iMAC奮闘記(1)

iMAC奮闘記(1)
2015年11月07日(土) くもり
 最近は、ネット内に流れる記事を読むのに忙しく、自分のブログ記事を投稿する周期が長くなりつつあるが、久しぶりに近況を書き綴ってみる。本日のお題は「iMAC奮闘記」である。
 コトのきっかけは、やはりネットのとある記事だった。それは世の中の大多数を占めるパソコンのOSであるWindowsのお話である。私が初めてパソコンを買った時のOSはWindows3.1であった。もう22年前の話である。
 パソコンと言えば1980年代に世の中に普及し始めたと思うが、草創期はコンピュータメーカー各社がハード、OS共に各社独自仕様のパソコンを製造販売していた。世界的には、やはりIBMのパソコン、それと確かAPPLEのパソコンであった。APPLEのパソコンはその頃からマッキントッシュMacintoshと言う名前だったかもしれない。国内では日本電気NEC)のパソコンであるPC98シリーズがトップシェアであったが、私の勤め先である富士通FMRシリーズを出荷していたし、マルチメディアパソコンとして世界に先駆けて発売したFM-TOWNS一世風靡した。そのうちにパソコンの仕様が世界で業界標準化され始め、ハードはIBM社パソコンの仕様(PC-ATと呼ばれていたと思う)、OSはMicrosoft社のMS-DOSと言うのが業界標準になって来た。APPLE社だけは自社仕様を堅持、今に至っている。1990年代の始めだったと思うが、富士通は開発方針の大転換を決意し、自社独自仕様のハード、OSを捨て、PC-AT互換機+MS-DOS路線に乗り換えることにした。それがFMVシリーズである。この頃はまだパソコンのモニタはラインモード(タイプライターと同じく文字だけ)であったが、そのうちに現在のフルスクリーンモニタが出現し、OSもMS-DOSからMS-WINDOWSに変わった。そんな中、私が初めて買ったパソコンは富士通のFMVシリーズ、OSはWindows3.1である。その後、Micorsoft社はWindowsを以下のとおりアップグレードしていった(私の記憶が正しければ)。
  Windows95Windows98WindowsMillenniumWindowsXPWindowsVISTAWindows7Windows8Windows10
 前置きはこれくらいにして、いよいよ本題に入るが、先日ネットの記事の中で、Microsoft社がWindows10スパイウェアという機能を仕込んで、ユーザのパソコンの操作(入力、出力)やアクセスしたインターネットのサイト、投稿した記事内容、収集したデータ等を監視する、場合によってはユーザのディスク内容をコピーすると言うことをWindows10の契約書上に明記(公言)しているので注意せよ、Windows10へのアップグレードは危険と言う忠告をしているのを見つけてしまった。以下の記事である。
  http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3768.html
 さすがにこれを知ってしまった以上、Windows10を使い続ける訳にはいかない。パスワードその他、大事な個人データを盗み見られたら堪ったものではない。そこで、色々とネットで方法を調べてアップグレード前のWindows8に戻すことにした。警告文にはWindows8にもスパイウェアは仕込まれていると書かれていたが、少なくとも契約書で監視すると明記(公言)している訳ではないから少しはマシだろうと思った訳である。ところが簡単にWindows8に戻すことができるのは、Windows10にアップグレードしてから1ヶ月以内までという期限付きであることが分かった。有効期限を付けて過ぎたら元に戻せなくするとは、益々怪しい。結局いろいろと悩んだ末、こんな事を平気でするMicrosoftはもう信用出来ないと思い、20年以上付き合ったMicrosoftとは決別する決心をした。そうなると、残る選択肢はApple社のマッキントッシュ(通称MACだけである。勿論、Micorsoftと決別すると言っても大量の保有データがあるので、取り敢えずWindowsパソコンは残すがLANは接続せず、即ち自宅から外の世界に出て行く通信線は遮断して自宅内だけで使うことにした。これなら外部からパソコンに侵入されることは無いので安心であり、泥棒にパソコンを盗まれない限りは大丈夫である。万一盗まれても大事なデータは暗号化しておくので読み出しは出来ない。  と言うわけで、外の世界(インターネット)と繋ぐパソコンはMACパソコン(iMACに切り替えることにした。予定外の出費であるが、我が家はパソコンなしでは生活出来ないくらいパソコン利用を前提とした生活になっているので、背に腹は代えられない。
〜〜〜第一部はここまで〜〜〜