正月帰省2013(1)


正月帰省2013(1)
2012年12月28日(金)~2013年1月4日(金)
更新:2023年11月2日(木)
 
12月28日(金)
 
本日は仕事納め。この日の勤務時間は14:40までであり、早速、川崎にある職場を出て帰途に着く。
夕方の5時前には三島の自宅に戻ったが、福岡への出発は長男が戻って来てからなので、夕食を取り入浴を済ませたあと、長男からの連絡を待つ。
 
長男は社会人2年目の営業マンであり、この日は、お客様への挨拶回りなどがあって、三島の実家に着くのは、早くても夜の8時以降になると連絡を受けている。
その息子から到着時刻の連絡があり、20時半に車で自宅を出発し三島駅へ。
 
新幹線から降りて来た背広姿の長男を、三島駅でそのまま車に乗せ、沼津ICから東名高速道に乗って福岡を目指す。
今年の正月は、二男が、大学の卒業研究の最後の追い込みで帰省できないため、帰るのは夫婦と長女、長男の4人。
夏帰省での大渋滞を経験しているので、今回は、新東名高速道は使わず旧東名高速道を走る。
 
12月29日(土)
 
高速道路では、若干の渋滞が数カ所で発生したものの、比較的スムーズに流れ、深夜の0時前には、私の運転で美合PA(愛知県)に到着。
そこでカミサンに運転を代わったあと、早朝の3時頃には、三木SA(兵庫県)に着いた。
給油した後、今度は長男の運転。ここで夫婦は、後部座席に移り仮眠を取る。
 
しばらく経って目が覚めたら、車は広島県に入っていたので、宮島SAで運転交替することにし、再びウツラウツラと眠りに入る。
気が付いたら、既に山口県に入っていたので、下松SAで休憩することにした。
 
下松SAに到着したのは7時頃だったので、ここで朝食を取る。
福岡までは200kmを切っているので、渋滞がなければ、2時間くらいで着きそうである。最後の運転は再び私である。
 
福岡ICで九州自動車道を降り、福岡都市高速で西公園ICまで進んで、一般道に下りる。
福岡の実家に着いたのは、午前9時半であった。
夏帰省の時に25時間掛かったのに比べると、ちょうど半分の12時間半。まずまずのペースであった。
 
1 山陽自動車道・下松SA
 
 
 
 
 
 
7 関門大橋
 
8 関門橋からの眺望(大分側)
 
9 手前の小島・鵜来島(うぐしま)と、その右奥の玄海島(福岡都市高速道より)
 
母は、昼食を、実家の近くにあるインドカレーの店で取れば良いと考えていた様だが、私は、この日の夕食を別の店で食べたいと考えていたので、外食は夕方に回して、お昼は実家で取る事にした。
 
夕食の店として私が考えていたのは、フレンチの店である。
その店は、実は、福岡在住の私のFaceBook友達が、良く写真を載せている店であり、福岡に帰省した際には、一度は行ってみたいと思っていた店なのである。
 
夕方の6時に店の予約を取り、昼食の方は実家で食べたのだが、昼食時にワインを2本ほど空けたのと、前夜の運転で睡眠不足だったのが相まって睡魔に勝てず、不覚にも、うたた寝をしてしまったのである。
暗い部屋で眠っているところに娘が起こしに来て、「もう5時半だよ」と言う。
爆睡していた私は、てっきり朝の5時半だと思ったのだが、はて、早起きする様な予定があっただろうかと頭をひねるが、思い出せない。
そのうちに、「6時に予約してるでしょ」と言う娘の言葉を聞いて、ようやく朝だと勘違いしていた事に気づく。
 
急いで身支度をして、実家を出発し、地下鉄で2駅先の別府(べふ)に向かう。予約時間の6時を数分回った程度で店に到着。
その店の名は「ポールベール」。若いシェフと、女性1名の二人で切り盛りしているお店であるが、美味しい料理とワインを出すので、常連客が多いことを、FaceBookで見ているので知っている。
 
