東京お花見バスツアー


東京お花見バスツアー
2012年4月7日(土) 晴れ
更新:2023年10月6日(金)
 
東京の桜名所を訪ねてお花見をする様になって、今年で3年目。今年は、読売旅行の「お花見バスツアー」を利用することにした。
料金は安いし、バスに乗っているだけで桜の名所に連れて行ってくれるし、何と言っても、バスの中で酒が飲めると言うのが一番のメリットである。
 
7:50、三島駅前を出発したバスは、途中、JR御殿場線のなめり駅で残りの参加者を拾ったあと、沼津ICから東名高速道に乗る。
今日は、快晴のお天気であり、白雪の富士山がクッキリと見える。
 
海老名SAでトイレ休憩したあと、バスは先へと進み、東名高速・東京ICから首都高速3号線へと入って、渋谷で首都高を降りる。
 
1 東名高速道・海老名SA
 
最初の訪問地は、明治神宮である。明治神宮には何度も行っているが、私の記憶では、桜が沢山咲いていたと言う記憶はない。
神宮内の参道から本殿へと歩いたが、やはり桜を見ることは出来なかった。どうやら、あまり東京に出ないかもしれないツアー客に配慮して、明治神宮をコースに入れたものと思われる。
 
2 明治神宮参道(標準レンズでの撮影)
 
3 明治神宮参道(望遠レンズでの撮影)
 
桜はさておき、明治神宮を訪れると、必ずと言って良いほど見かけるのが、結婚式を挙げるカップルである。この日は、5組のカップルに遭遇した。
 
4 明治神宮で結婚式を挙げるカップル
 
5 明治神宮参道(望遠レンズによる圧縮効果で、遠くの人も大きく写っている)
 
6 明治神宮本殿
 
1時間の散策のあと、バスは明治神宮を出発。バスの中では、お昼のお弁当が配られていたので、弁当をつつきながら神宮外苑の桜、国会議事堂近辺の桜を車窓から楽しむ。
 
次の訪問地は、靖国神社千鳥ヶ淵である。
予定では、千鳥ヶ淵の靖国神社寄りにバスを横付けして、客を降ろすことにしていたらしいのだが、桜まつりの期間と言う事で、一般客の車が駐車しているためにバスが駐められないらしく、急遽、日本武道館の駐車場にバスを駐めることになり、ここから歩いて田安門を抜け、靖国神社に行くことになった。
 
靖国神社は、もの凄い人出であり、歩道橋の上も満杯の人、参道に入っても沢山の人と言う事で、前になかなか進めない。
 
7 田安門から見える桜
 
8 靖国神社に向かう人々
 
9 田安門を出たお濠端の桜
 
10 桜
 
11 靖国通りの桜
 
12 歩道橋の人・人・人
 
靖国神社に入り、本殿の前の最後の鳥居を潜るところまでは行ったものの、本殿前はもの凄い人であり、本殿に近寄ることが出来ない。
このエリアを観光する割当時間が、僅か1時間だそうであり、のんびりと順番を待つ訳にも行かないので、やむなく引き返す。それでも、中の桜は見事であり、十分に堪能することが出来た。
 
13 靖国神社参道風景
 
14 靖国神社の桜
 
15 靖国神社本殿
 
16 本殿にはとても近づけそうにないので、ここで記念撮影して戻る
 
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19 枝垂れ桜
 
次の訪問地は千鳥ヶ淵と思っていたのだが、何と、この1時間で、靖国神社と千鳥ヶ淵の両方を回る行程だったらしい。
元々の予定の通りであれば、千鳥ヶ淵にバスを止めることになっていたので、両方を回ることも出来たのかも知れないが、日本武道館から歩いて、しかも1時間と言う短い時間で両方を回ることなど不可能である。
今回のツアーでは最高の桜の名所だと思われる千鳥ヶ淵をスキップするなど論外であり、添乗員の判断には全く不満であった。
 
次の訪問地は、皇居東御苑
北の丸公園出口の辺りでバスを止めて、北桔橋門(きたはねばしもん)から東御苑に入る様だったが、東御苑の桜は、2年前に訪れており、それほど本数が多くないことを知っていたので、そんな所に行くくらいなら、千鳥ヶ淵に行った方が良いと思い、我々夫婦は、ツアーの行列から抜け出し、千鳥ヶ淵の桜を見に行くことにした。
予想どおり、千鳥ヶ淵の桜は見事であり、半蔵濠の方の桜と菜の花のコントラストも見事であった。
 
20 千鳥ヶ淵の桜
 
21 千鳥ヶ淵公園の桜
 
22 半蔵濠
 
23 桜と菜の花
 
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25 国会議事堂
 
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28 桜ソフトクリームが美味しかった
 
最後の訪問地は、浅草・隅田公園である。
ここでの割当時間は2時間半。桜見物と買い物の時間を考えての時間配分と言うことだろう。
 
バスを降りたあと、みんなは浅草寺に先に行く様だったが、我々夫婦は、先に隅田川沿いにある隅田公園に行くことにした。
 
隅田公園の桜は見事であり、また、正面には東京スカイツリーが聳えているので、川沿いの手すりは、割り込む隙間もないほどギッシリと観光客がスペースを占有した状態であった。
また、あちこちで宴が開かれており、まさに宴たけなわと言ったところであった。
 
29 隅田公園の桜
 
30 東京スカイツリー
 
31 隅田川の桜と東京スカイツリー
 
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桜も、三箇所目ともなると、さすがに感動もトーンダウンするし、風も出て来て寒くなってきたので、隅田公園の散策は、そこそこで切り上げることにした。
 
さりとて、浅草寺仲見世の人混みを歩くのも乗り気がしないので、喫茶店にでも入って時間をつぶすことにし、商店街の中にあった「舟和」に入る。
舟和と言えば、「芋ようかん」や 「あんこ玉」で有名な店であるが、店の2階には甘味処もあったので、そこに入ることにしたのである。
 
15分ほど行列に並んだあと。店内に入り、カミサンは白玉クリームあんみつ、私は抹茶あんみつを頼む。
日本茶は、200円で4種類の茶葉(ほうじ茶、玄米茶、煎茶、番茶)から選べるので、カミサンは玄米茶、私はほうじ茶を選んだ。
抹茶あんみつは、なかなか美味しかったが、アイスクリームだと思っていた真ん中の緑の固まりが、食べてみると抹茶こしあんであり、これまた美味しかった。さすが「あんこ玉」の舟和である。
 
33 いつも行列ができる天丼の店「大黒屋」。ごま油の天丼が実に美味い。
 
34 舟和の白玉クリームあんみつ
 
35 抹茶あんみつ。真ん中にあるのはアイスクリームと思ったら抹茶あんだった。
 
17:00の集合の前に、帰りのバスの中で飲むアルコールとおつまみを調達することにし、甘い物のあとは「塩気のある焼き鳥が食べたい」とカミサンが言うので、近くの焼き鳥屋に入る。
ところが、残念ながら「テイクアウトは出来ない」と言われ、やむなく、浅草寺の前に出ていた露店のフランクフルト焼き鶏唐揚げで我慢。これがなかなか美味かった。
 
36 浅草寺
 
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38 アルコールにフランクフルトと唐揚げを調達して迎えのバスを待つ
 
車内でアルコールを楽しむうちに、バスは、沼津ICを経て三島駅前に到着。
 
まあ、不満はあったものの、楽しいお花見旅行であった。