緑化フェア東京


緑化フェア東京
2012年10月20日(土) 晴れ
更新:2023年10月24日(火)
 
台風21号の影響も殆どなく、本日は行楽日和。久しぶりに夫婦で東京に出た。
目的は、今年、東京で開催されている緑化フェアを見に行くためである。園芸好きのカミサンにとっては、又とないイベントである。
 
会場は、昭和記念公園井の頭公園上野公園日比谷公園浜離宮海の森の6カ所であるが、一日で全部回るのは無理なので、今回は、都心に近い日比谷公園浜離宮上野公園の3カ所に絞ることにした。
 
8:49三島始発の「こだま」で東京駅まで出て、山手線に乗り換えて有楽町へ。
改札を抜けたところ、目の前にプチ鯛焼きの店が目に入り、思わず夫婦ともに立ち止まる。
8種類のプチ鯛焼きを2個ずつGETして、日比谷公園へ。「緑化フェア」と言う催しに、それほど人出があるとは予想もしていなかったのだが、有楽町駅から日比谷公園に向かう道は、歩道が埋まるほどの人出であった。
 
1 JR有楽町駅の改札前にあるプチ鯛焼きの店
 
日比谷公園内には、色とりどりの花々が咲き誇り、第一花壇では、「ハンギングバスケット」と言う、額の様に吊したプチガーデンのコンテスト作品と、「コンテナガーデン」のコンテスト作品が展示されていて、見応えがあった。
作品に使われている植物として、我が家にも咲いているコリウス紫式部が数多くの作品で使われており、ちょっと嬉しくなった。
 
2 日比谷公園緑化フェア入口
 
3 ハンギングバスケット作品
 
4 色とりどりのコリウス
 
5 紫式部
 
 
7 コンテナガーデン作品
 
8 プチ林檎
 
 
10 金賞
 
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15 ガーデン作品
 
16 みどりの日時計
 
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18 1万人のメッセージガーデン
 
公園内のレストラン「松本楼」では、ちょうど結婚式が執り行われていたのだが、すぐ傍の大噴水前では、女川(おながわ)から届けられた秋刀魚(さんま)の野焼きが行われていて、煙と焼き魚の匂いが立ち込めていたので、新郎新婦には、ちょっと気の毒だったかもしれない。
この秋刀魚は、東北大震災で発生した瓦礫の処理を、東京都が引き受けてくれたお礼として、女川港に水揚げされた秋刀魚が届けられて、無料で振る舞われたものである。
焼きたての秋刀魚5,000匹と、10匹パック3,000箱が、先着で無料サービスされるとあって、園内には、引換券を持った人の長蛇の列が出来ていた。
 
19 秋刀魚の野焼き
 
20 花の泉
 
21 噴水ステージでのヴァイオリン演奏
 
22 焼き鳥とビールで一服
 
23 獅子舞
 
24 ミニガーデン作品
 
日比谷公園の花々を堪能したあとは、次の緑化フェア開催地・浜離宮へ。日比谷公園から、汐留を経由して徒歩で向かう。
 
浜離宮に入ると、正面で、緑化フェアの地図が掲載されたスタンプラリーの用紙が配られており、早速、最初のスタンプポイントに向かう。
1番目のポイントは、徳川吉宗ゆかりの「象」。昔、ここ浜離宮で象が飼われていたらしく、植物で象をかたどったオブジェが置かれていた。
しかしながら、緑化フェアに関する展示物は、ここと、もう一カ所のみであり、期待外れでちょっと拍子抜けしてしまった。
 
25 浜離宮・吉宗ゆかりの象
 
26 中島の御茶屋
 
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時刻は13時半を回り、お腹が空いて来たので、カレッタ汐留の上層階にあるレストランで、ランチを取ることにした。
46階にある店「北海道」に入ると、正面に東京スカイツリーが聳えており、抜群の眺望であった。
海鮮丼と北海道名物ざんぎ(鶏の唐揚げ)を注文し、ビールで乾杯。
 
29 東京スカイツリー
 
30 皇居
 
31 カレッタ汐留46階の店「北海道」・海鮮丼
 
32 北海道名物「ザンギ」
 
33 築地市場
 
34 浜離宮
 
35 勝鬨橋(かちどきばし)
 
36 お台場フジテレビ
 
37 レインボーブリッジ
 
38 汐留シティーセンタービル(富士通本社が入居)
  
最後は、上野公園に行く予定であったが、食事を終えるのが3時になってしまい、上野まで移動して緑化フェアを楽しむ時間は、とても取れそうにないため、上野公園は断念。
代わりに、この辺りを散策してから、三島に帰ることにした。
 
食事をしている時に、カミサンが、「ちょっと行きたい所がある」と言い出した。
何でも、数日前のテレビ番組「ヒルナンデス」の中で、栗のスイーツを紹介していたそうであり、それが美味しそうだったので、時間があるなら、そこに寄りたいと言う事らしい。
店の名前も、商品名も憶えていないと言うので、スマホで、「ヒルナンデス」と言うキーワードをもとに検索した結果、お堀端にある東京會舘の中で販売されている「マロンシャンテリー」というスイーツであることが分かった。
 
食後、さっそく東京會舘に向かう。歩き疲れていたので、1駅だったが、JRを利用して新橋駅から有楽町駅へ。
東京會舘に着くと、1階の店に、お目当てのマロンシャンテリーが置いてあった。
大きさは、普通のモンブラン(ケーキ)くらいであるが、お値段は、何と945円。食事をしたばかりだったので、持ち帰って自宅で食すことにした。
 
39 東京會舘の「マロンシャンテリー」
 
東京駅の丸ノ内口に来て見ると、10月1日にリニューアルオープンしたばかりの駅舎の前に沢山の人が集まっており、カメラを駅舎に向けて撮影していた。
しばらくは、名所の一つになりそうである。
 
40 10月1日にリニューアルオープンしたJR東京駅
 
41 東京駅内側
 
42 JR東京駅を撮影する人々
 
43 大丸デパ地下
 
15:56発の「こだま」で三島に帰還。
自宅にて、ワインでお疲れさんのカンパイをしたあと、食後に、東京會舘で買って来たマロンシャンテリーを戴く。
確かに美味しいし、栗を何度も漉(こ)して手間を掛けてはいるらしいのだが、正直、この程度の味なら、市場には幾らでもあり、945円とは、ちょっと高過ぎである。
まあ、老舗(しにせ)の東京會舘と言う事で、設定価格の半分は「のれん代」と言うところか。
それから、生クリームは、実に美味かった。栗が、完全に生ムリームに負けてましたね。
 
44 マロンシャンテリー