外すためにIEブラウザに組み込まれているFlash Playerをアンインストールして、自分でFlash Playerをダウンロード&インストールをし直せば解決するかと言うと、これが出来ない。
IEブラウザに組み込まれているFlash Playerは、アンインストール出来ない様になっているためである。
つまり、各アプリ側が、Windows8での制約を避けてFlash Playerを使う様にプログラム改造しない限り、Windows8では使えないと言うことである。
ちなみに、FBは、その対応が済んでいるのか、モダンUIでなら、写真の投稿が出来る。従来UIでは、FBでも写真投稿は出来ない。
 
では、私はどうしているかと言うと、何のことはない、昨年まで使っていた古いPCを併用する様にしたのである。写真の投稿や、掲載された映像の再生をする場合は、古いPCを立ち上げて使っている。
そのために、KVMと言う切替器を買い、1組のモニタ、キーボード、マウスで、接続先の二つのPCをKVMのスイッチで切り替えて使っている。
簡単に言うと、1組のモニタ、キーボード、マウスのケーブルをKVM装置に接続し、KVMから二叉に分かれて出ている2組のケーブルを、2台のPCにそれぞれ接続しておけば、スイッチで、どちらの接続を有効にするかを切り替えられる訳である。
 
それでも、このままWindows8を使い続けるのか、Windows7を入れ直すのか、現在考え中である。
私のPCに入っているWindows8のPROと言うグレードには、Windows7に戻すライセンスが付いているらしいので、それを使ってWindows7に設定し直す方法はあるが、今後のWindows7サポートの対象にはなっていないらしいので、何かトラブルが発生しそうで恐いし、さりとて、サポート対象となっている正規のWindows7を買い直すとしたら3万円と高額なので、難しいところである。
取りあえずは、今の切替運用を継続するしかないかなあ。
怒りのあまり、長文になってしまいました。
 
■喋々喃々(ちょうちょうなんなん)
最近、谷中(やなか)が気になっている。
谷中には、過去に4度行ったことがあり、最近では、1月に「谷中七福神巡り」をしたばかりである。
谷中銀座の通りは活気があり、立ち食いしながら歩くと楽しいし、谷中の街には独特の雰囲気がある。
 
谷根千(やねせん)と言う言葉があるのだが、私は、最近までその名前を知らなかった。
最初に聞いた時には、谷根千と言う町名があるのかと思ったのだが、調べてみたら、谷中根津千駄木のエリアのことを谷根千と呼ぶのだそうである。
 
私は、1年半くらい前からFacebook(FB)を始め、今では毎日、街中ではiPhone、会社ではノートPC、自宅ではPCを使ってFBにアクセスしているのだが、FB友達の中に谷根千に愛着を持っている友達がいて、FBの書き込みで谷中の話題が沢山アップされるので、谷中の立ち寄りポイントや、美味しい食事処などの情報が入る様になった。
その中で、先日、「喋々喃々」と言う小説の話が出て来て、谷根千を舞台にした小説だと言う事だったので、早速、買って読んでみた。小川糸さんと言う女性作家の小説である。
読み始めると、ホンワカとした雰囲気に包み込まれる様な気分になる小説であり、谷根千の美味しい食事処の話も随所に出て来るので、本当に行ってみたくなるのである。
 
話は変わるが、今、NHKでやっているドラマで、上戸彩さん主演の「いつか陽のあたる場所で」と言うのが放映中であり、初回から見ているのだが、これも谷中が舞台になっているドラマであり、谷中の色んな場所が出て来る。
 
そんなこんなで、ちょっと今、谷中にハマっている。喋々喃々の中で、谷中霊園の桜がとても綺麗だと言うことが書かれていたので、この春には、カミサンと一緒に是非行こうと思っているところである。
そのことを先日、FBに書いたら、早速、そのFB友達が、散策コースとお薦めの食事処をコメントしてくれた。
桜は見たいし、鴨南蛮せいろは食べたいしで、桜の開花が、今から待ち遠しい今日この頃である。
 
1 根津神社
 
2 谷中霊園の並木道
 
3 夕焼けだんだん(階段)から見える谷中銀座の入口
 
4 谷中せんべい
 
5 谷中銀座でコロッケを食べ歩き
 
6 根津のたいやき
 
7 湯島天神の梅
 
8 旧岩崎邸
 
9 不忍池(しのばずのいけ)
 
10 言問(こととい)通りの旧吉田屋酒店
 
11 言問通りのカバヤ珈琲