PC入替奮闘記 (2)


PC入替奮闘記 (2)
2013年1月18日(金) 晴れ
更新:2023年11月3日(金)
 
昨夜のお話の続きである。
 
先週の三連休を利用して、新しく買ったPCのセットアップと、古いPCからのデータ移行を計画していたのだが、正直言って、3日もあれば楽勝だと思っていた。
 
まずは、新しいPCの電源を入れて、新OS・Windows8を起動してみた。これは難なく立ち上がった。
Windows8の新しいユーザインタフェースは、まさに、iPADGalaxsyの様な、タブレット端末を意識したユーザインタフェースであり、閲覧を中心に考えられたユーザインタフェースであった。
 
逆に言うと、「データの入力」や「アプリのインストール/セットアップ」と言う点では、何をどうすれば良いのか、直感的にはサッパリ分からない
 
幸い、Windows8では、「新しいユーザインタフェース」と「従来インタフェース(Windows7以前の画面・操作と殆ど同じインタフェース)」の両方を兼ね備えており、ワンタッチの操作で、両方のインタフェースを切り替えることが出来る様になっている。
それなら大丈夫と思い、従来インタフェースの方で、セットアップ作業を進めることにした。
 
ところが、セットアップ作業を進めて行くうちに、重大な問題に直面した。
 
アプリ側のセットアップの説明で、スタートボタンから処理を続ける説明があるのだが、何と、Windows8の従来インタフェースには、このスタートアップボタンが無いことに気付いた。
 
一見、従来のWindows7WindowsXPと同じ画面の様に見えていたが、肝心のスタートアップボタンがあった画面左下の箇所には従来インタフェースと新しいユーザインタフェースを切り替えるボタンが現れる様になっており、スタートボタンが無いのである。
 
困った。そこで、インターネットで色々と調べたところ、Windows8で、従来のスタートボタンを出すフリーソフトがあることが分かった。
早速、そのソフトをインターネットから探してインストール。これで、昔のインタフェースで、かつ、各種のアプリをインストールすることが出来る様になった。
 
まずは、一番手の掛かりそうなメールの移行を始めた。
私が使っているメールソフトは、JUSTSYSTEMのShuriken(手裏剣)と言うソフトなのだが、単純に、新しいPCにShurikenをインストールすれば、当然、簡単にメール移行が出来る筈だと信じて疑わなかった。
 
ところが、インストールは簡単に出来たものの、過去のメールデータが引き継げない
新しいPCのメールフォルダにメールデータをコピーすれば良いだけだと思っていたのだが、単純にコピーしても、Shurikenアプリ側が、コピーしたメールデータを全く認識してくれない。
困った。
 
悩んだ末に、古いPCの方を起動して、古いPC側のShurikenで「エクスポート」と言う機能を使って、メールデータを他のメールソフトに引き渡すためのデータ作成を行った。
これが結構面倒だったが、時間を掛けて、何とかエクスポートデータが出来上がり、これを、新しいPC側のShurikenで「インポート」と言う機能で取り込むことにより、メールデータ移行が完了した。
一段落である。
 
ところが、翌日(連休の2日目)、新しいPCでShurikenアプリを起動したところ、移行した筈のメールデータが、前夜はちゃんと読めたのに読めない
色々と調べて行くうちに、何と、メールデータを保存していたハードディスクがエラー発生で読めなくなってしまったことが分かった。
このハードディスクは、二重化と言って、自動的にコピーを別ハードディスクにも取っておく仕組みを持たせていたのだが、その機能が働かず、データが読めない。
このハードディスクには、一番大事なデータを保存する様にしていたので、さらに、バックアップ(コピー)を別のハードディスクにも時々取る様にしていたのだが、昨夜は移行後のバックアップを取っていなかったので、バックアップデータから復元する事も出来ない。
 
何故、バックアップを取っておかなかったのだろうと悔やんでも、後の祭りである。
この一番大事な時に、一番大事なデータを保存していたハードディスクが読めなくなるとは、飛んだ災難である。
 
色々とトライしてみたが、結局駄目で、諦めるしか無かった。
この大事なデータのバックアップを最後に取ったのは、昨年の12月26日。その時点のデータに戻すことは出来るのだが、12月26日以降に更新したり、新しく作成したファイルはオジャンである。
受信したメールデータも同じである。
 
諦めるしかない。結局、12月26日時点のデータ状態まで戻すことで妥協し、セットアップ作業は、ひとまず完了。
 
何とか新しいPCを使い始めることになたので、古いPC側は、一旦、すべてのアプリをアンインストールし、データを消去し、PCを買った時の状態に戻した。
これで、中古PCとして売却する準備が出来た。
 
早速、中古PC買い取り業者であるソフマップにて、買い取り料金の査定を行ったところ、査定結果は何と、買い取り料金3,000円と言う結果が出た。
いくら何でも、3,000円では、アホらしくて売る気にはなれない。
と言う事で、私の部屋には、古いPCが今でも置いてある。
まあ、子供の誰かが「欲しい」と言えば与えても良いし、リサイクル料金を購入時に支払済なので、リサイクル業者に引き取って貰っても良いので、当面は置いておくつもりである。
 
話は変わるが、古いスマホのARROWS F-10Dが売れた。買い取り料金は、12,000円である。
本日、現金書留で買い取り料金が届き、無事売却完了である。