そのお店の女性と言うのが、実は私のFB友達なのである。元々は、彼女も、このお店のお客さんの一人だったのだが、縁があってか、数ヶ月前から店で働く様になったらしい。
FB友達とは言っても、実は、お会いするのは、この日が初めてであった。
彼女とFB友達になったキッカケであるが、この店の近くに住んでいる私の中学、高校時代の同級生が、やはりこの店の常連であり、彼と私がFB友達になったあと、友達の友達として、私のニュースフィードに表示される「彼女の美味しそうな料理の写真」を沢山見ていて、もっと写真を見たいと思って、私から「友達承認の依頼」を彼女に送った訳である。
以来、色々とFB上では会話させて戴いていたのだが、本日、ご対面となった訳である。
 
この店のディナーは、前菜とメインデュッシュをそれぞれ1種類ずつ選べる様になっており、最後の締めに、小さな器のカレーが出てくる。
我が家の家族+母の5人で行ったので、それぞれが異なる料理を選んで、皆で少しずつ戴くことにしたのだが、どの料理も美味しくて、大満足であった。
 
ワインの方は、私の好きな品種ピノ・ノワールを注文。本日3本目のワインである。(^^;) 
ちょうど食事をしている時に、店のドアが開き、「あら○○さん」と言う彼女の声につられて振り返ると、上に書いた中学、高校の同級生の姿があった。
高校卒業以来なので、実に40年振りの再会である。
前日に、ご夫婦で来店されていたと先程聞いていたのだが、どうやら、その時に帽子を忘れて帰ったらしく、本日取りに寄った様なのである。
彼が、もしも帽子を忘れなければ、40年振りの再会は無かった訳であり、縁とは不思議なものである。
 
帰りは、バスで帰ることにしたのだが、私と息子は、運動不足解消のために実家まで歩いて帰ることにした。まあ、2km弱の距離ではあるが。
 
10 ピノ・ノワール(ポールベールにて)
 
11 牡蠣の料理
 
12 ニョッキ
 
13 牛肉の料理
 
14 メロンとアボガドのサラダ
 
15 豚肉と きのこの料理
 
16 鶏肉と牛蒡の料理
 
17 自家製パン
 
18 銀鮭の料理
 
19 牛テールのパスタ
 
20 締めに出てくるカレー
 
12月30日(日)
 
この日は、天神(福岡市の繁華街)に出て、お土産の買い物である。
「ふくや」で辛子めんたいを注文したあとは、岩田屋(デパート)に行って、子供達の誕生日プレゼントに服を買い求める。
我が家の子供達は、12月、1月、2月生まれであり、干支が、辰(1月)・巳(2月)・午(12月)の3年連続の年子である。従って、誕生日のプレゼントは、いつも福岡に帰省した時に、まとめて買うことにしている。
買い物のあと、ランチを食べてから実家に戻る予定であったが、昨夜のご馳走がまだ残っているのか、全然お腹が空かないため、そのまま帰ることにした。
夜は、久しぶりの「すき焼き」なので、ちょっとお腹を空かせておきたかったと言う思いもあった訳である。
 
これで、帰省の最初の2日間は、あっと言う間に経過。
年末年始は温泉地で迎えると言うのが、ここ数年の習慣であり、今回も正月は佐賀県の嬉野(うれしの)温泉で迎えるため、明日から3日間は嬉野である。
 
嬉野から戻った1月2日の夜は、親族が集まって宴を催すのが、これまた習慣になっており、その翌日の1月3日の夜には、三島に向けて福岡を出発するので、毎年、本当に慌ただしい帰省になるのである。
正月は、雨か雪の予報が出ているが、何とか、高速道路が通行止めにならないことを祈るばかりである。
 
下の2枚のポスターは、天神(福岡)の地下鉄エスカレータ前に貼られているポスターである。
さすが福岡の人は見識が高い
エスカレーターについて、東京では、左側が立つ人、右側が歩く人みたいになってしまっていて、右(歩く人用)はスカスカなのに、左(立つ人用)に長蛇の列が出来てしまって、本当に馬鹿げている。
おまけに、デパートのエスカレータまでもが同じ有様なのだから、どうしようもない。デパートで急いで乗降する人がいる訳もなかろうに。
福岡の様に、「危ないから。エスカレータでは歩かない様に」と指導をする良識のある鉄道会社が、東京には、どうして1社も無いんでしょうね。全く嘆かわしい。
 
21 天神の地下鉄エスカレータ前に貼られているポスター
 
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